▼シェア&フォローする▼

ビジネスメール、書類・報告書・提案書等、作成中 等
ビジネスマンなら、相手にこちらの意図を伝えるに当たって、「もっと語彙力があれば…」と思ったことがあるでしょう。

しかし、これ以上に、語彙の量と質は「あなたの周囲からの評価」に大きな影響を与えています。

語彙力がある人の話を聞いて「非常に頭がよさそうな人だ」と思ったことはありませんか?一方で、回りくどい話し方をする人は、要領が悪くて、頭が悪そうだと感じたことはありませんか?

人は、コミュニケーション(会話)を通じて、無意識的に、人の「頭の良さ/悪さ」を評価しています。

つまり、語彙力(質と量)がないと、我々の想像以上に人生の様々なシーンで損をしてしまうのです。

今回は、石黒 圭さんの著書「語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング」を読んで気づいた大事なことを紹介します。

\ふるさと納税で高還元!/

さらに還元率を+3%UPする方法

著書「語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング」

豊富な言葉を駆使して、わかりやすく、或いは感動的に言葉を織りなす知的は人は、どうやってその語彙力を身につけたのでしょうか。

石黒 圭さんは「語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング」の中で、語彙力のある人は、ただ単に「知っている言葉の数が多い人」ではなく、語彙力に合わせて、的確な語を選択する力を持っている人だと言います。

本書では、語彙力を「質」と「量」の両面から強化する22のメソッドを紹介。脳内の辞書を豊かにし、使用可能な語彙を増やし、それを効果的に表現に活用する方法について解説しています。

ハッとする気づきも本です。語彙力に自信のない方は一読の価値が高い良書です!

語彙力とは

語彙力とは

人間の思考力を規定するのは言語力です。そして、その言語力の基礎になる部分は語彙力に支えられています。そのため語彙力がある人は一般的に成績が上、逆に語彙力がない人は一般的に頭の悪い人が多いです。

しかし、語彙力=言葉の「量」を知っているだけではだめ。著者曰く、「量よりも質の方が大事」です。
以下の式が「語彙力」をよく表しています。

語彙力とは

語彙力=語彙の量(豊富な語彙知識)×語彙の質(精度の高い語彙運用)

語彙力:量を増やす

語彙力:量を増やす

語彙力を高めるには、辞書で単語を見ていてもダメです。本を読んだり人の話を聞いたり、生きた言葉に触れることで語彙力は身につきます。

では、豊富な語彙知識を身につけるためためにはどうしたらいいでしょうか?

石黒さんは、以下のような観点から語彙に意識を持つことが大切と述べます。

語彙力を高める「意識」の持ち方

(1)類義語、(2)対義語、(3)上位語と下位語――を増やす
(4)語種(和語、漢語、外来語)
(5)文字種(平仮名、片仮名、漢字)――を文脈によって使い分ける
(6)話し言葉と書き言葉、(7)日常語と専門語
(8)標準語と方言
(9)新語と古語――を環境によって使い分ける
(10)実物で経験を積む
(11)語構成を活用する

例:「類義語」の場合

ある対象を表すのに一つの語しか知らないと、対象を表す精度が下がってしまいます。「文章のこの言葉がしっくりしない」と感じるのも、このケースが大半です。類義語で複数候補の中からよい語を選べると、それだけ言葉に説得力が生まれ、ビジネスチャンスを獲得したり、人から信頼・信用を得る確度も高まります。

例:「対義語」の場合

対義語は、頭のなかの語彙のネットワークが意識されます。そして、より語の理解が深まり、言葉の感性が磨かれます。

このような意識を高めるためには「平生から意識」が欠かせません。平生から、語彙に注意を払いましょう。

語彙力:質を高める

語彙力:質を高める

石黒さんは語彙の「量」よりも「質」が大事だと述べます。

語彙の「質」の高め方

「質」は以下のような方法で高められます。

語彙の「質」の高め方

(1) 誤用を回避する
(2) 重複と不足を解消する
(3) 連語の相性に注意する
(4) 語感のズレを調整する
(5) 語を適切に置き換える
(6) 語の社会性を考慮する
(7) 多義語のあいまいさを管理する
(8) 異なる立場を想定する
(9) 語の感性を研ぎ澄ませる
(10) 相手の気持ちに配慮する
(11) 心に届く言葉を選択する

語彙の「質」を高めるメリット

身の回りに、同じ内容の話をしているのに、非常に話が「優美」に感じられる人はいないでしょか?
会社の上司に、怒っているわけではなくても、日ごろから「圧力」を感じる人はいないでしょうか?
また、会社の同僚や部下に、非常に話がまどろっこしい人はいないでしょうか?

これらは、ほんのちょっとした言葉の使い方だったりします。ちょっとした言葉の使い方の違いが「あなたの評価」を高めたり低めたりしている可能性があるのです。

例:ちょっとした語彙の差で感じる違い

❶まず最初に課長の挨拶がある
❷この手作りケーキ、プロ並みレベルの腕前だね

上記の、2つのフレーズ、少し回りくどく感じませんか?
もし、ちょっとした違和感や回りくどさを感じなかったら、それはあなたが「語彙に鈍感」だからであり、日ごろから同じような発言をしている可能性があります。

上記、2つのフレーズが少し回りくどく感じる理由は、
❶の場合は「まず」「最初」という同じ意味の言葉
❷の場合は「並み」「レベル」という同じ意味の言葉が重複して使われているからです。

語彙に対する意識が足りないと犯してしまいがちな、よくある間違いです。

最後に

今回は、石黒 圭さんの著書「語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング」を紹介しました。
冒頭にも述べたように、人は、コミュニケーション(会話)を通じて、無意識的に、人の「頭の良さ/悪さ」を評価しています。つまり、語彙力がないと、いろいろと損をしてしまいます。

本書には実に、日ごろの自分の発言などでハッとさせられる気づきが多いです。価値ある一冊ですので、是非、手に取って読んでみてください。