昨日、iDeCo公式サイトにて平成30年3月時点における最新iDeCo加入者数が公表されました。
加入者数約85.3万人で、新規加入者数は前月比3.9万人の増加しました。
では、iDeCoユーザは毎月、いくら掛金拠出しているか?その実態を見てみましょう。
iDeCoの利用者数は、仮想通貨ユーザに大きく劣る
2018年3月時点のデータによると、iDeCo加入者数は85.3万人。
主婦もiDeCo加入できますよ!といって、昼のワイドショーなどでも話題に話題になっていても、加入している方は2.3万人にすぎません。
一方、4月10日、金融庁で開かれた「仮想通貨交換業等に関する研究会」の第1回会合で明らかになった、仮想通貨の現物取引ユーザ数は350万人、証拠金・信用・先物取引ユーザ数が14万人。もちろん、iDeCoが一人1口座しか所有できないのに対し、仮想通貨口座は一人で複数所有できるという点はありますが、それでも圧倒的な差があります。
皆さん、簡単に儲けられそうなものに飛びつきすぎ!
下記記事で紹介しましたが、多くの人が12月に仮想通貨に入金していますから、多くの人は2018年上旬に起こった仮想通貨大暴落で塩漬け/損切/強制ロスカットとなっているはずです。
iDeCoは申込みのハードルがやや高いですが、それさえクリアしてしまえば、数十年にわたって節税しながら資産形成できるのですから、先に、投資しなくちゃだめです。仮想通貨投資は、その後の余剰資金でやるべきです!
iDeCoの毎月の掛け金、みんないくらに設定してる?
第一号、第二号、第三号によって上限掛け金は異なりますが、平均の掛け金は16,222円。
掛け金の分布表を見ると、5,000円、10,000円という切りのいい数字での投資か、掛け金上限に設定されている人が多いように思われます。
想像以上に掛金上限まで掛金設定している人が少ないのは、みなさん、やっぱりお財布事情が苦しいのでしょうか。なんだか、寂しいです。
私Chamiは、SBI証券で掛け金上限を投資しています。
長期投資が前提なので、シンプルに、インデックスファンドの中ではリスクが大きいが利回りも高い「EXE-i 新興国株式ファンド」に、サラリーマンの掛金上限である23,000円を毎月拠出(投資)しています。
iDeCoは、ある意味、国が国民に対し、「将来、年金がどうなるかわからないから、自助努力してお金貯めてね」という訴えを制度化したものです。
投資の世界では「国策に逆らうな」と言われますが、蓄財をしたいなら、脱税ではなく、国の進める節税策を積極利用することが鉄則です。
iDeCo、どうやって始める?
iDeCo始めるなら手数料が低く、バランスのいい金融商品がある金融機関で始めることが鉄則。
難しことを考えずに、SBI証券と楽天証券のどちらかを選べば間違いありません。以下の記事を参考に投資商品を選んでみてくださいね。
要チェック・iDeCoで資産形成!運用利回り5%を実現するポートフォリオと金融機関はこれだ!
・iDeCoで始める資産運用:投資すべき具体的な金融商品とその割合はこうだ!【SBI証券編】
・iDeCoで始める資産運用:投資すべき具体的な金融商品とその割合はこうだ!【楽天証券編】