総務省が、9月20日、マイナポイント事業の第2弾のマイナンバーカードの申請期限を「2022年9月末」から「2022年12月末」に延長することを発表しました。
申請数が思うほど伸びていないからでしょうか?何はともあれ、これにより、2022年内にマイナンバーカードを申請すればマイナポイント第2弾に応募できるようになります。
やろうやろうと思いながらも、「マイナポイント第2弾」の申請がまだになっていた方は、これをきっかけに登録してはいかがでしょうか。
2022年になって、食料、消耗品など、生活に関する商品全般が値上がりしています。申請すれば、家族が多い人ほど、家計💴が助かります。夫婦子どもで3名なら、最大2万円×3人=6万円の収入源、第2弾分だけでも1.5万円×3人=4.5万円の収入源です。
私は既に、申請を済ませていますが、申請ユーザインタフェースが悪く、申請からしばらくして、「申請が未完」であることに気づき手続きしました。同じようなミスを起こしているが、結構いるのではないかと思うので、戸惑いポイントとして紹介。
また、これから、マイナポイントを申請する方のために、現金化・出金化が可能なキャッシュレス事業者についても紹介します。
目次
最大2万円のポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」
マイナポイントは、マイナンバーカードを取得した人ならば誰でも受け取れるポイントです。
マイナポイント第2弾では、一人最大2万円分のポイントを受け取ることができます。仮に、4人家族なら、2万円×4人=最大8万円相当の高額なポイントが受取可能です。
マイナポイント弟2弾のうち、❷❸が6月30日より申し込み開始となりました。
❶マイナンバーカードの新規取得 :5,000円相当還元 ※2022年1月~
❷健康保険証としての利用申し込み:7,500円相当還元 ※2022年6月30日~
❸公金受取口座の登録 :7,500円相当還元 ※2022年6月30日~
以下で❶~❸のそれぞれを見ていきます。
❶マイナンバーカードの新規取得:5,000円相当
マイナポイント第1弾を受け取っていないことが条件を条件として、マイナンバーカードを取得し、マイナポイントの予約・申込をした後、選択したキャッシュレス決済サービスでチャージまたは買い物をすると、その金額の25%(上限5,000円)分のマイナポイントが受け取れます。
■特典:5,000相当のマイナポイント
■要件:2022年12月末(延長)までにマイナンバーカードを新規取得申請
■期間:~2023年2月28日
申込手続 総務省:マイナンバーカード交付手続き
❷健康保険証としての利用申し込み:7,500円相当
2021年10月から、マイナンバーカードが医療機関で健康保険証として利用できるようになっています。マイナンバーカードが利用できる医療機関(下図のマイナ受付ステッカーのある医療機関や薬局)ではマイナンバーカードをカードリーダーにかざすだけで保険証が利用できます。
また、手続きが完了すると、確定申告における医療費控除の手続きで、マイナポータルを通じて医療費通知情報を自動入力することが可能になります。(※2021年9月分以降の医療費通知情報)
登録特典:内容
登録特典・要件は以下のようになっています。申込はパソコン・スマホから可能です。
■特典:7,500相当のマイナポイント
■要件:期間中、マイナンバーカードの保険証としての利用申込
■期間:2022年6月30日~2023年2月28日
■備考:既に健康保険証の利用申込済みの方も対象
登録手続 デジタル庁・総務省・厚生労働省 マイナポータル:登録申し込み
❸公金受取口座の登録:7,500円相当
公金受取口座とは、年金や児童手当、給付金、所得税の還付金などの公金を受け取る口座のことです。マイナンバーカードに銀行の預金口座を紐づけすることで、7,500円相当のポイントがもらえます。
e-Tax(電子申告)で所得税の確定申告をする方は、還付金の受取口座を公金受取口座として登録することができます。
登録特典:内容
■特典:7,500相当のマイナポイント
■要件:期間中、公金受取口座の登録
■期間:2022年6月30日~2023年2月28日
■備考:既に公金受取口座の登録申込済みの方も対象
登録手続 デジタル庁:所得税の確定申告で公金受取口座の登録申請を行う方法(解説)
これまで、確定申告でe-taxを利用していない方は、これをきっかけにe-Taxに切り替える準備を初めてはどうでしょうか。紙の印刷・郵送がないので圧倒的に楽です。
申請に当たっての戸惑いポイント(公金受取口座の登録)
私は、今年の6月以降に、「健康保険証」と「公金受取口座」の登録を行いましたが、とまどったというか、後になって申請が完了していないことに気づいたのが「公金受取口座」です。
健康保険証としての利用申込みは、マイナポイントサイトやアプリからの申込申請のみで手続きが完結しますが、公金受取口座登録はそれだけでは終わりません。
別途、マイナポータルサイト・アプリで、「公金受取口座の口座情報を別途登録」する必要があります。
ユーザインターフェースの作りこみがあまりよろしくなくて、これらがシームレスに登録できないのです。
申請したつもりになっている方の中にも、これに気づかずに、登録でもらえる「公金受取口座登録分の7500円相当のマイナポイント」が受け取れていない人もいるのではないでしょうか。心配な方は、確認してみることをおすすめします。
マイナポイントが現金化・出金ができるお得なキャッシュレス決済は?
いくつかのキャッシュレス事業者はマイナポイントキャンペーンを行っていますが、第一弾の時のようなスペシャルなキャンペーンはありあせん。
であれば、申請で獲得したポイントが便利に使える事業者で申請をするのがベターです。現金化できればさらに良しです。
そこで、マイナポイントが現金化できるかという観点から事業者チェックをした結果は以下の通り。
例えば、もらったマイナポイントを別のクレジットカードに出金、或いはポイント出金できれば、ポイント重複取りも実現します。
決済方法 | ポイント | コメント |
---|---|---|
銀行出金 | ||
au PAY au PAYカード | au PAY残高 | auじぶん銀行出金可能 applePay経由でnanacoなど電子マネーなどにチャージ。電子マネー利用で追加ポイント還元 |
ポイント投資→売却で現金化 | ||
楽天Pay | 楽天ポイント | 楽天証券のポイント投資利用で現金化 |
楽天カード | 楽天ポイント | 楽天証券のポイント投資利用で現金化(9/25〜) |
d払い dカード | dポイント | フロッギーでポイント投資利用で現金化現金化 |
エポスカード | エポスポイント | tsumiki証券のポインン投資→売却で現金化可能(8/30〜) |
カードの支払いに充当 ※現金相当として利用可能 | ||
三井住友カード | Vポイント | カード支払い充当 |
セゾンカード | セゾンマイナポイント | カード支払い充当 |
JCB | JCBマイナポイント | カード支払い充当 |
ちなみに私は、「au PAY or au PAYカード」で申請し、受け取り分は、ApplePayでnanacoにチャージして、税金・社会保険料の支払いに充当しました。