2017年は仮想通貨取引で大きく資産を増やされた方の大きな悩みは確定申告。
特に、取引を繰り返した方、複数口座を利用し運用してきた方は、とにかく計算が煩雑で、データ統合するだけでも大変です。
そんな方に役立つのが、仮想通貨の税金計算の支援ツール「CRYPTACT(クリプタクト)」。
完全自動とはいかずとも、複数の仮想通貨取引所のデータを統合するのに役立ちます。
目次
【復習】売買を繰り返した場合、最大55%の税金がかかる
仮想通貨の取引は事業性がない場合は、基本的に、雑所得。
購入してホールドし続けた場合は税金の心配はありませんが、購入と売却を繰り返し資産を増やしてこられた方は、所得税と住民税を合わせて最大55%の税金が課せられます。
詳細は以下をご確認ください。
しかも、こんなニュースまで飛び出しています。仮想通貨の税金はしっかり計算し納めないと後でとんでもない目にあいます。
税金が発生する取引は少なくとも、計算は煩雑になりうる
私の場合、ガチホ投資なので税金対象となる取引は限定的ですが、以下のような取引があるため、計算が結構煩雑です。
・国内外を含め、多数の仮想通貨取引所を利用している
・仮想通貨と仮想通貨の交換を一部行っている
・法定通貨「円」でなく、ビットコインを利用しアルトコインを購入している
・イーサリウムでICO銘柄を購入している
・マイニング(ハーベスティング)を行っている
税金計算目的だけでなくとも、資産増に2017年の”取引の棚卸”は大切
どれだけの利益が得たのか、2017年の取引を振り返ることは、税金計算のためだけでなく重要です。どんな取引で成功/失敗をしたのか振り返り、これから始まるトレードで同じ失敗をしないようにすることが資産増のためには欠かせないからです。
また、コストである手数料を把握することも非常に大事です。手数料が取引益を食いつぶしていることもあるからです。これら自分の取引実績を把握するためにも、2017年の取引の棚卸を行いましょう。
仮想通貨の困難な所得計算を簡単に「CRYPTACT(クリプタクト)」
さて、ここからが本題です。
税金計算&2017年の取引の棚卸をしようと、実際に各仮想通貨取引所から取引履歴を取得すると、各社フォーマットがバラバラでフォームを統一するだけでも骨が折れます。
これら大変な作業を楽にしてくれるのが、仮想通貨の税金計算支援ツール「CRYPTACT(クリプタクト)」です。
こちらのツール、各取引所から取引履歴を取得し、アップロードすると、各社の取引所の履歴を一つの帳簿にまとめてくれ、コイン別のポートフォリオにまとめてくれます。また、これらデータはExcelでダウンロードが可能なので、これらをもとに、データのアップロードだけでは対応しきれないデータを追加・修正するなどが可能です。
取引歴々のアップロードが可能な取引所は以下の通り。無料の割には結構そろっています。
・BitFlyer
・coincheck
・Zaif
・bitbank
・kraken
・poloniex
・bittrex
・Binance
・custom (自分でデータを作成しアップロード)
上記をアップロードすると、以下のようなデータがWeb上で閲覧が可能。また、エクセルでデータがダウンロードできます。
以下は、試しにいくつかの取引所の履歴をもとに作成したデータの例です。
帳簿
コイン別ポートフォリオ
私の場合、これだけではデータがそろいきらないため、カスタムデータの作成が必須です。しかし、各取引所のデータを統合してもらえただけでも大変助かりました。
利用方法
利用方法は簡単です。
以下のサイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録するだけです。
CRYPTACT(クリプタクト)
なお、現在、本ツールは機能追加中で、利用人数枠を設けて試験?運用されています。
2017年12月29日より、1000名様追加受付を開始しています。
利用したい方は、枠が開いているうちに早めにご登録ください。