これまで、ノイズキャンセリング機能なしのAnkerイヤホンを使ってきた私。喫茶店など屋外で仕事・読書で集中するために、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンが欲しいと思うようになりました。
Ankerのノイズキャンセリング機能付イヤホンと言えば、「Soundcore Liberty 4 NC」と「Soundcore Liberty 4」。さて、どちらを選べばいいのか?
スペックなどを比較した結果、選んだのは「Soundcore Liberty 4 NC」。期待以上のノイキャン精度と音質の良さに大満足です。
これがあれば、カフェでの作業も満員電車も、周囲の音が気になりません。
この記事では、Anker Soundcore Liberty 4の2製品(通常とNC)の機能・性能・価格などを比較して、なぜ「Soundcore Liberty 4 NC」を選んだか、商品レビューと共に紹介します。
目次
なぜ、Soundcore Liberty 4 NCを選んだか(概要)
なぜ、「Soundcore Liberty 4 NC」を選んだか。
理由は、「Soundcore Liberty 4 NC」は、「Soundcore Liberty 4」の使い勝手をそのままに、ノイズキャンセリング性能が向上しているのに、2,000円ほど価格が安いからです。
価格の違いは、その他の機能の差です。「Soundcore Liberty 4」の方が機能が多くトータルでの完成度は高くなっています(後述)。
「ノイズキャンセリング機能」を重視するのか、その他、総合的な搭載機能で選ぶのかで、どちらがベターかは異なります。2製品の機能の違いを踏まえて選ぶことが大事です。
Anker Soundcore Liberty 4 NCとの比較表
ノイズキャンセリングや連続使用時間などは「Soundcore Liberty 4 NC」が優れています。
項目 | Liberty 4 NC | Liberty 4 |
---|---|---|
発売日 | 2023年7月 | 2022年10月 |
参考価格 | 12,990円 | 14,990円 |
連続再生時間(本体のみ) | 最大10時間 | 最大9時間 |
連続再生時間(ケース併用) | 最大50時間 | 最大28時間 |
重量(本体のみ) | 5.0g | 5.8g |
重量(充電ケース含む) | 60g | 55g |
ノイキャン | ウルトラノイズキャンセリング 3.0 | ウルトラノイズキャンセリング 2.0 |
音質 | 歪みのないクリアな音質 | 繊細でリッチなサウンド |
3Dオーディオ | 非対応 | 対応 |
ヘルスモニタリング | 非対応 | 対応 |
どちらが売れている?Amazon売れ筋ランキング
Amazonの売れ筋ランキングを見ると、ランキングにはあまり差はありません。
あくまで、目的次第で選ぶことが大事と思われます。
Anker Soundcore Liberty 4 NCの特徴
ここからは、Anker Soundcore Liberty 4 NC の特徴をより詳しく見ていきます。
Anker Soundcore Liberty 4 NCの機能
「Soundcore Liberty 4 NC」には、新技術のウルトラノイズキャンセリング 3.0が搭載されています。世界トップレベルの認証機関SGSが認める超高性能ノイズキャンセリング機能です。
同価格帯のワイヤレスイヤホンと比較すると、ナンバーワンの実力を持っています。性能と価格のバランスを考えるなら、非常にコスパのよいノイズキャンセリングイヤホンと断言できます。
・Anker Soundcore Liberty シリーズ最強のノイズキャンセリング 3 を搭載
・コンパクトで軽量。片耳利用も可能
・イヤホン単体で10時間、ケース込みで50時間再生
・急速充電可能
・IPX4相当の防水対応
・タッチセンサー操作
・Bluetooth 5.3に対応
・対応コーデックはLDAC
・カラーはブラック・ホワイト・ネイビー・ピンク・ライトブルーの5色展開
※カラーを確認
「Soundcore Liberty 4」との比較
「Soundcore Liberty 4 NC」と比べた場合、「3Dオーディオ」「ヘルスモニタリング」の機能がありませんが、これらの機能が必要ない方にはおすすめです。
3Dオーディオ機能 | 頭の向きを認識し、向きに応じて左右の音の聞こえ方を調整 劇場にいるかのような臨場感のある音を実現 |
ヘルスモニタリング機能 | 運動時の心拍数、歩数、消費カロリーなどの計測機能 |
【参考】音質を重視する方は「Soundcore Liberty 3 Pro」
Anker Soundcore Liberty で音質を重視するなら「Soundcore Liberty 3 Pro」がおすすめです。
Soundcore Liberty 4 NCの機能詳細&使用感
以下では、レビューも兼ねて、「Soundcore Liberty 4 N」を解説していきます。
ノイズキャンセリング機能が抜群
なんといっても素晴らしいのが、ノイキャン性能です。“Anker史上最強ノイズキャンセリング”と謳っていますがそれも納得です。
このイヤホンを使うと、カフェなどのガヤガヤが気にならない!しかも、ノイキャン特有の耳が詰まるような不快感がこのイヤホンにはありません。(ノイキャンイヤホンを使ったことがある方ならわかるかと)。そのため、長時間利用も負担なく利用できます。
「HearID」で聴覚診断に基づく音質自動調整
また、Soundcoreアプリの「サウンドエフェクト」の機能で、自分好みの音にカスタマイズが可能です。
「HearID」機能を利用すると、Soundcoreアプリ上で特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定。ユーザに最適な音質を自動で調整してくれます。これにより、より聴きやすい音質で音楽を楽しむことが可能です。
なお、Bluetoothの音声データのコーデック(圧縮方式)は高音質なLDAC。通常のコーデックSBCと比較して3倍の情報量を伝送できるので、原音に忠実に音楽を再現できます。
