腸活・インフルエンザ・風邪予防など、美容・健康のために、毎日、ヨーグルトを食べる人は多いのではないでしょうか。
スーパーに行けば、ヨーグルトの棚は機能性ヨーグルトでより取り見取りです。しかし、機能性ヨーグルトは、お値段も結構高くて、家族全員が毎日食べようとすると費用が掛かる!
しかし、ヨーグルトをヨーグルトメーカーで自宅で培養すれば、大幅な節約が可能です。
メタボや内臓脂肪に悩む人が積極的に取りたいヨーグルト、恵 ガセリ菌SP株ヨーグルトも、超低コストで作れます。
ヨーグルトメーカーは低温調理機としても使えるので、コンビニで買うとコスパの悪い「サラダチキン」も超お安く作れますよ。
本記事では、以下の内容をまとめて紹介します!
・毎日、ガセリ菌SP株ヨーグルトを買うと、家計にどのぐらい負担?
・オススメのヨーグルトメーカー
・ヨーグルトメーカーをふるさと納税で手に入れる
・うまくヨーグルトが固まらない場合はどうする?
・ヨーグルトメーカーを低温調理機として活用する
目次
「ガセリ菌SP株ヨーグルト」、毎日食べると家計の負担は?
内臓脂肪の減少をサポートしてくれるガセリ菌SP株ヨーグルト。メーカーサイトによると、「成人男女が、ガセリ菌SP株入りヨーグルトを1日1個、12週間摂取したところ、内臓脂肪の減少が確認されたとの調査報告される機能性ヨーグルトです
ただ、腸内環境を改善したくても、ヨーグルトの菌は弱いため、週に数回食べても意味が効果は得られません。毎日食べて、腸にガセリ菌を維持することが求められます。
しかし、ガセリ菌SP株ヨーグルトを毎日食べるとなると、気になるのはその費用。以下の通り、驚く金額となります。
一人分で 110円×1.08×30日=3,564円
家族4人なら、1ヵ月で14,256円。1年間で171,072円!(税込)
コスパ最強!ヨーグルトメーカーで増やす!ガセリ菌SP株ヨーグルト
では、どうしたら、ガセリ菌ヨーグルトを安く毎日食べられるのか?
それを叶えてくれるのが、3000円程度で購入できるヨーグルトメーカーです!
仮に1本200円の牛乳とガセリ菌ヨーグルト1個(100g)で自家培養すれば、310円で約11倍のヨーグルトに大変身。これで1個あたり28円に抑えられます。また、ヨーグルトを食べきらずに次の牛乳に継ぎ足し培養すれば、さらにコストダウン!どんどんコスパがUPしていきます。
ヨーグルトメーカーに数千円の初期投資が必要ですが、あっという間に回収できます。私は長らくヨーグルトメーカーでヨーグルトを手作り自家培養していますが、コスパ抜群です♪
初期投資は数千円!おすすめヨーグルトメーカー4選
ヨーグルトメーカーには、大きく分けて、①牛乳パックINタイプと②調理容器タイプ の2種類があります。
ヨーグルトを作ることに特化して使用するなら「①牛乳パックINタイプ」がオススメ。低温調理もばっちり行いたいなら「②調理容器タイプ」が便利です。
アイリスオーヤマ「飲むヨーグルトモード付き IYM-013」
ヨーグルト(プレーン/カスピ海ヨーグルト)、甘酒、塩麹自動メニューがついています。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー IYM-014」
ラクトヘルシス 失敗しないヨーグルトメーカー
ビタントニオ ヨーグルトメーカー [VYG-60-W]
ふるさと納税でも、ヨーグルトメーカーやr1ヨーグルトなど機能性ヨーグルトがもらえます。
寄付額に応じてポイント還元があるふるさと納税サイトを探した結果は以下で紹介しています。
実践!自家培養でヨーグルトをつくるコツ
ヨーグルトの手作り自家培養方法はとっても簡単です。市販の牛乳1リットルにヨーグルトを1パック入れてかき混ぜ、ヨーグルトメーカーの温度を30~40度の温度で半日弱発酵させるだけです。
ただ、発酵温度ははヨーグルトが持つ菌によって異なる点には注意が必要です。
自家培養方法:ガセリsp株ヨーグルトなら40度×8時間発酵
