浜松・掛川・静岡 3泊4日旅行。1~2日目は浜松エリアを観光しましたが、今回は3~4日目は、掛川市・静岡市の観光名所を巡った旅行記を紹介します。
目次
浜松・掛川・静岡旅行:旅のスケジュール
旅のスケジュールは、1・2日目は浜松観光、3日は静岡市に向かう途中で掛川市の観光スポットを巡り、4日目は静岡市を観光するというスケジュールです。9~10時ぐらいから移動開始し、暗くなるまで極力観光スポットを回るというスタンスで、観光地を見て回りました。
実際の行程は以下の地図の通り。水色、黄緑色の太い線が、実際の移動ログになります。
3目:掛川&静岡市観光 | 2日目:静岡市観光⇒東京 |
・掛川城 ・掛川花鳥園 ・蓬莱橋 ・駿府城公園 ・静岡浅間神社 ・ご当地グルメ(お魚、ご当地ハンバーグ他) | ・日本平ロープウェイ ・久能山東照宮 ・三保の松原 |
掛川市&静岡市市内観光(3日目)
掛川城
掛川城は山内一豊の居城として知られるお城です。室町時代、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのが掛川城のはじまりです。
美しさから「東海の名城」とも謡われる天守閣は、修復工事のために、令和4年6月~令和5年3月31日までは休館となっています。現在、見ることができるのは、天守閣の周りを囲む掛川城、二の丸茶室、竹の丸、大門、掛川城公園をはじめとする複数の門となっています。
今回は、掛川城御殿を見学しましたが、この御殿は、全国でも希少な現存する城郭御殿です。江戸時代の藩主・大名の暮らしぶりを建物の中に入って楽しむことができます。造りは書院造で、用途に応じた約20部屋を見て回ることができました。
なお、掛川城の周りには美術館や、二宮尊徳が唱えた報徳思想の普及・実践をめざす全国の報徳社の本社「大日本報徳社」など、いくつか観光スポットが集まっているので、それらを見て回るのも良いのではないでしょうか。
📌掛川城:静岡県掛川市掛川1138-24 公式サイト
御殿見学料金:大人 300円
駐車場:有料
掛川花鳥園
掛川花鳥園は、花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパークです。
さまざまな鳥がパーク内にいて、餌付けをするなど、近距離、あるいは、触れて楽しむことができます。ふくろう、インコ、ペンギン、フラミンゴなど、近くでみるとなかなかかわいらしくてかわいい。私は日常生活でペットに接する機会がないので、近くで動物を見ると、なんだかとてもほっこりと癒されました。たまには、こういうところに来るのも悪くないと思った次第です。
パーク内は多くのお客さんでにぎわっていました。
📌掛川花鳥園:静岡県掛川市南西郷1517 公式サイト
入園料:大人 1,500円
駐車場:無料
蓬莱橋
蓬莱橋は、世界一長い木造歩道橋です。川幅の広い大井川に掛けられた橋の全長は全長897.4メートル。やくなし=厄無し」の語呂合わせで縁起がいいといいことで、パワースポットでもあるようです。橋からは富士山の姿も楽しむことができます。
橋を実際にわたってみると長い、しかも、川風が吹いていて、足が奪われる… ブラタモリの大井川特集でも紹介がされていましたが、江戸時代は橋がなく、川越人足が旅人を肩車や籠に乗せて渡った川。当時の川越人足の体力はどんなにすごいモノだったのかと、当時の苦労がしのばれます。
橋を渡り切ると、お参りスポットになっていますので、是非、橋を渡り切りましょう。
ちなみに蓬莱橋の入り口に、勝海舟の像が立っていました。像の説明によると、牧之原台地の開墾に従事にしたとのことで、このことが、「お茶の産地」にもつながっているそうです。確かに、蓬莱橋に来る道中、大きな茶畑を車窓から見ることができました。
📌蓬莱橋:静岡県島田市南2丁目地先 島田市観光ページ
橋料金:100円
駐車場:無料
駿府城公園
さて、ここからは静岡市観光です。
駿府城は、徳川家康が大御所となって隠居し晩年を過ごした城です。家康は駿府城の二ノ丸で息を引き取りました。
さすが、家康が晩年を過ごした城と思わせるのは、城の四方が立派な堀でガードされているばかりか、その周りに、2重、3重に堀があった点です。残念ながら、天守閣は現存していませんが、復元された東御門・巽櫓、堀跡を楽しむことが可能。また、城跡は広い公園となっており、その一角では、天守閣の発掘調査が進行中でした。
📌駿府城公園:静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1 駿府城公園公式ページ
自由に入園可能
駿河国総社 静岡浅間神社
駿河国総社 静岡浅間神社は、駿府城公園から歩いて訪れることができる神社です。静岡で神社と言えば、「静岡浅間神社」で「おせんげんさん」という愛称で親しまれています。
極彩色の社殿が美しい。私が訪れた日は1日1日。多くの方が初詣の参拝にいらしていました。近くには商店街が並び、ブラブラ散歩しながら散策してみるもの楽しいのではないでしょうか。
参拝を終えると既に日ぐれ。おなかも減ってきました。1日1日ということで、開店している飲食店が少なかったので、駅前の繁華街でにぎわっていた居酒屋さんで、お魚、そして、ご当地グルメらしい静岡ハンバーグなどを楽しみました。
