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海外旅行を知ると、その国のことがいろいろとわかって楽しいものです。
今回は、2016年に旅行で分かった中国の物価事情をベースに、最新のデータも織り交ぜながら物価・平均年収等、生活水準がわかる情報ををまとめてみます。

上海は、想像以上に人々の生活は豊かで生活レベルは高い

中国は海岸部と内陸部の格差が激しいといわれますよね。上海に住む人は豊かとの認識はありましたが、それでも、所詮、後進国の中国でしょ!?と、上海に行く前は思っていました。

実際、上海で街ゆく人を見ていると、物価こそ、日本の方が高いですが貧しさは全く感じません。上海都心部は東京の光景と大差ありません。地下鉄に乗ればインフラの整備状況の進んでいることに驚きますし、多くの人がスマホ片手にSNSをしています。その光景は人数が多い分、日本以上かもしれません。

また、着ている洋服やバックの質感も日本と変わりませんし、観光地では多くの中国人観光客が観光を楽しんでいます(ただ、中国の地方から出てきた人は風貌が洗練されていないので雰囲気でわかります)。

ちょっと中国のこと、軽んじてたかなぁ、、、というのが私の素直な感想です。

参考:後日談 2017年6月
スペインで遭遇した中国人たち。金持ってます….

中国元/日本円レートの推移(~2018年7月)

為替レートによって、価格の印象も異なります。中国元/日本円レートは以下のように推移しています。 下記推移を踏まえ、本ブログ情報を参考にしてください。

物価は商品によって高安まちまち

上海の物価は、日本人にとってとても安いものから、ちょっと割高過ぎない?と思うものまでさまざま。

アジアの国全般に言えることかもしれませんが、数日、いろいろ、上海繁華街で消費してみてわかったのは、国産か輸入品かで価格に大差があるということです。

500mlペットボトルの価格を見れば、物価比較がしやすい

私が旅行・出張に行くときに、物価比較に用いるのが500mlペットボトル(水)です。

特に、コンビニ、スーパーにいってドリンクコーナーに行くと、国産品と輸入品の価格差も非常に明快にわかります。
国産品は2元から買えますが、エビアンなどの輸入品は5倍以上します。(アジアではよくあります)

ちなみに、最も日本人にとってお水が買いやすいのはコンビニ。街の至る所にファミリーマート(中国語表記で「全家」)があり、日本でなじみ深い商品が多数売られています。

驚くのは、スターバックスラテの価格の高さ!

もう一つ、私が海外の物価比較をするためによく行く店があります。それは街の至る所にある海外外食チェーンスターバックス
スターバックスの件数が少なければ、後進国だなぁという判断もできます。
物価比較のビックマック指数ならぬ、スターバックスラテ指数です。

歩き疲れてコーヒーが飲みたくて中国の旅行中にも、スターバックスに数回行きました。

そして、びっくり、ひえー高い!!

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スターバックス トールラテ 28元

旅行時2016年9月15日時点では、レートが15.35円 → 430円
今現在2018月7年5日時点では、レートが16.6円 → 465円 

銀行で両替した現金で支払うと、10%の手数料分割り増しなので、実際の支払い額はさらに10%増し価格です。
ちなみに、私が旅行した当時2016年時点で、日本のトールラテ販売価格は 370円です。

為替手数料分10%を加えて比較すると、中国:日本=473円:370円 ⇒ 27.8%も割高!!

値段にも驚きますが、もっと驚いてしまったのは、高いスターバックスのコーヒーを求めて、上海の若者層でお店が混んでいることです。この光景を見ていると、高っ!と思って、躊躇してしまう私自身の方が上海人より圧倒的に貧乏に思えます。
納得できなければ利用しなければいいのですが、気軽においしいコーヒーが飲めるところがわからず、スターバックスを利用してしまうんですよね。

おまけ:ラテの味は日本の方がおいしい

いろんな国でスタバに行くと、国によって味が違うことがわかります。
全く個人的な感想ですが、私は日本のスタバラテの方がおいしいと感じました。

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地下鉄・電車・高速鉄道・タクシーは安くて利用しやすい!