ガセリ菌SP株ヨーグルトの場合は、ヨーグルト1個を1Lの牛乳に入れて、混ぜて、ヨーグルトメーカーで培養温度=40度 × 8時間 にセットし培養=つまり放置するだけです。固まったら、冷蔵庫で冷やせば、培養前の市販ヨーグルトと変わらない、おいしいヨーグルトができあがります。
ただし、気温が低い冬は様子を見ながら温度設定を上げないと固まりにくくなるので、状況を見て調節ください。
ヨーグルト以外にも以下のような発酵食品づくりにも大活躍します。
27度:カスピ海ヨーグルト、天然発酵
40度:プレーンヨーグルト、ギリシャヨーグルト
45度:納豆
60度:甘酒、醤油麹
65度:温泉卵、鶏ハム
69度:鶏肉のコンフィ、砂肝のコンフィ
ヨーグルトによって風味も変わる
培養用の菌となるヨーグルトを変えると、できるヨーグルトの味・風味も変わります。
■ガセリ菌SP株ヨーグルト
非常に酸味の少なく、なめらかで、ほんのり甘さを感じるヨーグルトが完成
■濃密ギリシャヨーグルトヨーグルト 私のおすすめ
しっかりとした硬さがある、もっちりとした酸味の少ないヨーグルトが完成
手作り培養するならあると便利なヨーグルトアイテム
ヨーグルトを手作り培養し始めると、不便、汚れるといった問題に遭遇します。自家製ヨーグルトを継続するためにも、あると超便利なグッズを紹介します。
柄の長いスプーン
でも、このスプーンがあれば問題解決!安全&清潔にヨーグルトが作れ、菌も長持ちします。
ヨーグルトの水切り用容器
牛乳パックのフタ・キャップ
手作りヨーグルトでより健康になる食べ方
せっかく作ったヨーグルト。体に良くない白い炭水化物の代表格「砂糖」をかけて食べてしまっては、せっかくの健康食品も台無しです。そこで、一緒に食べたい食材を紹介します。
便秘にもよく「クラフトオリゴ糖」
ヨーグルトを習慣化したいと考えている理由の一つに「便秘」があります。ヨーグルトの便秘に効く成分は「乳酸菌」ですが、腸内の善玉菌(ビフィズス菌等)のえさになり、おなかの調子を整えてくれるのが「オリゴ糖」です。
中でも、フラクトオリゴ糖は、プレバイオティクスの一種で便通に効果があるとの実証効果がいろいろある糖です。砂糖を発酵させて作った成分で、食物繊維と同じようにおなかの調子を整えます。
プレーンなヨーグルトでは食べにくいとお考えなら、「クラフトオリゴ糖」を適量かけて食べましょう。カロリーも抑えられます。
相性抜群!冷凍ブルーベリー
ヨーグルトをそのまま食べるのもいいですが、フルーツを入れるとよりおいしく、カサ増しもできます
ブルーベリーは、眼精疲労によく低カロリー(100gで48kcal)。他の果物に比べ、糖質量も少なめです。冷凍ブルーベリーなら、カットする手間もなし。ネット大袋を買うと、スーパーで買うよりお安いです。
ヨーグルトが固まらない理由
手順通りに作ったのにうまく固まらない!とお困りのあなた。かならず、理由があります。主な原因は以下です。
❶発酵時間・温度が適切でない
❷ヨーグルト菌種が弱っている
❸雑菌が増えている
❹牛乳や種となるヨーグルトに問題
失敗しない!ヨーグルト自家培養方法
上記のヨーグルトが固まらない4大原因の解決方法を見ていきましょう。
❶発酵時間・温度が適切でない
冬など気温が低くなると、ヨーグルトメーカーの温度を適正温度に設定しても夏場のように固まらなくなります。秋から冬にかけて気温が下がり、固まりにくくなってきたなと思ったら、1度、1度と状況に応じて設定温度を上げてくと固まるようになります。
❷ヨーグルト菌種が弱っている
購入したヨーグルトをもとに、数回、自家培養すると、だんだん菌が弱ってきて、ヨーグルトの質が落ちてきます。
固まりにくくなってきたり、ヨーグルトの滑らかさがなくなってきたら新しいヨーグルトを買ってきて、1から自家培養しましょう。
❸雑菌が増えている
主に、容器やスプーンなどの雑菌消毒が不十分なことが原因です。頻繁にこのようなことが起こる場合は、ガセリ菌ヨーグルトを作る前に、容器、スプーンなどを熱湯消毒しましょう。
