【相場格言:節分天井彼岸底】意味は? 投資で利益が狙えるか検証した結果は... そもそも、節分・彼岸はいつなのか?2021年
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季節に関する株の格言はいろいろありますね。

2月の相場格言と言えば「節分天井彼岸底」。

この相場格言は、節分(2月上旬)に高値をつけ、彼岸(3月中旬)に安値をつけるという意味ですが、そもそも、2021年の節分と彼岸はいつなのでしょうか?また、この相場格言で利益が狙えるのでしょうか?過去の日経平均の値動きを元に検証してみます。

「節分天井彼岸底」の意味は?

「節分天井彼岸底」とは、節分(2月上旬)に高値をつけ、彼岸(3月中旬)に安値をつけるという意味のアノマリー。新春から始まった強い相場が節分の時期まで続くもののそこが天井。その後は彼岸時期まで下落するというアノマリーです。

根拠はないけれども経験則で語られる有名なアノマリーとは言われますが、当たらないともいわれ、むしろ、節分が底になることも多いと言われます。

ただし、2018年はVIXショック、2020年はコロナショックで2月に天井をつけて大きく下落した実績が直近でもあります。また、2月は中国が長期休暇となる春節を迎えるため、その時の相場状況によっては相場調整が起こってもおかしくありません。

今年は、史上最高値を更新してきた米株がロビンフッターによるSNSなどを利用したパンプを起こし、一部の株価が急騰・急落することに影響を受け、市場全体に不安心理が広がったことで節分を待たず、価格が下落する動きも見られています。

「節分天井彼岸底」の「節分」「彼岸」はいつ?

では、「節分天井彼岸底」の「節分」と「彼岸」はいつなのでしょうか?

2021年の「節分」は2月2日(火)
2021年の「(春の)彼岸」は3月17日(水)~3月23日(火)

ちなみに、お彼岸は、春と秋の2回あります。

春彼岸
2021年3月17日(水)  :彼岸入り
2021年3月20日(土・祝):春分の日(自然をたたえ生物をいつくしむ日)
2021年3月23日(火)  :彼岸明け
計7日間

秋彼岸
2021年9月20日(月)  :彼岸入り
2021年9月23日(木・祝):秋分の日(祖先をうやまい亡くなった人々をしのぶ日)
2021年9月26日(日)  :彼岸明け
計7日間

2月2日の節分は124年ぶり

通常、節分は2月3日。しかし、今年は1日早い2月2日が節分。節分が2月2日となるのは1897年2月2日以来、124年ぶりで極めて珍しいことです。なお、節分が2月3日以外となるのは、1984年2月4日以来37年ぶりになります。

なお、節分の起源については諸説ありますが、平安時代に鬼を払い、疫病を退散させる願いを込めて始まった儀式だった、つまり「疫病退散」を願う日。いまなお世界に蔓延するコロナの早々退散を願って、「豆まき」しましょう!

「節分天井彼岸底」は投資に使える格言なのか?

さて、話が相場格言から脱線してしまいましたが、投資家にとって大事なのは、「節分天井彼岸底」が投資に使える格言なのか?

節分天井彼岸底、意味は?当たる?
参照:トレトマ

上記のグラフは、2012年~2018年の1月年初から4月末までの日経平均株価を並べて、節分・彼岸の株価を検証した結果です。
これを見ると、節分頃が必ずしも「天井」にあるわけでもないですし、「彼岸」が底になっているわけではないようです。

もう一つの2月の相場アノマリー:花見ラリー

2月にはもう一つ、相場でよく聞かれる言葉(相場アノマリー)に「花見ラリー」という言葉があります。

花見ラリーとは、2月の節分のころから3月下旬、或いは、4月の上旬頃まで堅調に推移しやすいという相場アノマリーのことです。

「花見ラリー」という言葉は、日本の株式相場ではよく聞かれる言葉です。このアノマリーが当てはまりやすいと言われる理由は3つあります。

「花見ラリー」が起こりやすい3つの理由

・第3四半期を終え、3月下旬、或いは4月中旬の本決算に向けて期待が高まりやすい
・3月の配当権利取りの買いが入りやすい
・2月は閑散相場となりやすく、売りも少なくなる傾向がある

ことなどから、相場が上昇に転じやすいと言われています。

日経平均の季節性

日経平均の季節性
下図は各年度の4月仲値(高値と安値の平均)を100として各月仲値を指数化し、上場来(あるいはその翌年から)の指数化した各月仲値の平均値をチャート化したものです。これを見ると3月にかけて株価が高くなりやすい傾向があることが分かります。
※参考:第一商品

また下図は、日経平均の各年度の高値・安値発生月をプロットしたものです。こちらの結果からも、3月に株高となりやすい傾向があることが分かります。

日経平均の各年度の高値・安値発生月
※参考:第一商品

2021年がどのような結果になるかはわかりませんが、過去実績・統計値として知っておくといいでしょう。

なお、ダウの結果についてはこちらの記事に掲載しているので、合わせてご確認ください。

1/31からは水星の逆行もスタート

1/31から、、金融相場においては、方向感がはっきりせず、相場が不安定になりやすいと言われる「水星の逆行」もスタートし、株式市場はそれを見越すように下落をしました。

過去の水星の逆行の株価の動きについて確認した結果を以下の記事に掲載しているので合わせてご確認ください。

相場転換をチャンスにチャンスに!CFD取引

毎月の長期インデックス積立投資などとは別に、統計的な優位性を利用して、株式投資をしたいと思っても、常に潤沢な投資資金がある人は少ないのではないでしょうか?

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私は
ここは暴落する!ここは上昇が加速する!
という確度の高いタイミングに損切りを設定しながら利用しています。
chami
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以下は、CFD取引の参考記事です。

最後に:アノマリーは投資戦略の一つとして役立つ

相場格言やアノマリーには根拠のないものもありますが、統計・確率的に優位性のある売買をする際に参考になるものも多数あります。

上記は、相場のアノマリーを勉強する上で、私が最もおすすめする本です。
市場に存在するアノマリーを14章にわたって解説。米国の株式市場の分析がベースになりますが、日本株は米国株との連動性が非常に高いため、日本市場の取引においても有用な書です。
特に5章以降は有益な情報が多いです。是非、ご参考に。