さて、スターバックスコーヒーに対して、リーズナブルなのが交通機関
上海の街は広いので、観光スポットを歩きだけで回るのは不可能です。地下鉄を上手に利用しましょう。

・地下鉄(初乗り)         :3元~
・地下鉄(1day Pass)        :18元
・タクシー初乗り          :14元
・高速鉄道(蘇州までの片道、2等席):39.5元

※蘇州は「東洋のベニス」と言われる世界遺産の街で、上海から約100km
 高速鉄道で約30分程度で到着。

下の路線図は上海のメトロ地図です。路線が13号線もあります!まるで東京。正直、ここまでメトロが進んでいるとは驚きでした。 詳細:上海地下鉄マップ
shanhai-metromap

しかし、これだけ入り組んでいても地下鉄の乗り換えは案内表記が適切なので迷うことはありません。ただ、乗り換えは結構歩くのでご注意を。

なお、地下鉄や高速鉄道の乗車の風景は、東京の地下鉄と大きな大差はありません。車中は通勤時でなくともそこそこ混んでいます。多くの人がスマホ片手に中国版Lineやメールを見たりしている様は、日本と変わりありません。特に中国版Line(WeChat?)をしている人が、恐ろしく多かったです。スマホは画面が広いものが人気のようでした。

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ちなみに10年前?北京を旅行したとき、あまりもの自転車の多さに驚きましたが、2016年時点の上海街中で見かける自転車は、日本と変わらないぐらいの少なさでした。

中国人の平均年収

二つの調査結果から、中国人の平均年収を見てみましょう

中国都市別の月収(2016年集計)

Webサイト「Chocolateの中国現場Live」によると、上海は中国で最も収入が多い都市なのだとか。

2016年各都市平均月収ランキングは以下の通り。

1位は上海で、月収8825元=135,464円(@レート15.35円)
単純に12ヵ月分を月収とすると、年収は105,900元=1,625,565円(約163万円)となります。私が思っていたよりも高い給料です。

中国家庭金融調査2017年版に見る、中国人の年収

2017年12月中旬、西南財経大学中国家庭金融調査研究センターが中騰信公司(金融サービス)と連合で行った「中国工薪階層信貸発展報告」では、中国人の年収は以下のようになっています。

調査規模
・全国29の省市、363の県、4万戸の家庭を調査
・中国の全国就業人員は、2016年末データによれば7億7603万人。
 うち、サラリーマン階層は26%=2億人!

調査結果
・サラリーマン家庭の平均収入は265万円(15.4万元)
・サラリーマン階層のうち70%の年間給与性収入は平均は98万3000円(5.7万元)

・非サラリーマン世帯は136万3000円(7.9万元)→ サラリーマン世帯の半分しかない。

こちらのデータは世帯収入ですので、夫婦共働きのデータも含むので、収入金額が大きくなっている点に注意してください。

日本 VS 中国 月収・年収比較

平成27年9月に公表された、国税庁の「平成26年分民間給与実態統計調査」によると、日本人の給与所得者の年収・月収は以下の通り。
日本国内でも、属性によって大きな給与差がありますね。特に女性・或いは非正規雇用者だと自分の給料にやり切れないものを感じてしまって仕方ありません。

平均給与    :年収415万円、月収34.5万円
男性社員の平均 :年収514万円、月収42.83万円
女性社員の平均 :年収272万円、月収22.67万円
正規社員の平均 :年収478万円、月収39.83万円
非正規社員の平均:年収170万円、月収14.17万円

さて、中国都市別の月収(2016年集計)の「上海の月収」と比較をしてみると、上海の月収の平均値は、日本の非正規社員並みということになりますね。しかし、物価は上海の方が安いですから、断然、生活に余裕があるということになるのでしょう。

うーん。

最も所得が多い上海との比較ではありますが、ここまで中国の人件費が高くなっていたとは。。。人手を求めて中国進出した日本企業が撤退せざるを得ない状況が十分理解できました。

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