ちなみに、私は、雑菌処理が面倒なので、ヨーグルトの培養は牛乳2本分までとして、新しいヨーグルトを投入していいます。
❹牛乳や種となるヨーグルトに問題
牛乳や種となるヨーグルトが問題の場合もあります。
少なくとも、牛乳は低脂肪牛乳はダメ。豆乳も試しましたが、ゆるすぎておいしくありませんでした。普通の牛乳を選びましょう。
ヨーグルトの固まり具合が緩すぎて…という方に、私がおすすめする種となるヨーグルトは「ギリシャヨーグルト パルテノ」です。
ガセリ菌は入っていませんが、まず、このヨーグルトで自家培養してみてください。
パルテノプレーン砂糖不使用、100gのカップを一つ買って、牛乳1パックに入れて、ヨーグルトメーカーで自家培養すれば、しっかり固めのヨーグルトができます。
【参考】ヨーグルトメーカーではガセリ菌は増えない?効果がない?
ガセリ菌に限らず、機能性ヨーグルトのメーカーページを見ていると、ヨーグルトメーカーで自家培養しても、大事な菌は増えない=効果がないのでヨーグルトを買いましょうといった内容が書かれています。
ネットを見回っても、この回答に正確に答える記事は見当たりません。確かにメーカー工場と全く同じ培養環境(温度、牛乳など)で自宅培養することはできませんから、全く同じ割合・活性度でヨーグルト菌を増やすことはできないと思います。ただ、全くできないわけでもありません。であれば、2~3回ごとに新しいヨーグルトを1個購入し、その菌を元に自家培養に励むのが現実的な培養法と言えるのではないでしょうか。
以下、参考まで、ネットで見つけた微生物関係の研究者さんの回答です。
微生物関係の研究者です。ガセリ菌そのものやそれを使ったヨーグルトの製法に詳しいわけではないので、的外れかも知れませんが、解る範囲で回答させて頂きます。
ガセリ菌を含むヨーグルトについて、含まれている乳酸菌がほぼガセリ菌で、それが生きていて、そのヨーグルトを作るのに特別な条件が必要ないのであれば、ガセリ菌入りのヨーグルトを作ることは可能だと思います。但し、例えばガセリ菌とその他の一般的な乳酸菌が混在していたり、実はガセリ菌を育てるのに特殊な条件下での培養が必要だったり、売られているヨーグルトは菌が不活化されていたりという可能性はありますし、そうだとしたらガセリ菌は増えない可能性もあります。
上記より、断言は全く出来ませんが、多分できるんじゃないかな、というのが個人的な考えです。ご参考までに。
ヨーグルトメーカーは低温調理にも使える!
ヨーグルトメーカーで作れるものというと、ヨーグルトや甘酒、塩麹といったものしか思いつかない方も多いと思いますが、実は、サラダチキンやローストビーフなどの肉料理、温泉卵などを作るための低温調理機としても重宝します。
サラダチキンの作り方
例えば、ダイエットにもいいサラダチキン(鶏ハム)なら、
・鶏むね肉
・塩・コショウ
・バジル、ローレルなどのハーブ
をジップロックに入れて、なるべく空気を抜いて閉めたら、ヨーグルトメーカーの専用容器に70度のお湯とジップロックを入れて64度で4時間放置。粗熱が取れたら完成です。
基本、放置なので、超時短でおいしいしっとりお肉が頂けます。
【参考】ヨーグルトの菌種をお探しなら
ヨーグルトの菌種は市販のヨーグルトで十分ですが、ヨーグルトの菌種が欲しいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に、アマゾンで評価数が多いヨーグルト菌種をピックアップし紹介します。
最後に
以上、ヨーグルトを自家培養する方法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ヨーグルトメーカーを利用すれば、非常にリーズナブルに、家族みんなでヨーグルト生活を楽しめることがお分かりいただけたと思います。
是非、家計節約しながら健康生活をおくってくださいね。