AirB&B、SpaceMarket、Uberなどのシェアリングビジネス、そして、SNS、ブログを活用した個人メディアなど、個人が空いた時間と空間で稼ぐハードルがどんどん低くなっている昨今。

ちょっと目のつけどころを変えるだけで、これまでは実現が難しかったビジネスが個人でも提供、しっかり利益も出せるような時代になりました。

でも自分でいざビジネスを始めようとすると、これまで経験がないが故に、狭い視野の中でビジネスを構築しようとしていたり、収益の立て方がわからなかったりと、なかなか実ビジネスまで計画を昇華することができないのが現実です。

そんな、これからビジネスを始める方に、ビジネス構築のヒントを与えてくれる一冊を紹介します。

【書評】それ、売りますか?貸しますか?運用しますか?無料という手もありますよ。(泉正人 著)(★3)

本書の著者は、社会人向けのマネー教育を提供する「ファイナンシャルアカデミー」を運営する泉さん。

著者曰く、自分の「やりたいこと」を「ビジネス」にするために一番重要なことは「ビジネスモデル」を考えること。

自分のビジネスの他との差別化=「強み」をうまく収益化することが大事です。

本書では、数人の同じくビジネスモデルの設計に悩む事業化の卵たちの例をモデルケースに以下のようなアドバイスをしてくれます。

1.自分の強みは何か?
2.どんな仕組みで稼ぐか
3.いかに「無料」を活用するか
4.お金の出入りの「時間軸」をどう合わせるか

ちょっとしたビジネスモデルの差が収益に大きな差を生む

本書のタイトルもありますが、今のご時世、モノを売るだけが商売ではありません。強みを売ってもいいし、貸してもいいし、運用してもいいのです。

売り方だって様々です。ただ、知っておくだけで有利にビジネス展開ができるセオリーも存在します。

例えば、「物の単位を小さくするほど単価が高くなる」セオリーをあなたのビジネスモデルに採用できませんか?

簡単に言えば、
 マグロは一本より切り身にする
 コインロッカー式で「時間」も「空間」も細かく分割する
ことで、収益が上がりますよね?

1本や1日の単位ではいらない。しかし、細切れにすることで、マーケットの参加者が増えて、単価が高くなり収益面でもメリットがでるのです。

すべてのビジネスはアービトラージ

金融用語としてよく見かけるキーワードアービトラージ。価格差を見つけて、その差を取引する売買手法です。

ビジネスもすべてはアービトラージ。他との「差」によって成立しているのです。

このアービトラージを見つける能力は、いわば「ビジネスセンス」。他との差に価値を見出し、仕組化して販売/レンタル/サービスすることができれば、あなたは自分で商売ができます。

満足感が高いのは、投資になる支出

さて、他との差を見出しビジネスモデルを考えるに当たっては、利用する側のことをよく考えなくてはいけませんよね。

ちなみにお金を出すとき、満足感が高いのは、「投資になる支出」です。投資と一言に言っても、お金の投資とは限りません。自己投資につながるなど、相手が自己投資として満足できたっていいのです。そういう要素が、あなたが考えるビジネスにないかも、考えてみてください。

是非、本書から、ヒントをもらってみてください。

「稼ぐ力」を身につけた9人のビジネスストーリー それ、売りますか?貸しますか? 運用しますか?無料という手もありますよ。

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