若い世代の人が良く口にする「老後が不安」発言。
今50代のバブル世代とはことなり、若いうちからコツコツ貯金をしています。

しかし、ただ単に貯金をしていてもダメ。普通預金に積み立てていてもお金は増えません。

若い世代の人は、時間と複利を味方にした投資が大事です。

時間と複利を味方にする強さ

若い人は一般的に収入が少なく毎月蓄えられるお金は大きくはないでしょう。
しかし、若い世代だからこそ味方につけられるのが「時間」。

現在30歳の人が、60歳までの30年間で年100万円を貯めたとしましょう。しかし、運用するか否かで60才時点での資産がまるっきり違ってくるのです。

タンス預金:3000万円
金利1%複利:3478万円
金利3%複利:4758万円
金利5%複利:6644万円

複利率は自分ではコントロールできませんが、タンス預金と金利5%複利とでは、60才時点の資産が「倍」違う!時間と複利を味方につけると、雪だるま式に資産が増えるのです。

これでもタンス預金や金利がほとんどつかない普通預金へのコツコツ貯金を続けますか??

さらに弾みをつける税制優遇投資:iDeCo、NISA

さて、株式・投資信託などを用いて運用をした場合、20.315%(所得税15%、住民税5%、復興所得税0.315%)の税金がかかってしまいます。当然のことながら、その分、手元に残る資産が減ってしまいます。

投資リターンを求めるなら「税金」について、理解を深めないとせっかく運用してもダメ。
税制優遇策を上手に利用することがとても大事です。

この税制優遇策の中でも、まず、先に利用すべきなのが、最も税制優遇が手厚い「iDeCo」。

以下の3段階で、税制優遇を受けることができ、多くの人が税金0で運用できます。
・拠出時(拠出した金額が全額所得控除)
・運用時(非課税)
・受取時(公的年金等控除、あるいは退職所得控除が適用)

月5000円から投資ができるので、無理なく始められるはずです。

iDeCoは一度初めてしまえば、運用方針を変えない限り、60才まで自動的に投資が行えます。
大事なのは、今、アクションを起こし、iDeCoを始めることです。

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