長期投資家、積立投資家にとって、少し嬉しい投信ポイント
投信ポイントとは投資信託の月間の平均保有金額に応じてポイントが貯まるサービスですが、楽天証券に続き、SBI証券も改悪を発表しました。

楽天証券:2022年4月~ 【投資信託資産形成ポイント】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ
SBI証券:2022年2月~ 一部銘柄の「投信マイレージ」の付与率変更に関するお知らせ

SBI証券の方が、お知らせ自体は後でしたが、先にポイント改悪となります。この2社はいい改変も、悪い改変も追随しますね… 

今回は2社の投信ポイントの改悪内容を簡単に確認したうえで、現在毎月行っている投信積立をどうするか、私の意見をまとめます。

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楽天証券:投信ポイント改悪 2022年4月~

楽天証券では、これまで、投信の残高10万円ごとに毎月3~10ポイント(年率0.036~0.12%)が付与されてきましたが、毎月付与が廃止。改定後は投信の保有額が「はじめて〇〇円突破で〇〇ポイント」という付与形式に変更となります。以下の表からもわかる通り、ポイント付与はほぼ0になることになります。

SBI証券:投信ポイント改悪 2022年2月~

SBI証券では、楽天証券よりも改悪はマイルドで、一部の投資信託の投信ポイント(投信マイレージ)の付与率が引き下げ。
付与率の対象となる投信には、インデックス投資家がメインで選ぶような商品がずらり。
SBI-SBIシリーズ、eMAXIS Slimシリーズをはじめとするインデックスファンドがメインの対象となっています。

SBI証券:投信ポイント改悪
※上記は改悪銘柄の一部。他にもあり。

単純比較では今後はSBI証券が得だが、切り替えない理由

現在、私は、楽天証券、SBI証券の両社で毎月eMAXIS Slimシリーズの投信積立を行っています。今後、どのように運用するか、まとめてみます。

単純比較ではSBI証券に切り替えが「得」

単純に上記投信ポイントの改悪を比較すると、今後は、以下のように対応するのが最もお得。
❶現在保有の投信は楽天証券→SBI証券へ移管
❷新規購入は、楽天証券での購入を取りやめ、SBI証券での購入に切り替える

しかし、これらを行うつもりはありません。現状の毎月買い付け(積立)を維持します。

切り替えない理由「クレカ購入でポイント」

上記のように切り替えない理由は、
❶については、「移管手続きが面倒」という単純な理由。
❷については、楽天証券もSBI証券も、上限5万円/月まで、クレジットカード購入によりポイントがつくからです。

2社とも、指定の提携カードで株・答申を購入する必要がありますが、以下の通り、ポイントが付与されます。

毎月買い付けで付与されるポイント(上限5万円)

楽天証券:買い付け額の1%の楽天ポイントが付与
SBI証券:クレカのグレードに応じ、買い付け額に応じたVポイントが付与
     プラチナ:2%、ゴールド:1%、一般カード:0.5%

毎月の投信ポイントは改悪されても、これら特典を、楽天証券、SBI証券で受け続けた方が得です。

これら特典を利用した毎月積立を行っていない方はもったいない!
以下の記事で詳細解説しているので、まだご利用されていない方は、これを機会に、買い付け方法を見直されてはいかがでしょうか。

最後に

今回は、改悪される楽天証券とSBI証券の投信ポイントについて、その内容を確認しました。
上述したように、毎月投信の自動積み立てをするならば、楽天証券、SBI証券それぞれの積立特典な利用すべし。一度、設定してしまえば、後は毎月何もする必要はありませんので!

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