コロナ禍で急速に広がったリモートワーク。
自宅やオフィスのPCからはもちろん、スマートフォンやタブレット端末と、場所も端末も選ばず、いつでもどこでもWindows環境が必要な時代となりました。
また、FXにおいては取引ツールMT4による 24時間自動売買EA 環境を求めるニーズがありますが、この場合も、不休で稼働&どんな端末からもアクセス可能な堅牢なサーバーが必要です。
そこで今回は、FX自動売買トレーダーにも最近人気が出始めている、GMOインターネットが提供するWindows VPSサーバの「ConoHa for Windows Server」についてご紹介。
今年夏からは、料金プランのリニューアル(料金&スペック改定)、および、「VPS割引」の導入により、大幅値下げとなっています。新規導入、VPS乗り換えを考えている方は要Checkです。
目次
仕事環境:いつでもどこでも同じ環境で仕事効率化
コロナ禍の影響もあり、仕事をする場所・端末が複数台になった方も多いのではないでしょうか?
仕事はWindows環境が主流という方が大半だと思いますが、複数場所・端末での利用に、使っているデータをUSBやdropboxのような外部ストレージサービスを利用して共有するという方法はあります。しかし、同一名のファイルが複数のパソコンに存在するのは、ファイルの取り間違いなど間違いのもと。ファイル間違いにより仕事が非効率になりやすい問題があります。
できれば、どんな場所・端末からも同一環境で仕事をすることが望まれます。
FX環境:不休で稼働する堅牢な環境の構築
従来より、「FX・MT4自動売買は自宅PCでは限界アリ!」「FX自動売買には、24時間安定稼働するFX用VPSは必須」と言われます。
正直、私も最初は「自分のパソコンでMT4を稼働&常時ネットワーク接続のままPC起動」と思っていました。でも、そんな考えは甘かった。24時間、ノートPCを動かしておくわけにもいきませんし、外出先から操作することもできません。やっぱり、場所・端末を選ばず、設定環境にアクセスできる環境は必須です。
VPSとは何か
ここで改めて、VPSとは何か、確認してきましょう。
VPS(Virtual Private Server)とは「仮想専用サーバー」。そのなかでもWindows Serverなら、サーバの詳しい知識がなくともリモートデスクトップ機能に(仮想デスクトップ)により、いつでも、どこからで、どのデバイスからでも、ファイルアクセスやFXの自動売買が実現できます。
VPSに求められること
では、VPSを選ぶ場合、何に気をつければいいでしょうか?ポイントは3つあります。
- 安定性
停止しないこと(仕事の場合は作業が戸通り、FXの場合は、売買が不可能となり、機会損失に繋がる) - 速度
仕事の場合は、閲覧・書き込み・保存がサクサクできること
FXの場合は、MT4 / EA の稼働・操作が快適に行えること(処理が重くなると不安定になる) - 導入と運用が簡単
サーバーの知識がなくても利用できること(学習コストと運用コストを削減)
サービスを選ぶ上で、1,2は当たり前、初心者にとっては特に3が非常に大事です。
VPS:「ConoHa for Windows Server」とは
さて、いよいよ本題です。
ConoHa for Windows Serverは、GMOインターネットが提供するconoha(このは)シリーズの1サービス。
2020年7月30日からは、料金プラン値下げリニューアルと、3ヵ月以上の利用に便利な「VPS割引」が始まってさらに使いやすくなりました。
以下では、「ConoHa for Windows Server」の特徴と価格について詳細解説します。
「ConoHa for Windows Server」の特徴
その他、主な特徴は以下の通りです。
- 初期費用なし、月額
1,800円→額980円から利用可能 - ディスク容量増量
- 超高速SSD標準搭載、最新CPU採用でスピードアップ
高速なSSDを搭載。従来サービスより4倍以上の処理速度を生み出すハイスペックなVPSでアプリケーションの処理時間を圧倒的に短縮 - リモート接続でいつでもどこでも接続できる
インターネット環境があれば、自宅やオフィスのPCからはもちろんスマートフォンやタブレット端末でも自由にリモート接続可能。データを持ち歩く必要もなし。 - Microsoft Officeも利用可能
ビジネスに欠かせない、Microsoft Officeが利用可能。Officeがインストールされていない端末であっても、サーバアクセスで外出先からの資料作成が可能。
3つのテンプレート
上記、機能をより便利に使いこなすためのテンプレートとして、便利な【3種類】のテンプレートが用意されています。
