日本株・ドル円の急落が止まりません。

一時20000円を目指していた日経平均は見るも無残な下落。日銀がどんな施策をしようと、世界の流れには逆らえない状況を目の当たりにし、自分の資産が目減りすることに恐怖を抱いている日本人が多いのではないかと思います。

実は、日本人は遺伝子的に不向きな国民性だということ、ご存知でしょうか。

日本人は投資に向かない国民性

相場の世界には、こんな有名な格言があります。

人の行く裏に道あり花の山

相場の世界では人と同じことをしていては、儲けることはできません。大きく売り込まれて総悲観になって誰もが買いたいと思わないときに安く仕入れ、地合が良くなり株価がまだまだドンドン上がりそうだと総楽観になって、誰もが「株は買いだ!」と思い出したときに売ることで、投資で儲けられる。
お花見の時、人がが大勢いるところを避けて裏道を行くと、花がたくさん咲いている場所に出会えたという経験則に基づいた格言です。

とにかく、人と同じことをやっていては相場では成功できません。

しかし、日本人はどうでしょうか?基本的に人と違うことをするのが苦手。人を出し抜くことも苦手です。

日本人は世界で最もビビリな国民

テレビなどでもおなじみの齋藤 孝氏の著書「日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか?」によると、日本人は投資に向かない民族なのだそうです。

その理由は・・・

人間の遺伝子には恐怖を抑える働きを持ったセロトニントランスポーター遺伝子というものがありますが、研究の結果、日本人は世界一高い「恐怖・不安遺伝子」を持つことが証明されています。
つまり、日本人は、遺伝子的に世界一ビビリなのです。

日本人は、よく、「粘り強く協調性がある」と言われます。長い行列には最後尾にしっかりと並んで待ちます。割り込みするようなことはありません。それが日本人の良さだと言われたりします。

しかし、粘り強く協調性があるのは、これは裏返せば「個」が弱いから。個が弱いと一人では生きていけません。集団で生きるために忍耐力と協調性が大切だったというわけです。日本人はメンタルが弱い民族なのです。

投資で勝つためには強いメンタル(ルールの順守、度胸、忍耐)が必要です。
先に示した、投資格言にあるように、人と同じことをしていては儲けることはできませんし、相場と自分のポジションが逆だと考えるなら、強いメンタルで損切しなければなりません。
ビビリでメンタルの弱い日本人は、「日本人は気質的に、投資下手」といえるでしょう。
弱いメンタルを補うために、以下 のようなツールをお勧めします。