連続再生時間が長い。急速充電にも対応
「Soundcore Liberty 4 NC」は、イヤホン単体で10時間連続再生、ケース込みで50時間再生が可能です。
Ankerはモバイルバッテリーで人気No.1メーカーでだけあって、価格・コンパクトさの割に連続再生時間が長いです。イヤホン本体・ケースにコンパクトさと軽量さを求めるとどうしてもバッテリー容量が小さくなりますが、この辺のバランスがよく、価格の割に優秀です。通勤などで利用するなら、1週間充電いらずです。
急速充電にも対応していて、10分の充電で4時間再生が可能です。また、ワイヤレス充電にも対応しています。
コンパクトなイヤホン。装着感やさしく落下の心配なし
イヤホンの重さは5.0gと軽いので、長時間装着していても疲れることはありません。
イヤホンの装着性を決めるシリコン製イヤーチップは柔らかくて、耳にフィットします。イヤーチップは5つのサイズから選べます。
防水性
防水性能はIPX4。運動時の汗、雨などに濡れても問題のない防水レベルです。
防水規格IPXは、IPX0~IPX8まであります。日常遣いなら、IPX4以上をおすすめします。
IPX4 | 濡れた手で触れたり、水がはねたりもOK。キッチン周りで便利 |
IPX5 | 短時間なら流水で洗っても大丈夫なレベル。運動時の汗、雨などに濡れても問題なし |
IPX6 | 強い流水に当たっても問題なし |
IPX7 | 一時的に一定水深まで水没しても浸水なし。水泳OK。本格防水レベル |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水なし。本格防水レベル |
イヤホンケース:機能・収納性
イヤホンケースは、柔らかく丸みを帯びた四角形。光沢のないプラスチック製で簡単に握れるコンパクトさです。イヤホン収納時の重量は60gと軽量です。ケースの形状も、イヤホンが取り出しやすい設計になっています。
ケースは開けると一時的にランプが光ります。このランプ部分は「3-in-1多機能ボタン」を兼ね備えています。イヤホンを取り出す際、このボタンを押すだけで、❶開閉、❷Bluetoothのペアリング、❸イヤホンの接続を同時に行ってくれます。開けるだけで、つながりすぐにイヤホンが使えるので便利です。
パッケージ内容:付属品
上図は、「Anker Soundcore Liberty 4 NC」のパッケージに含まれているものすべての写真です。以下の付属品が同梱されています。
Liberty 4 NC(イヤホン本体・充電ケース)、5種類のイヤーチップ、USB-C & USB-A 充電ケーブル、マニュアル
Anker Soundcore Liberty 4 NCの操作方法
ペアリング設定
「Anker Soundcore Liberty 4 NC」の通信方式は、Bluetooth 標準規格5.3。一度ペアリング設定を行えば、次回からはフタを開けるだけで、スムーズに自動接続します。
ペアリングの設定は簡単です。
ペアリングの設定手順
❶充電ケースにイヤホン(左右とも)を戻し、ケースを開く
❷接続するBluetooth機器をペアリングモードにする
❸接続するBluetooth機器で検出した「Soundcore Liberty 4 NC」を選択
マルチポイント接続ができるので、必要に応じて、その他デバイスでも接続できます。
イヤホンでのタッチ操作
「Anker Soundcore Liberty 4 NC」のイヤホン操作は触れるだけの「タッチ式」です。押し込みが必要な「ボタン式」ではないので、操作が簡単です。タッチコントロールはカスタマイズすることもできます。
イヤホン脇のSoundcoreのロゴ部分がタッチセンサーとなっており、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動、通話ができます。
音楽を 再生 / 一時停止 | 左・右 | 1回押下 |
次の曲へ | 右 | 2回押下 |
前の曲へ | 左 | 2回押下 |
電話に出る | 左・右 | 着信中に2回押下 |
電話を切る | 左・右 | 通話中に2回押下 | ノイズキャンセリング切替 | 左右 | 2秒長押下 |
耳読はメリット大!私の読書術
私がイヤホンを使う最大の目的は「読書」です。ノイズキャンセリング機能も活用すれば、騒々しい場所でもより快適に読書ができます。
耳読はお手軽。心理&時間負担が軽減
「読書をすること」に負担を感じる方は、まずは「耳読」がおすすめ。ラジオのように本を聴く読書なら、読書に対する心理的・時間的負担が大きく軽減!。ちょっとしたスキマ時間、運動、家事など、耳が遊んでいる時間を有効活用できるので、1日の充実度も上がります。
倍速再生で高速学習も実現
人は速さに慣れます。2倍速・3倍速で読めば、高速読書・高速学習も実現!その分、読書量・勉強量を増やせます。
脳科学の知見からも、耳読は、勉強法に集中力アップ、記憶効率アップの効果など、様々な効果があることが証明されています。私の個人的な実感としても、1倍速より、2倍速・3倍速の方が読書に集中できます。ただし、どのぐらい倍速できるかは、本のジャンル・知識量に依存します。私の場合、ビジネス書の方が、小説より再生スピードが速くても理解できます。
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Audible:おすすめ本リスト
おすすめ本は以下でも紹介しています。ジャンル別に紹介しているので、興味がある本があれば、是非、チェックしてみてください。
▼小説のおすすめ本リスト
▼ビジネス書・実用書・お金・投資のおすすめ本リスト
最後に
今回は、「Anker Soundcore Liberty 4 NC」の特徴・使用感・使い方について紹介しました。
冒頭でも述べましたが、最強のノイキャン性能を有するワイヤレスイヤホンが欲しい方にはベスト解だと思います。是非、検討の参考にしてみてください。
なお、ノイズキャンセリング機能は不要なので、もっと安いAnkerのイヤホンが欲しい方は、以下の記事も参考にしてみてください。