楽天証券、投信積立「楽天カード」クレジット決済、ポイント進呈率を引き上げ 0.5~1%に

楽天証券での投信積立で還元ポイントが引上げ🥳

楽天証券での楽天カード利用での積立は、2022年9月にポイント進呈率が1⇒0.2%に引き下げとなりましたが、新NISAの開始を前に、楽天カードでの投信積立のポイント還元の進呈率が0.5~1.0%に引き上げられます。ただし、カードのランクによって、ポイント進呈率に差別化を図ってきました。

これにより、eMAXISシリーズ、iFreeシリーズをはじめとする、人気の低コストインデックス投信が、以前よりお得に積立できることになります。

さらに、楽天証券なら、2024年から始まる「新NISA」の投資枠全額(年間120万円、月10万円)をポイント進呈つきで積立できます。この点については、他証券会社を一歩リードです。

[スポンサーリンク]
楽天

5のつく日
ふるさと納税(米) ふるさと納税
人気ランキング
楽天モバイル(三木谷)
今最もお得な申込
10月末で終了の可能性大!

楽天証券 投信積立のポイント進呈率を引き上げ:詳細

楽天証券 投信積立のポイント進呈率を引き上げ

楽天証券 投信積立のポイント進呈率を引き上げの概要は以下の通りです。

■特典  カードランクに応じてポイント進呈率が0.2%⇒0.5~1%
■期間  :2023年6月積立購入分 ※4月13日以降の積立設定分
■対象商品信託報酬のうち楽天証券が受け取る代行手数料が年率0.40%(税込)未満の商品

「信託報酬のうち楽天証券が受け取る代行手数料が年率0.40%(税込)未満の商品」というと分かりにくいですが、かんたんに言えば、長期投資に向く人気の低コストインデックス投信です。eMAXISシリーズ、iFreeシリーズをはじめとする低コストな投資信託が含まれます。

カードランクにより異なるポイント進呈率

年間でカード積立が可能な投資額の上限は、5万円✕12カ月=60万円です。
この投資額に対して得られるポイント、及び、カードの特徴は以下のようになります。

カード年会費ポイント
進呈率
年間付与
ポイント
カードの特徴
楽天プレミアムカード11,000円1.0%6,000㌽・SPUで楽天市場で㌽5倍~16倍
プライオリティ・パスが無料で利用可能
・楽天関連でお得な優待特典 等
楽天ゴールドカード2,200円0.75%4,500㌽・SPUにて楽天市場で㌽3倍~14倍
国内主要空港などでラウンジ年2回無料
楽天カード0円0.5%3,000㌽

どの楽天カードでの積立がお得?

この結果を見ると、楽天ゴールドカードの場合は、進呈ポイントで年会費がペイできます。
しかし、楽天プレミアムカードの場合は、進呈ポイントだけでは、年会費がペイできません。
国内外に頻度高く旅行に行かない限り、楽天カードの利用でよさそうです。

ただし、楽天プレミアムカードは、1300以上の海外空港ラウンジが使用できるプライオリティ・パス(3ランクの内、もっともランクの高いプレステージ会員)がついてきます。
プレステージ会員の年会費は$469なので、62377円相当(1ドル=133円換算)なので、楽天プレミアムカードの年会費11,000円と比較すると、圧倒的にお得となります。
よって、「投信積立」と「国内外のラウンジ」を合わせて利用したいなら、楽天プレミアムカードは大いに利用メリットがあります。

過去、楽天証券は進呈率を引き下げ

投信積立でポイントがもらえるサービスを最も先に始めたのは楽天証券。当初、ポイント進呈率は1%でした。
しかし、なかなか採算が取れず、2022年9月から、楽天証券にとって足かせとなっていた低コストのインデックスファンド(販売手数料0.4%未満の商品)のポイント進呈率を0.2%に引き下げました。引き下対象商品は500本以上に及び、eMAXISシリーズ、iFreeシリーズをはじめ、人気の低コストインデックス投信はすべて引下げ対象となりました。

投資信託をより有利に投資したい投資家にとっては、大きな改悪。結果、楽天証券の投資信託の伸び率には大きなブレーキがかかりました。

現在、三井住友✕SBI証券をはじめ、各社が投資信託のポイント還元で攻勢をかける中、楽天証券としては、なんとか、この状況を打破する必要に迫られていました。

投資信託ユーザの伸び鈍化に歯止めをかけたい楽天証券

2024年:新NISA

現NISAと新NISA

現状:
つみたてNISA:40万円・一般NISA:120万円、併用不可

新NISA:
つみたて投資枠:120万円・成長投資枠:240万円、併用可能⇒合計 360万円

2024年からは、証券会社のNISAユーザ争奪合戦にとっては最も重要なイベント「新NISA」が2024年よりスタートします。

2024年1月から開始される新NISA制度では、投資枠が年間最大360万円に引き上げられます。このうち、「つみたて投資枠」が120万円、「成長投資枠」が240万円となります。

新NISAについてご存じない方は、今のうちから、押さえておいた方がいいです。以下の記事で概要をまとめているので、ご存じない方は、是非、確認をしてください。

楽天証券なら月10万円分の投資にポイント

さて、「つみたて投資枠120万円」は毎月定額投資をするなら10万円/月です。楽天証券なら、楽天カードと楽天キャッシュ、それぞれ最大5万円/月=合計10万円/月で、枠全体をポイント付与対象で投資できます。

どの証券会社のクレカ積立も月5万円が上限ですが、これは法規制によるものです。また、NISA口座は、1口座しか開設できません。さらに、年間360万円の投資枠は、一般投資家にとっては、年間の投資額としては十分すぎる額でしょう。

とすると、新NISAユーザの獲得は、証券会社にとって死活問題です。口座数が減ったときの利益損失は大きくなります。

今後、このシェア争いに当たって、各社、どのようなキャンペーンを打ち出してくるかに注目です。