📌駿河国総社 静岡浅間神社:静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町102-1 静岡浅間神社公式ページ
静岡市観光(4日目)
4日目は、日本平ロープウェイに乗って、久能山東照宮を参拝。そして、その後は、三保の松原からの富士山を楽しみます。
朝、静岡駅前のホテルを出発して、日本平ロープウェイに向かう際に、いちご農園がたくさんある「いちご海岸通り」を通ったのですが、この通りが、軽く渋滞。1月のいちご狩り🍓と言えばまさにシーズンですが、1月2日に渋滞とは驚きました。
日本平ロープウェイ
日本平ロープウェイは、「日本平」の山頂と徳川家康ゆかりの史跡「久能山東照宮」を5分間で結ぶロープウェイです。1月2日は、初詣客で多くの人で混雑。ロープウェイ乗り場には長い行列ができていました。
乗車チケットは単体購入も可能(大人往復1,250円)ですが、久能山東照宮や東照宮博物館とセットで購入することも可能。私は、ロープウェイ往復+東照宮拝観+東照宮博物館入館 3点セット券(1,950円)を購入しました。参拝料とするとなかなかいいお値段です。
チケット購入後、ロープウェイに乗るには、1時間ほど待ったでしょうか。今回の旅では2度目のロープウェイです。お天気にも恵まれ、ロープウェイからは、日本平・久能山・駿河湾の織りなす美しい景色を楽しむことができました。
📌日本平ロープウェイ:静岡市清水区草薙597-8 日本平ロープウェイページ
ロープウェイ往復乗車券:大人 大人1,250円
国宝 久能山東照宮
久能山東照宮は、徳川家康公を御祭神にお祀りする最初の神社です。
家康公を御祭神に祀る神社といえば、世界遺産「日光東照宮」が有名ですが、晩年を駿府で大御所として過ごした徳川家康の遺命「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、八州の鎮守になろう」に従い、最初にこの地に埋葬されました。
ちなみに、日本には全国各地に「東照宮」がありますが、これらは 人神さま 東照大権現たる家康を祀る神社です。その数は700社にもなるとか。久能山東照宮平成22年12月に国宝指定されています。社殿は日光東照宮と同様、豪華絢爛。金色が眩く、細かな細工が施されていて美しい!
社殿の脇を通り抜けて進むと、家康公のお墓にお参りすることもできます。「金をなる木」をはじめとする大きな木に護られた落ち着きのあるお墓です。こちらの参拝も長い列ができていました。
参拝を終えて、山を下ると、境内には、ガンダムなどのプラモデルの奉納品が。うんちくを読んでみると、静岡にはガンダムのプラモデルで有名なバンダイの工場をはじめ、世界的に名の知られる模型メーカーが複数あるのだとか。これは、家康公が駿府の地に日本各地から優秀な職人を集めたことがきっかけとなっています
家康公は駿府に金座・銀座を作り、小判も鋳造しています。おひざ元の町で、お金の鋳造所も行っていたと考えると、駿府という町が、当時はとても大きな町だったことを伺わせます。
最後に東照宮博物館に立ち寄り。海外から取り寄せた細工品、書状などがあり、楽しめました。
ロープウェイ待ちで時間は要しましたが、訪れてよかったです。
📌久能山東照宮 静岡浅間神社公式ページ
三保の松原
旅の最後の地として訪れたのが、三保の松原。
三保の松原は、富士山世界文化遺産の構成資産に登録されている富士山の絶景スポットです。
「三保松原」の名の通り、海岸には約3万本の松が生い茂り、「松の緑」「打ち寄せる波」「富士山と海の青さ」「富士山の雪と打ち寄せる波の城さ」が絶景を生み出しています。三保松原の一角には、天女伝説で知られる「羽衣の松」もあるので、こちらも眺めておきましょう。
📌三保の松原:静岡市清水区三保 三保松原ホームページ
駐車場:無料
旅の感想
2023年初の旅行、3泊4日の静岡中部・西部「浜松・掛川・静岡を巡る旅」はこれにて終了。
4日目は、初詣シーズンでなければ、もう少しスムーズに静岡市の観光スポット巡りをできたかもしれません。しかし、とにかく毎日「晴天」に恵まれて、素敵な風景をたくさん見ることができて大満足でした。
やっぱり旅はいい!非日常は人生の潤いのために必要です。
新型コロナ以降も普通に国内旅行を続けていた私ですが、ちょうどコロナウイルスが騒ぎ出されたころに出かけた2020年1月の「福岡旅行」を最後に、ご時世に配慮し、旅行記をあまりブログで紹介してきませんでした。しかし、記録しないとせっかくの旅も忘れてしまいますね。これからは、旅の記録も再び復活させる予定です。
ちなみに、これから旅行を計画しているなら、福岡旅行はおすすめ。太宰府天満宮が梅の満開シーズンを迎えます。こちらも家康公の東照宮同じく、人神さま 菅原道真を祀る神社。見どころも満載です。
旅の準備に!
旅の情報は「るるぶ」
観光情報の準備には「るるぶ」。Kindle本など電子本なら、旅の荷物が減ります!
少し古いですが、Kindle本の読み放題サービス KindleUnlimited で読み放題対象で格安に読めるので、上手にご利用を!
旅の荷物はコンパクトに
旅の荷物は少な目に!私の荷物を小さくする旅行術は以下にて紹介しています。
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