自動車税、5月末の支払期日 迫る。支払わないとどうなるか? 延滞金はいつから発生?

毎年春になると届く「自動車税の納税通知書」。2025年も納期限が近づいてきました。

支払期限を過ぎるとどうなるのか?延滞金はいつから発生するのか?

この記事では、自動車税の基本から、延滞時のリスク、2025年現在の支払い方法まで、わかりやすく解説します。

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自動車税とは?【基本のおさらい】

自動車税とは【基本おさらい】

自動車税(正確には「自動車税種別割」)は、4月1日時点でクルマを所有している人に課される地方税です。

納税通知書はいつ届く?納期限は?

納税義務者車検証に記載されている「所有者」
または、またはローンやリース契約時の「使用者」
納税通知書の発送時期例年4月中旬〜5月初旬
納付期限 多くの都道府県では 5月31日(※一部地域では6月末)

📌 5月中旬を過ぎても通知書が届かない場合は、お住まいの都道府県税事務所に確認しましょう。

自動車税の金額は?13年以上経過車は割高に

自動車税は排気量や車齢によって決まり、13年以上経過した車両は税額が約15%増しに。
軽自動車の場合は約20%増加します。

自家用乗用車の自動車税(種別割)

排気量2019年9月までに購入2019年10月以降購入
軽自動車10,800円10,800円
1000cc以下29,500円25,000円
1001cc以上1500cc以下34,500円30,500円
1501cc以上2000cc以下39,500円36,000円
2001cc以上2500cc以下45,000円43,500円
2501cc以上3000cc以下51,000円50,000円
3001cc以上3500cc以下58,000円57,000円
3501cc以上4000cc以下65,500円65,500円
4001cc以上4500cc以下76,500円75,500円
4501cc以上6000cc以下88,000円87,000円
6001cc以上111,000円110,000円

広がる自動車税の支払い方法

支払い方法は年々多様化しており、スマホでの支払いも可能になっています。

・銀行・郵便局・コンビニでの現金払い
・クレジットカード払い(※手数料がかかることも)
・スマホ決済(PayPay、楽天ペイ、LINE Payなど)
・モバイルバンキング(ペイジー)

🔍どの支払い方法を用いるとお得かは、以下の記事で紹介中

支払わなかった場合どうなる?延滞時の影響

自動車税、支払わないとどうなるか

自動車税は納期限を過ぎると延滞金が発生し、さまざまな不利益を受ける可能性があります。

自動車税 延滞時の主なリスク

・督促状の送付
・延滞金の発生
・車検を受けられない(納税証明がないとNG)
・財産差押えの可能性(悪質・長期延滞の場合)
・信用情報への影響(行政機関での信用に関係)

延滞金はいつから?いくらかかる?

延滞金は、納期限の翌日(例:5月31日納期限なら6月1日)から発生します。

延滞税 = 延滞額 × 利率 ×(延滞日数 ÷ 365)

📌東京都の例 参考
納期限の翌日〜1か月以内:年2.4%
それ以降:年8.7%

ただし、延滞金が1,000円未満の場合は支払い不要(免除されます)

車検前の人は支払い方法に注意!

車検を受けるには、自動車税の納付証明書が必要です。
・クレジットカード払い等は、反映に最大10日程度かかる場合あり
・6月上旬に車検を間近に控えている人は、受領印がもらえる銀行窓口やコンビニ払いが安心

生活が苦しいときは?猶予や減免の可能性も

やむを得ず納税できない場合は、税事務所に相談を。
収入減や災害などによる困難な状況に応じて、延滞金の減免や納税猶予が認められるケースもあります。

💡 例:東京都ではコロナ禍の影響により、一部税の納付猶予や延滞金免除措置が実施されていました。

まとめ:早めの支払いが安心・お得!

自動車税は、支払いをうっかり忘れてしまうと、車検が受けられない・延滞金が発生するなど、思わぬトラブルにつながります。

5月末の納期限前に、忘れず・お得に納税を!
スマホ決済やキャンペーン還元を活用すれば、実質的に安く支払うことも可能です。
以下記事も参考にしてください。

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