2023年3月27日から可能になった、パスポートのオンライン申請。
従来、パスポートの更新手続きには、申請時、受取時の2回、パスポートセンターに出向く必要がありました。オンラインで更新申請を行えば、受取時の1回で済むようになります。
本記事では、パスポートのオンライン申請(できること、申請方法、申請手数料)などについて紹介します。
目次
新制度:パスポートのオンライン申請
オンラインの手続きには、マイナポータルとマイナンバーカードで行います。
パスポートのオンライン申請でできること
パスポート更新の申請がオンラインできるのは、次の2つのパターンです。
❶パスポートの更新:残存有効期間が1年未満となった場合
❷パスポートの査証欄(スタンプ押印ページ)の余白が見開き3ページ以下になった場合
従来、査証欄の余白がなくなった場合、従来は増補ができましたが、これが廃止。今後は、新パスポートを発行することになります。
以下のような場合は、基本的に申請はできません(一部の府県を除く※)
・パスポートの新規申請
・既にパスポートの有効期限切れ(失効)
・戸籍上の氏名や本籍地に変更があった場合
※一部の府県では、新規申請者における戸籍謄本提出を郵送(簡易書留)を受付
最新の状況は、お住まいの都道府県のパスポート旅券事務所のホームページなどから情報の確認を。
オンラインパスポート申請の手数料
オンラインパスポート申請の手数料は以下の通りです。
旅券(パスポート)の申請種類 | 通常 |
---|---|
10年間有効 | 16,000円 |
5年間有効(12歳以上) | 11,000円 |
5年間有効(12歳未満) | 6,000円 |
残存有効期間同一旅券申請 | 6,000円 |
上記、金額の内、2,000円分は都道府県手数料、残りは収入印紙です。
パスポート更新のオンライン申請方法
オンライン申請は、PC、または、スマホから申請が可能です。
申請前の事前準備
PC、スマホ、いずれの場合も、それぞれ、それぞれアプリのインストールが必要です(案内通りに行うことで、スムーズに準備ができました)。古いスマホの場合、マイナポータルに対応していない可能性もあるので、注意してください(対応機種)
上記、準備を整え、マイナポータルにログインすると、お住いの都道府県のパスポートセンターが、オンライン申請に対応しているか、簡単な質問への回答で調べられます。
申請に先立って、以下を準備しておきましょう。
❶有効期間内のパスポート
❷申請者のマイナンバーカード ※パスワードも必要
パスポート更新のオンライン申請の流れ
スマホを使ったパスポート更新のオンライン申請の流れは、以下のとおりです。
スマホやPCで金融口座を開設したことがある方なら、誰でもできるような内容です。
❶マイナポータルアプリにログイン
❷画面の案内に従って、以下を行う
・申請事項の選択
・顔写真の撮影
・署名(サイン)の撮影
・申請者情報(氏名、本籍など)の入力
❸申請データを提出(マイナンバーカードやパスポートの読み取り)
❶
❷
❷
オンライン申請後
オンライン申請後、パスポートの交付予定日がマイナポータルに通知されます。
パスポートセンター窓口に、パスポートを取りに行きましょう。
パスポート申請料金は、窓口での支払いとなります。
一部の窓口ではクレジットカードの支払いも可能なようですが、東京都の場合、4つのパスポートセンター(新宿、有楽町、池袋、立川)はとも「現金のみ」となっています。
パスポート制度、その他の変更点
パスポートのオンライン申請以外にも、以下のように利用方法・手続きなどが変更となっています。
パスポート申請に必要書類が「戸籍謄本」のみに
従来は戸籍謄本又は戸籍抄本のいずれかでしたが、今後は、戸籍謄本のみになります。
6か月以内に受け取らないと失効。次回申請時の手数料が高額に
パスポートを申請を行うも、発行後6か月以内に受け取らない場合、発行したパスポートは失効し、受け取ることができなくなります。
失効後、5年以内に再度パスポートの申請をする場合は、以下の通り、手数料が通常より高くなります。
パスポートの種類 | 通常 | 失効後の再申請 |
---|---|---|
10年間有効 | 16,000円 | 22,000円 |
5年間有効(12歳以上) | 11,000円 | 17,000円 |
5年間有効(12歳未満) | 6,000円 | 12,000円 |
上記、金額の内、4,000円分は都道府県手数料、残りは収入印紙です。
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