9月の後半になって、一部通貨に上昇の兆しが見える仮想通貨市場

これまで何度か記事にしていましたが、ビットコイン先物に限らず、先物にはSQ日と呼ばれる先物の清算日があります。ビットコイン先物の毎月のSQ日が5日に当たります。

私はこの状況を「毎月ビットコインは先物SQ日5日に相場付きが変化の法則」と名付けていますが、昨月の9月5日もこの法則が当たり、前日まで上昇していたビットコインが一気に暴落しました。

明日は10月5日。相場変動に注意が必要です。

【再掲・再まとめ】BTCが毎月5日前後で相場つきが変化しやすい理由

ビットコイン先物に限らず、先物にはSQ日と呼ばれる先物の清算日があります。ビットコイン先物の毎月のSQ日が5日に当たります。

株式でも先物の決済の週には特に株価が大きく動くことがあり、特に株式が大きく下落した際、「SQに絡んで売り仕掛けが行われた」といったニュースが報じられることがよくあります。

売り仕掛けとは、ヘッジファンドなどの大口投資家などが相場を売ることによって力ずくで崩し、相場を下げさせて儲ける戦法です。ビットコインは、ビットコインの先物の取引開始(2017年12月15日)と共に、大口投資家らの売り崩しにあい大暴落しました。

先月9月5日の値動きをおさらい&今月は?

記事の一番最初に示したアイキャッチの画像はSQ先物精算日を迎えたビットコイン日足チャートです。

もう少し表示期間を短くしたのが、以下のチャート。
一番右側の紫色の縦線は9月5日。その日は、びっくりするほど、ぴたりと5日に急落しました。

ビットコインチャート

今は、下落から、本確定な反発を見せたとはいいがたい(底ねり中)とみるなら、10月5日は上昇!となります。

もう一度、ダメ押しの下落となるかはわかりませんが、MACDまどを複合的にみると、逆転現象なども起きていますし、もうそろそろ上昇してもおかしくないのでは?という風に思っています。

昨夜の仮想通貨市場

以下は昨夜の仮想通貨騰落率マップ。
ビットコインを始め、市場全体が下落傾向でした。

その中で上昇していたのは、BNB。取引所Binance(バイナンス)の取引所トークンです。

以下がそのチャート。チャートを見ると、2018年の仮想通貨大暴落で、アルトコインは軒並み最高値の80~90%の下落を見せているのに、BNBの下落は60%で他の通貨に比べて圧倒的に底堅かったことがわかります。

Binanceコイン BNB チャート

取引所トークンの魅力

BinanceのBNBのような取引所トークンの魅力は、取引所自体が買戻しをしてBurnすることで、希少価値が上昇して値が維持されたり、取引所で売買する際に手数料が安くなったりするなどの魅力があること。それ故、私は以下のような取引所の取引所トークンを保有しています。

BNB:Binanceの取引所トークン
CET:CoinExの取引所トークン
BF :Bitforex

保有しているだけで配当がもらえたりなど、メリットも多いので、だらだらと長期保有しています。CETについては毎日配当があるのでうれしい。直近では大きく暴騰したので、仮想通貨市場が冴えない中、うれしいサプライズでした。

少し持っておくと、今後、値も上がって、配当ももらえたりでいいことあるんじゃないかな。