2017年に注目を集めたICO BANKERA(バンクエラ)
日本国内でもプレセールへの参加者は多いのではないでしょうか。
当時、BANKERAの魅力の一つは、毎週支払われるETHによる配当だったのですが、現時点における配当率はいくらなのか?
今ブームの取引所トークンの配当率と比較してみます。
目次
現在、BNKの価格は公募割れ水準
総発行枚数250億枚。1.2億ユーロ以上を集める大型のICOセールを展開しました。
プレセール時から今現在に至るまで、SNSを通じて、開発報告や毎週の配当報告など、丁寧な対応姿勢は変わりなく、安心してお付き合いのできるプロジェクトです。
これまで実施されてきた配当回数は45回。このまま持っていても安心して配当してくれるだろうとの安心感があります。
しかし、残念なのがBNKの現在値。私は、プレセールス開始早々に2ETH分を購入しましたが、完全なるマイナスです。
BANKERAが人気ICOとなった理由の一つは「毎週のETH配当」
上述の通り、BANKERAがプレセールを成功裏に収めた理由の一つは、毎週レベニューシェア(利益分配)がもらえることにありました。
特に、プレセールス期間中、つまり上場すらしていないのに、投資後、1週間内には第一回目の配当がETHで支払われることは、当時、配当型トークンが少ない中で非常に魅力に映りました。
では、現在のBANKERAの配当はいくらなのでしょうか?魅力のある水準なのでしょうか?
ここで現状の配当率を計算してみます。
ICO直後にプレセール購入で配当率は年利2%、直近は0.54%
まず、本配当の原資は、BANKERAの事業収益の20%。
2ETHを原資にプレミア付きでBNKを買っていますが、これまでの配当額を集計してみると、配当率は年2%。
ただし、直近の配当は減っており、直近1ヵ月(5回分)は0.00104273452ETH。
現在の配当水準で利回りを計算すると、配当率は0.54%にしかなりません。。。
金利レベルとしては円定期預金グラスまで下がってしまい、トホホな状況。もはやETHの値上がりにしか魅力がない状態。
しかも、今現在は、日本人が利用できる取引所がありません(唯一の上場先HitBTCは日本人の売買停止)。Spectrocoinでも、最近、他の仮想通貨等でBNKを購入できるようになったようですが、その逆はできない模様です。
配当型取引所トークンの年利は物凄い~CoinExの場合
対して、最近ブームの仮想通貨取引所の独自トークンの配当はどうか?私が現在投資中のCoinExで見てみましょう。
毎日の配当推移は以下の通り。直近に来て、配当率は低下中にあり、現在、0.5%台の配当率です。
下落ししたといっても、配当率0.5%/日であれば、月にして15%。年換算すれば、182.5%/年と、びっくりな配当率となります。
取らぬ狸の皮算用ではありますが、CETの価格が安い時に仕込めば、タネ銭100万円で毎月15万円の配当があり、もし、CETが上昇すれば、さらに値上がり益も狙えることになります。
CETトークンの下げ止まりを確認して、保有してみたいなら、以下からどうぞ。
仮想通貨取引所CoinEx
CoinEx 口座登録方法の日本語解説
短期的には俊敏性、長期的にはゆるぎない投資姿勢が必要
仮想通貨は、非常にスピードの速い市場です。
今の常識が半年後にはがらりと変わってしまうような市場です。
短期的な収益を狙うなら、移り身の速さが非常に大事です。
同じ戦略をとっていても、単純に儲けるという観点からは成功でないと思います。
一方で、長期的な観点からの仮想通貨投資戦略も大事だと、Chami自身は考えます。
価格暴騰したら飛び乗る、下がったら損失出して撤退というようなことを繰り返していると資産を失うのは明らかです。
私は相場変化の速い仮想通貨市場で短期トレードで勝つ自信は全くありません。
故、私は、”安くなったら買い増し戦略”で淡々と毎月仮想通貨に一定額の資金を投じる積立戦略を続けています。
感覚的にコツコツ積立投資は仮想通貨に似合わなそうに見えますが、これが、値上がり相場で爆発的に資産を増やす方法であると確信しています。