東京発福岡の観光スポットを巡る2泊3日の旅に行ってきました♪
福岡は、繁華街や屋台グルメで人気の博多から、学問の神様と言われる太宰府天満宮、門司港レトロと関門海峡、小倉城など見どころがたくさんの町。一度は訪れたい九州最大の県です。
今回初めての福岡旅行ですが、旅の計画・費用から、各観光地の見どころ、移動方法、そしてグルメまでポイントをまとめて紹介します。
目次
福岡旅行の準備と手配
福岡には、ざくっと、福岡市とその近郊、太宰府、柳川、北九州・門司港周辺などの観光エリアがあります。訪れる場所やルートによって宿泊日数・旅の予算によって変わります。
LCCも乗り入れているので、エアライン次第でも旅費が大きく変わります。
まずは、旅が実質的に安くなる「全国旅行支援」が利用できる期間も残り少なくなっています。
以下の記事で状況を紹介しているので、チェックしてみてください。
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旅のスケジュール
旅の目的は以下の通り。
博多 :屋台でおなじみの中州などの繁華街、神社仏閣巡り
大宰府:菅原道真をまつる大宰府天満宮
門司港:レトロな駅舎・街並みの散策
小倉 :小倉城、八坂神社散策
具体的には以下のようなスケジュールで観光しました。
1日目:成田(10:10)→福岡空港(12:30)→太宰府天満宮巡り
→博多駅(17:00)→ホテルで荷物ドロップ→博多街中観光&食事→ホテル宿泊
2日目:博多市内神社仏閣巡り(9:30)→博多駅→門司港駅(12:30)→門司港レトロ観光
→小倉駅(16:00)→小倉城→小倉駅→博多駅
→市内でグルメ(21:30)→ホテル宿泊
3日目:ホテルチェックアウト→博多空港(11:05)→成田着(12:50)
大宰府天満宮観光
太宰府天満宮は、菅原道真(すがわらのみちざね、845年~903年)公の御神霊をお祀りしている神社です。菅原道真没後の905年に創設されました。 「学問・至誠・厄除けの神様」として、日本全国はもとより広く世のご崇敬を集め、年間に約1000万人の参拝者が訪れています。特に、「学問の神様」として知られており、多くの合格祈願者が訪れます。全国にある12000の天満宮の総本山でもあります。
道真公は、幼少期より学問に秀でて、学者、政治家として右大臣まで勤めましたが、左大臣を務めていた藤原時平をはじめとする藤原家の陰謀により天皇への謀反を計画したとして、当時、九州全域を納める役所があった大宰府に無実ながら左遷されました。左遷後も藤原家によるひどい仕打ち(食事さえままならない状態)を受け、大宰府左遷から2年後には悔やみながら生涯を終えました。そんなひどい生活を強いられながらも、大宰府の民のために死ぬまで力を尽くされたそうです。
没後、道真の亡骸を牛車に乗せて運ぼうとしたところ、牛が伏して動かなくなったことで、その地に葬られ、お墓の上に大宰府天満宮が建てられました。
その後、無実は証明され、「人」でありながら、「神」としてまつられ、今に至るというわけです。なお、太宰府天満宮は、全国に1.2万か所もあるとのことですから、すごいですよね。
博多空港→大宰府天満宮へのアクセス
東京から博多空港に降り立ったのが12:30。残念ながら、お天気は曇りでちょっと寒い。
さて、いよいよ移動開始ですが、博多空港国際線ターミナルから太宰府天満宮への直通バスが出ています。以下のように乗り換えて移動しましょう。
福岡空港国内線ターミナル→国際線ターミナルシャトルバス
バス停#17(無料、10~15分程度)
国際線ターミナル→大宰府天満宮行バス
バス停#2(大人520円、25分程度)
太宰府天満宮に到着
太宰府駅には14時少し前に到着。上記は駅前の用数ですが、駅の装飾がおしゃれですね。
荷物を駅のコインロッカー(小:400円)に入れて、身軽になって、いざ参道へ。雰囲気が合って素敵な参道歩くことにしました。
太宰府天満宮参道で名物「梅ヶ枝餅」を堪能
「梅ヶ枝餅」は、あんこが入った焼餅に梅の印が押され大宰府を代表するお菓子です。参道にも梅ヶ枝餅を販売するお店がたくさん軒を連ねています。私は「やす武」でお餅をGet。お値段1つ160円。外はパリッと、中はふわっとした薄いお餅に程よい甘さのあんこが包まれていてとてもおいしい♪
なお、ネットで調べるとAmazonでも冷凍品が購入できるようです。
鳥居をくぐり太宰府天満宮境内へ
太宰府駅から参道を寄り道せずに歩いて、太宰府天満宮の鳥居は5分ほどのところにあります。鳥居をくぐると、すぐに赤い太鼓橋・平橋が見えてきます。境内には梅の木がたくさん。あいにく1月中旬ではまだ花が咲いていませんが、大宰府天満宮境内の梅の見ごろは2月中旬~下旬。時間が許すなら、この時期に出かけましょう!紅白の梅が楽しめます。
梅の季節の太宰府天満宮:見ごろは2月中旬~下旬
太宰府天満宮 楼門そばの「御神牛」の頭をなでよう!