テンプレート | 内容 |
---|---|
①Windows Server | Windows環境での開発やWindows Server Hyper-Vを利用をしたい方、企業の社内システムの構築などに最適 |
②Windows Server for Remote Desktop | 仮想デスクトップとして利用したい方に最適 ・FXの自動売買をしたい ※リモートデスクトップSAL(月額500円)のライセンスオプションが必要 |
③Windows Server for Remote Desktop + Office | 仮想デスクトップとMicrosoft Officeの両方を利用したい方に最適 ・外出先で社内PCにアクセスしたい ※リモートデスクトップSAL(月額500円)+Office SAL(1,800円)のライセンスオプションが必要 |
料金:初期費用なしのシンプルな料金体系
価格大幅値下げ後の料金は以下のようになっています。
ConoHaのVPSは起動も早く、動作もサクサク動きます。
FXのMT4を3つ程度なら、最もスペックの低いWIN1GB(1GB)プランでもストレスなく動きます。
この価格で、このスペックならお買い得なサービスと言えるのではないでしょうか。
なお、4つ以上同時同時稼働したい、或いは、別のサーバとしても利用したい方は、もう少し上のプランをご選択くださいね。
料金プラン | 初心者 オススメ WIN1GB | WIN2GB | WIN4GB | WIN8GB | WIN16GB |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 初期費用なし | ||||
月額料金 (税抜) | 1,800円 →1,000円 | 3,200円 →2,000円 | 5,900円 →3,900円 | 10,500円 →7,700円 | 19,500円 →14,500円 |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア |
SSD搭載 | 50GB →100GB | 50GB →100GB | 50GB →100GB | 50GB →100GB | 50GB →100GB |
※さらに上位のプランもあり(WIN32GB、WIN64GB)
「VPS割引きっぷ」でより安く!
ConoHa for Windows Serverを3ヶ月以上ご利用の場合におトクな長期利用割引きっぷ「VPS割引きっぷ」制度が始まりました。このきっぷの利用で、通常料金よりも最大11%オフ、月額890円からConoHa for Windows Serverを利用できます。
きっぷの有効期間は最大36ヶ月。購入したきっぷの有効期間が長いほど割引率がアップし、よりおトクにConoHa for Windows Serverを利用できます。
きっぷは期間別に 全5種類(3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月)あります。
以下は36ヵ月利用時のプライスリストです。その他のプライスリストは、こちらからご確認ください。
FX自動売買向け:「お名前.comデスクトップクラウド for MT4」との違いは?
GMOインターネットが提供するVPSサービスには、老舗のFX専用VPS「お名前.com デスクトップクラウド for MT4」がありますが、これと「ConoHa for Windows Server」の違いは何でしょうか?
その違いは、FX自動売買用のVPSに特化しているか、否か。
そのため、VPS上で開発したり、外出先からMicrosoft officeを使って資料作成をしたりすることはできませんが、その分、初心者には圧倒的に利用がしやすいサービスになっています。
今なら最大7日無料のクーポンプレゼント
只今、こちらのリンクから申し込みをすると、最大7日間無料になる700円クーポンが無料でもらえます。これを利用すると、7日間のお試し利用ができますね。
WEB広告限定、指定ページからの申込が必須です。クーポンは以下のページから申込ください。
最後に
以上、GMOインターネットのConoha for Windows Server の特徴、申込方法、設定方法、使い方について紹介をさせて頂きました。
上述した通り、ConohaのVPSは起動も非常に早く、サクサク動くと好評です。
FXのMT4を3つ程度なら、最もスペックの低いWIN1GB(1GB)プランでもストレスなく動きますが、この使用感についても、クーポンを利用して試してから本格利用を検討されるといいですね。
以下、その他自動売買環境構築に役立つリンクを紹介しておくのでご参考に。