半月以上、ほとんど動きのない仮想通貨。
しかし、上昇するためには、見向きもされない動かない相場が必要。
過去のデータを見ても、ビットコインは、ほとんど変動率がなくなる時期を経験して、次の上昇サイクルに突入しています。私は、現在のボラティリティ(変動率)低下も、上昇前の最終局面と考えています。
それでは、現在のビットコインボラティリティを確認してみましょう。
目次
ビットコインは長期停滞中
下図はビットコインの日足チャートですが全く値動きがなく死んでいます。
過去の値動きがうそのように動きがありません。
なお、縦の線は毎月の5日を示しています。毎月5日はビットコイン先物のSQ日です。
SQ日に何が起きやすいかは、以下の記事にてご確認ください。
ビットコインチャートを対数表示でみるとまた別の顔が見えてくる
以下は、ビットコインチャートを対数表示で見たものです。
今、過去の長期トレンドラインとビットコインの価格実線がクロスしそうな位置にいます、このトレンドラインが機能するなら、もうそろそろ反転してもおかしくない感じです。一方で、このトレンドラインを死守できないと厳しい下落が予想されます。
ちなみに、過去2013年の高値をピークに暴落したビットコインバブルが最安値をつけるまでにかかった期間は413日でした。
今、2018年の頂点から現在までに計画した期間は約343日。もし、復活までに同じ日柄を必要とするなら、後、70日間、つまり、後2ヵ月強の期間が必要なことになります。
この場合、次の上昇は2019年1月後半からということになりますね。
どうなるかはわかりませんが、覚えておきたいと思います。
ビットコインのボラティリティ:18ヵ月ぶりの低水準は継続
ビットコイン(BTC)のボラティリティ(変動幅)は、引き続き下落中です。
以下は、ビットコインの価格とボラティリティの推移表です。
上図:水色線がボラティリティの推移、緑色線がBTC価格(対数表示)
下図:水色線がBTC価格
直近、ビットコインのボラティリティが大きく下落しており、直近の30日間ボラティリティは、1.13%。
2011年からの推移をみると、過去のボラティリティ最低ライン(赤線)は0.8%程度。
1.5%以下はおおよそボトムラインで、ボラティリティが反転=値動きが復活してくる傾向があることがわかります。
歴史に習えば、現在のビットコインのボラティリティ低下も、もうそろそろ反転してきてもおかしくない水準。
ここは焦っても仕方がないので、腹を据えて待ちましょう。
ボラティリティなし、時価総額も変化なし
市場のボラティリティがないとは、市場に動きもないということ。故、仮想通貨全体の時価総額も動かぬままです。
今、ビットコインは投資家心理サイクルの「意気消沈期」だと思う
過去の再掲ですが、以下の図は、投資家心理で表現したのが、Psychology of Market Cycle(サイコロジーマーケットサイクル:投資家心理と市場サイクル)です。
私自身は、今は、次のビットコインのサイクルが始まる前の「意気消沈期」にあると確信しています。
サイクルの「11番:怒り、自暴自棄」の時期を過ぎ、「12番:幸福、意気消沈」期へ。もはや白旗降参状態であるが故に、出ていくものは市場を去り、値動きもなくなってしまったのだと思います。
気長に待っていれば、次のサイクルが始める、だから今はチャンスの時。そう思っています。
1. Disbelief(懐疑)
2. Hope(希望)
3. Optimism(楽観)
4. Belief(確信)
5. Thrill(スリル)
6. Euphoria(陶酔)
7. Complacency(陶酔、独りよがり)※間違った買い
8. Anxiety(不安)
9. Denial(拒否)
10. Panic(パニック)
11. Anger(怒り、自暴自棄)
12. Depression(降伏、意気消沈) →再び「1」へ
次の最高値更新には時間が必要。底値買いして寝かせよう
歴史が繰り返すとすれば、ビットコインは再び上昇し、過去の最高値を更新するはずです。しかし、それまでには時間が必要。
だから、仮想通貨版「定期預金」ともいえる、貸仮想通貨サービスを利用。仮想通貨を貸して、金利収入を得えながら、仮想通貨の値上がりを待つのが得策です。
私の保有ビットコインの半分ぐらいを貸株レンディングサービスに預けています。
今、最も取引量が多い国内取引所はbitbank(ビットバンク)
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