【書評/感想】いのちの初夜(北條 民雄 著)(★5) 死の病に絶望した著者が描く「いのち」は、読者の心を強く打つ 文学界賞 受賞作
『いのちの初夜』は、北条民雄の短編小説。文豪・川端康成にその才能を見出され雑誌『文學界』(1936年2月号)に掲載。第2回文學界賞、さらに、芥川賞の候補にもなった作品です。 『NHK 100分de名著・・・
『いのちの初夜』は、北条民雄の短編小説。文豪・川端康成にその才能を見出され雑誌『文學界』(1936年2月号)に掲載。第2回文學界賞、さらに、芥川賞の候補にもなった作品です。 『NHK 100分de名著・・・
死は自分では決められない。ある意味、考えても仕方がない。お墓や葬儀の仕方を決めていても、そのようになるとは限らない実例は山ほど存在します。 2040年には、独身者が人口の5割になり、既婚者(64歳まで・・・
人生の問題に正解はない。しかし、人間という生き物はどうしても、あらゆるものに「正解」を求めがちです。 その理由は、「正解がない」と非常に不安や不満を感じるから。特に、考えることが苦手な人は、自分で考え・・・
面白楽しく読める自己啓発書「夢をかなえるゾウ」。 4作目のテーマは「死」。 特に若い人はあまり真剣に考えることのない「死」。かつてよりもウイルス・地震・災害などで「死」は身近で自分もいつ何時襲われるか・・・
私は死んだらどうなるんだろうか・・・ 私は死んだら天国に行けるだろうか・・・ 多かれ少なかれ、自分の死後の世界を考えたことがあるでしょう。先日養老孟子先生の「死の壁」を読んで以降、死に関する本に興味を・・・