国税庁、スマホアプリ納付での30万円以上の納税を不可に。さらに、アプリ納付はe-Taxを経由する方法に集約(2025年2月1日以降)

今年の所得税が気になる季節。

所得税などの国税は、Amazonギフトカード(Amazon Pay)などの使ってスマホアプリ納付が可能ですが、それが、「30万円以下に限定」されます。

従来より、各種ペイ払いでの納付は、1度の納税は30万円が上限でしたが、実際には、複数回に分けて納付することで、高額納付が可能でした。しかし、これがふさがれます。

国税庁:スマホアプリ納付に関する案内

国税庁のページに以下のアナウンスが掲載されています。

スマホアプリ納付は、納付税額が30万円以下の方が納付するための手続です。30万円を超える納付税額の方が、アプリ納付を行う目的で複数回に分けて納付することはお控えください。
30万円を超える税額の納付には、他のキャッシュレス納付手段(ダイレクト納付、振替納税、インターネットバンキングを利用した電子納付等)であれば一度で手続を終えることができ大変便利ですので、そちらをご利用ください。

※太字は、当方でつけたもの

なお、2025年2月1日、国税スマートフォン決済専用サイトへのアクセス方法は、e-Taxを経由する方法に集約されます。

確定申告書等作成コーナーで申告書を書面で作成した際に出力されるQRコードは、2025年1月6日からから出力されなくなります。

高還元率納付が可能なAmazon Pay(アマギフ払い)も制限

Amazon Payの「利用可能な支払方法」のページにも以下の文言が確認できます。

国税庁の手続き変更により、2025年2月1日以降、30万円を超える納付税額を複数回に分けてスマホアプリ納付することはできなくなります。Amazonギフトカードをスマホアプリ納付に利用する場合はご注意ください。

国税庁が、各種ペイ払いに対応したのは2023年。クレジットカード払いには約1%の手数料がかかるのに対し、ペイ払いは手数料が0円。

中でも、Amazon Payは高還元率なチャージルートの使用して、Amazonギフトカードチャージすることで、最も高還元で支払ができる方法でした。

いずれにせよ、最も高還元で支払ができた所得税納税法が不可となるため、高額納税者には手痛い改悪です。

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