年会費無料で高還元率なクレジットカード「リクルートカード(JCB)」が電子マネーチャージの還元率を改定。
対象となる電子マネーチャージはnanacoとモバイルSuicaで、還元率は現行の1.2%から0.75%に改悪となります。
改定は2022年2月16日からで、ポイント付与上限はこれまで通り、30,000円/月で変更なしです。
リクルートカード(JCB)電子マネーチャージご利用分のポイント加算対象の改定について
目次
リクルートカード改悪はJCBのみ。Mastercard、VISAは変更なし
リクルートカードには、JCB以外にもMastercard、VISAがありますが、こちらのページの記載の内容によると、Mastercard、VISAについては、現行通り、月の利用上限30,000円までは1.2%のポイント付与となる模様。
モバイルSuicaチャージの場合
モバイルSuicaチャージにリクルートカードを利用されていた方は、新規にリクルートカード(Mastercard or VISA)カードを申し込むことで、この改悪を回避できます。
nanacoチャージの場合
nanacoチャージにご利用されていた方は、2020年3月12日以降、nanacoのクレジットチャージはセブンカード・プラス(還元率0.5%)のみに縮小されてしまっているため、この方法で改悪回避はできません。
幸い、私は、過去にリクルートカード(MasterCard)をnanacoチャージ用に登録をしているので、今回の改悪の影響はありませんが、今後、改悪の可能性が高いこと考えて、代替手段を用意しておく方がよいと思われます。
リクルートカード改悪でptいくら減?代替案は?
私は、nanacoチャージした残高は、税金や社会保険料の支払いに充てることで、実質的な税・社保払いを安くしています。しかし、これがいつまで利用できるか?になってきました。
改悪で、年間最大4320ptの減
仮に毎月3万円以上のnanacoチャージを行っている場合、
30,000円×1.2%×12カ月=4,320ポイント/年のポイント減
となります。
税金・社会保険料は基本的に安くなることはないので、nanaco払いは貴重な支払方法です。しかも、税社保は何十年も支払いが続くので、お得額は馬鹿にできない金額となります。
nanaco払いを安くする代替案は?
nanacoチャージ以外にも、nanaco払いを安くする方法はあります。
私は以下の記事で述べる方法で、毎月40万円までのnanaco払いを1%以上安くしています。以下の記事で詳細解説しているので、もし、リクルートカード(JCB)でポイント減の影響を受ける方は、是非、検討してみてください。
最近、増えたカード改悪
リクルートカードに限らず、優れたクレカが登場する一方で、カード条件改悪も散見されます。
2021年以降、改悪でよく話題になるのが独自経済圏が広い「楽天カード」です。
2021年4月~:ゴールドカードの楽天市場でのポイント還元率が引き下げ
2021年6月~:公共料金でのポイント進呈基準が「100円1ポイント」から「500円1ポイント」へ変更
2022年4月~:ポイント進呈ルールについて、「税込」から「税抜」へ変更
最後に
今回は、リクルートカード(JCB)の改悪と、代替案について紹介しました。
改悪に気付かないでいると、得していると勘違いして使い続けて損してしまうこともあるので、定期的な見直しが必要です。また、還元率だけを見て得していると思っていると、電子マネーチャージはもちろん、税金・年金保険料・ふるさと納税は例外、或いは、金額上限付きということもあります。
最近は、現金払いが減り、クレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス決済が主流になっている人も多いと思います。そんな方は、より敏感にキャッシュレス決済のキャンペーン・改悪に敏感になられることをお勧めします。
以下、私の現在、メインで使っているカードの情報を以下の記事で紹介しています。クレカ見直しの参考になれば幸いです。
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