自分の中の マッド・ジーニアス を育てる・磨く
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歴史に偉大な功績を残してきた人物は、常人では理解できないくらい頭が切れていたり、創造力にあふれていたりすることから「天才」と評される一方、「変人」と形容されることがあります。

私の人生の中の出会いの中にも、0から1を作り出す「天才」がいましたが、やっぱり、変人であり、非常識人であり、マッドサイエンティストであり、普通の人ならへこたれてしまう苦難すらワクワク楽しんでいる人でした。ある意味、危険人物であり、人を巻き込む力も強いのでそばにいると振り回されて大変ですが、人生が刺激的になり、楽しくなるのも事実です。

今、創造性のない仕事は、たとえ、今の時代では高度な職業とされている職業もAI・ロボットに置き換えられていく時代に向かっています。

今、このようなAI時代に必要なのは、いわゆる真面目な秀才ではなく、「マッド・ジーニアス。一般的に「正しい」とされる評価からは外れても、自分の得意分野において突出している「異常値」的な能力を持つことです。

では、マッド・ジーニアス的な思考を育てて磨くにはどうしたらいいのか。

谷本有香さんの著書「世界のトップリーダーに学ぶ 一流の偏愛力」から、そのヒントを紹介します。

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マッド・ジーニアスのタネ・芽

マッド・ジーニアスのタネ・芽く

これからの時代に必要になるのは、平均的な秀才ではなく、「マッド・ジーニアス」です。

私が出会ってきた「マッド・ジーニアス」と「平凡な秀才」

私がこれまで出会ってきた人を観察しても、「マッド・ジーニアス」的な素養を持っている人は、「自分が大好きなこと」を持ち、思いっきり仕事をしたり、趣味を楽しんでいる人たちでした。

一方、人生が楽しそうには見えなかったのは、いわゆる、高い学歴を持つ真面目な秀才。金銭的には世間一般よりも恵まれているはずなのに、毎日がつまらなそう。地頭がいいのでいろいろ考えることは得意なのですが、プライドも高いので失敗しないために行動しない、そつなく対応するが当たり前になっている人たちでした。

どちらの人生を選びたいか。言うまでもなく、前者を選びたいです。

「異常な部分」はマッド・ジーニアスのタネ

マッド・ジーニアスは、かなり「異常な部分」を持っています。

しかし、この「異常さ」は、「大好き→偏愛」の中で生まれるものです。偏愛に関する詳細は以下の記事に委ねますが、愛するからこそ、人を巻き込み、組織、社会を動かそうと前向きに進み、それが、ビジネス・アイデンティティにつながっていきます。

だからこそ、「異常な部分」を「異常」として捉えるのではなく、「マッド・ジーニアス」のタネ・芽だと思って育てることが大切です。

マッド・ジーニアスを育てる・磨く

では、マッド・ジーニアスのタネはどう育てたらいいでしょうか?
谷本さんは、いくつかのヒントを教えてくれます。

以下では4つを紹介します。

マッド・ジーニアスを育てる

・「面白くないこと」をしない方法を考える
・仕事が面白くなかったら、その理由を「因数分解」する
・経営学やマネジメントより「哲学」と「心理学」を学ぶ
・「利他行動の循環」で成功も幸せも手に入れる

以下、それぞれ紹介します。

「面白くないこと」をしない方法を考える

マッド・ジーニアスを磨くというのは、いわば究極のスペシャリストになるということ。 そのためには「面白いことをしよう」と努力するよりも、「面白くないことはしない」と努力しようと谷本さんはアドバイスします。

「面白いこと」「好きなこと」を集中的に取り組むことでマッド・ジーニアスは成長しますが、それを奪うのが、無意識的にやっている「面白くないこと」。

私たちは無意識のうちに行っている「面白くないこと」に想像以上の時間や労力を奪われています。

「面白くないこと」はいかに「アウトソース」するかを考えましょう。

「面白くないこと」に気づいたら、早めに宣言することが肝心です。「私って実はこういうことが苦手なんだ」とまわりに宣言してしまえば、最初は怪訝な顔をされるかもしれませんが、以降、そのジャンルの依頼はされなくなるものです。

ただし、「苦手なこと」でもそれが「楽しいこと」であればやるべき。

「自分を成長させてくれるか?」という成長軸で考えたときに、楽しめるものであれば、新たなマッド・ジーニアスの開拓につながります。「面白くないこと」をピックアップした後、「成長軸」で考えてみて、それでもやっぱりダメならキッパリやめると考えるといいと谷本さんはアドバイスします。

仕事が面白くなかったら、その理由を「因数分解」する

嫌なことを身勝手に宣言ばかりしていたら、それはそれで困った人になってしまいます。

だから、嫌なことを辞める前に、「なんでこの仕事は面白くないんだっけ?」という原点に立ち返って、「面白くない理由」を因数分解してみましょう。

嫌な理由の大元とを探っていくと、「決めつけ」や「プライド」に起因することが大半。中には、こんなプライド、冷静に考えたらいらないよね、と気づくこともあるはずです。

「解釈」を変えることでやわらかく受け止めると、実は嫌ではなかったという「自分の発見」にもなります。発見できれば、自分の納得いく生き方につながるはずです。

経営学やマネジメントより「哲学」と「心理学」を学ぶ

今、世界の最先端を走るリーダーは、「哲学」「心理学」を学んでいます。谷本さん曰く、トップリーダーたちは、「宗教に代わる倫理観」 を求めているように感じられるといいます。

それは「寄りかかるべき規範」であり「自分自身を律する柱」となるものです。

「好きなことを仕事にする」課程において、自分自身の根っこにある柱が曲がっていては、誰からも支持されませんし、たとえ仮初めの成功を収めたとしてもそれはやがて腐っていってしまいます。

悩んだとき、大きな判断をしなければならないとき、瞬時に行動しなければいけないとき、そういった「ここぞ」というときに間違えずに自分を「正しい道」へ導いてくれる精神的支柱を持つことが、こと信頼資本主義社会においては大きな意味を持ちます。

谷本さんは、ヴィクトール・E・フランクルの名作「夜と霧」を読むことを勧めています。

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「利他行動の循環」で成功も幸せも手に入れる

脳科学者の 中野信子さんは、利他行動というのは、脳科学の視点から見ても「自分の幸せ」に直結する行動になっていると述べます。

どれだけの範囲にわたって他者のことを考えられるのか、その範囲を脳における「配慮領域」と言うそうですが、この領域が広い人ほど大きな幸福感に包まれます。

「配慮領域」が広いとは、
・今日明日のことではなく、10年後の未来まで配慮するという「時間的な広さ」
・自分自身だけではなく家族、親戚、友達、同僚、他人といった「距離的な広さ」
の2つの軸で広がりを持つことです。 もともと脳には、より先の未来に向けて、より多くの人のために行動することで、大きな幸せを感じられる仕組みがあるのです。

人のために行動する人に対しては、周りの人が「手を差し伸べやすく」なります。そのため、他人から思いがけず助けてもらえる回数も自然と多くなります。

トップリーダーの人たちは総じて「運がいい人」と言われますが、たくさん助けられた結果「運がいい」と言われ、結果的に、一人ではできないような大きなことが実現できるようになるのです。

誰かのためになること、意識的に始めてみませんか。

最後に

今回は、マットジーニアスの育て方、磨き方を谷本有香さんの著書「世界のトップリーダーに学ぶ 一流の偏愛力」に学びました。

マッド・ジーニアス的な生き方は、自分も周囲の人もハッピーな生き方です。マッドジーニアス的な思考を育てて、幸せになりましょう!

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