厚生労働省は3月30日、2016年度の生活保護受給世帯数(月平均)が前年度比0.4%増の163万7045世帯となり、過去最多を更新したと発表しました。過去増加の要因は、高齢者世帯の受給増。83万7029世帯と最も多く、全体の51.4%を占めています。これで24年連続で増加です。

若いうちから対策しないと老後が悲惨なことに

高齢世帯は一般的に貯蓄資産を持っていると言われます。
知るぽるとの「金融資産の有無と金融資産保有額(2016年/平成28年)」の年代別データを見ると、以下の通り、70歳以上の世帯は子供にお金のかかる30,40歳世帯より圧倒的に金融資産を保有していることがわかります。

それでも、高齢者世帯の生活保護者数が増えているということは、それだけ格差が進んでいるということ。持つものと持たざる者の差が非常に大きいと推測できます。

格差社会に加え、若い人ほど年金の受給額が減る可能性が高いことを考えると、今の若い人は老後に今以上に苦労することになると容易に推測できます。

老後の生活に困らないためには若いうちからの対策が必要

高齢になってお金に苦労するか否かは、若いうちにどれだけ資産形成できたかが大きい。
若いうちから金融リテラシーを高めるべく努力し、資産形成に励むことが必要です。

私は若いうちからリスク少なく始められ、資産形成(節税)に最も効果がある方法が確定拠出年金(iDeCo)です。30代から始めるより20代から始めたほうが楽に資産形成が可能。

いつかやろうと思っていてはいつまでたってもできません。

今始めるか、いなかが、老後の資産に大きな差となって現れます。

以下に資産形成に役立ついくつかのリンクを掲載しておきます。