さらに歩いてくと、楼門が登場。
楼門わきには、手水舎と御神牛が!学問の神様を祭る神社らしく、頭をなでると「知恵」が授かるとか!そのため、頭だけピカピカでした。私も頭をなでなでしましたよ。
太宰府天満宮「御本殿」は重要文化財
楼門をくぐると太宰府天満宮の御本殿が現れます。919年、左大臣藤原仲平の勅命によって造営されますが、その後、何度か火災の被害を受けており、知将、小早川隆景と黒田官兵衛によって1591年に再建されています。朱色が印象的で美しい彫刻が施されており、非常に美しい本殿です。
通常、賽銭箱は「拝殿」の前に置かれ、その後ろに「本殿」が築かれますが、太宰府天満宮の場合は「本殿」の前に賽銭箱が置かれる珍しい作りになっています。また、通常本殿に参拝者は入れませんが、大宰府天満宮では入れるようになっています。これは、本殿下に道真公の墓があるため、道真公の墓に手を合わせてほしいという天満宮の願いがあるからだそうです。
本殿では多くの人がお参りをしていました。私も丁寧にお参りをさせて頂きました。
【参考】神社での正しいお参りの仕方は「二拝二拍手一拝」
賽銭箱に賽銭を入れ、鈴がある場合は鳴らした後、2回頭を下げておじぎ。続けて、右手を少し下にずらして二拍手の後、手を合わせてお参り。最後にもう一度頭を下げてお辞儀します。
境内は、おみくじや絵馬を楽しむ人も。おみくじはピンク色の紙で作られておりなかなかおしゃれ。また、絵馬の祈願内容をのぞいてみると「合格祈願」でした。さすが、学問の神様です。
太宰府天満宮内随一のパワースポット「天開稲荷神社」に行こう
多くの人は本殿でお参りをするとそのまま引き返してしまうのですが、実は、本殿より先に、太宰府天満宮内随一のパワースポット「天開稲荷神社」があります。境内の一番奥まで小道を進むと、赤い鳥居が続く石段が!その階段を上っていくと、静かに佇む「天開稲荷神社」が見えてきます。
九州最古の稲荷神社とも言われる天開神社なのだとか。天に道が開けると言われるパワースポットでもあるので、是非、足を延ばしましょう!
大宰府駅前でラーメンを堪能
一通り太宰府天満宮を見終わった後、参道でご飯をと思っていいたのですが、気が付くと15時も回っていて、ランチタイムが終了。多くの店が休憩タイムに入っていて、食事をすることができませんでした。
そこで、参道を出て、九州ラーメン総選挙一位受賞と触れ込みにのある駅前にあるラーメン屋「暖暮(ダンボ)」で一番人気と記載のあった博多豚骨の「煮玉子ラーメン」を食べました。
麺は極細でなかなかおいしかったです。
大宰府から博多市内へ
太宰府天満宮巡りも堪能したので、大宰府駅前発16時のバスで、博多駅へ移動。その後、祇園駅そばにあるホテル天然温泉 御笠の湯 ドーミーイン博多祇園 へ立ち寄り、荷物を降ろすと、今度は、博多市内観光に出かけました。
ご飯は何を食べようかなぁなどと考えながら、博多の街の中を観光。博多は人も多く活気のある街ですね。
博多グルメ「もつ鍋」を堪能
夜ご飯は中州屋台で…とも考え足を運んでみたのですが、なかなか寒い。そこで、ぶらぶら街を歩きながら、適当に見つけた「博多もつ鍋 二十四」へ。店内に入ると、芸能人のサインがたくさん並べられていました。
メニューをみてどうしようかなと考えた挙句、手っ取り早くお値段真ん中のコースをチョイス。
結構ボリュームもあり、食べきれませんでした。
ホテルに戻り、温泉&サウナで疲れを取る
おなか一杯になって、22時過ぎにホテルへ。
楽しみの温泉とサウナで今日の疲れを取ります。
私は旅は一日で歩いて回る方なので、ホテルは清潔に泊まれれば部屋の広さなどは気にしないタイプ。むしろ、サウナーとしては、温泉&サウナを楽しめる方がありがたい!
ドーミーインは全国各地にありますが、温泉がついているビジネスホテルということで人気。今回宿泊先である「天然温泉 御笠の湯 ドーミーイン博多祇園 」も、温泉&サウナが完備。しかも温泉は朝9時まで利用できます。
さらに、無料でマッサージチェアー、夜泣きそば、コーヒー・ジュースなども飲めるのでコスパのいい。1買いにファミリーマートが併設いる点も便利でした。
1日目は無事終了
1日目の観光が盛りだくさんで記事が長くなったので、2日目の旅行は次回に続きます。