Amazonが開発した完全ワイヤレスイヤホン「Echo Buds 第2世代」。
ノイズキャンセリング機能はもちろん、音声アシスタントAlexaに対応し、イヤホンに話しかけるだけでさまざまな操作ができるのが最大の特徴です。
「音質やバッテリー持ちはどうなのか?」「本当にイヤホンに話しかけるだけで操作できるのか?」など、本当のところのところはどうなのか?
Echo Buds 第2世代 を実際に1か月以上使ってみて、使い勝手や温室など、高評価ポイント、イマイチポイントを本音でレビューします。
目次
Echo Buds(第2世代):基本特徴
Echo Budsは、左右完全独立の完全ワイヤレスイヤホン。ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能を備えたノイズキャンセリングイヤホンです。日本で発売開始となったのは2022年2月24日。日本では弟2世代目から販売が開始されました。
「Echo Buds(第2世代)」の特徴
Echo Budsの特徴は以下の通り。中でも、最大のメリットはAlexaとの連携の良さで、スマートホームがより便利・快適になります。私のように、自宅はスマートホーム化している方、Amazonのサービスを日々使っている方には、とても相性のよいイヤホンです。
・アクティブノイズキャンセリング搭載
・Alexa 連携、Alexaアプリ対応で音声操作が可能
・1回の充電で最大5時間。充電ケース利用で最大15時間
・15分の充電で最大2時間音楽を再生。フル充電は約2時間
・Qi規格に対応するワイヤレス充電器で充電可能
・IPX4の防水性 耐汗仕様
・SiriやGoogleアシストの起動もOK
・カラーバリエーションはブラックとグレーシャーホワイトの2色
Echo Buds:本音レビュー:高評価ポイント
ここからは、Echo Budsを本音でレビューしていきます。
Alexaを使って音声操作!アプリの機能も充実
Echo Budsの最大の魅力は、Alexa(アレクサ)連携による音声操作に対応している点です。イヤホンに話しかけるだけで音楽やKindle本を読んでといった音声操作はもちろん、、ライト・エアコン操作が可能です。
私は外出の移動時にイヤホンを装着し、音楽を聴いたりしていますが、声で曲を操作するだけでなく、自宅到着前に「エアコンつけて」、自宅のドアを開けると同時に「アレクサ、ライトつけて」で、家電を操作しています。これが本当に便利です。
逆に言うと、自宅がAlexa連携によるスマートホーム化をしていない方にとっては、価格が割高に感じるのでお勧めできません。そのぐらい、スマートホーム化されたユーザには、おすすめできます。
セットアップが簡単(ペアリング方法)
スマホとのペアリングなどの初期設定が非常に簡単です。上図のように外箱内面にも設定方法が図解されてます。
連携のためのセットアップにはAlexaアプリを使います。基本、デジタルガジェットの設定が苦手な方でも、アプリの指示に従えは、簡単にセットアップ(接続)が完了します。
Amazon Alexa
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Alexaアプリがインストールされていれば、充電ケースを開けるとアプリが反応。イヤホンでもアナウンスが流れます。アプリの案内に従うことで、ペアリング初心者でも簡単にセットアップが行えます。
音質:外音コントロール機能が便利
音質は、正統派といった感じです。ただ、個人的にはやや高音域が弱いようにも感じます。私は、イヤホン使用時間の70%以上が「本の耳読時間」なので、あまり気になりませんが、好みの音楽によっては少し気になるかもしれません。
Echo Budsには、以下の2つの「外音コントロール」機能があります。
周囲の音をブロックする :アクティブノイズキャンセリング(ANC)
周囲の音が聞こえるようにする:アンビエントサウンド
アクティブノイズキャンセリングはどのイヤホンもそうだと思いますが、100%音がブロックされるわけではありません。しかし、かなり小さくなります。
なお、外音コントロールは、イヤホンタッチでも行えます。
1回タップ:再生/一時停止
2回タップ:スキップ/通話に応答または終了
3回タップ:前の曲を再生
長押し :ANCとアンビエントサウンドの切り替え
私は集中したいジムでの運動やデスクワーク時など集中したい時はアクティブノイズキャンセリングを最大に設定。一方、移動中は危険回避のためにアンビエントサウンドをONにして使用するなど、利用シーンによって使い分けています。ただし、外音コントロールしていると通常使用よりバッテリー消費が進むので、バッテリーの持ちを重視したい場合は、OFFして利用することをおすすめします。
サイズ、デザイン、質感は総じて良し
サイズやデザイン、重さ、質感は総じて良いです。重さは実測してみたところ、両耳で12gでした。
色は、ホワイトの場合は、「落ち着いたマットなグレーシャーホワイト」。肌触りも高級感がある質感です。しばらく使っていますが、傷もつきにくく、傷がついても目立たないような表面コーティングの配慮もされています。汚れもつきづらいです。
また、運動時に使う場合も、IPX4の防水性で耐汗仕様となっているので、運動程度の汗なら全く問題なしです。
装着感を高める付属品多数同梱
装着感を高めるために、イヤーチップが全部で4種類、ウイングチップも3セット(2種類+1スペア)入っており、非常に充実しています。動きの激しい運動時に利用する場合は、耳への装着感が極めて大事なので、自分にフィットするものをしっかり選べるのは嬉しいです。
■付属品
・Echo Buds(弟2世代)
・充電ケース
・イヤーチップ x 4サイズ
・ウイングチップ x 2+1スペア
・UCB-C – USB-Aケーブル
・クイックスタートガイド
バッテリー:急速充電が嬉しい
Echo Budsのバッテリーの持続時間は、イヤホン単体で最大5時間、ケースと併用して最大15時間です。私の場合、旅行などで長時間移動が発生しない限り1日5時間も使うことはないので、十分。多くの方にとっても同様ではないでしょうか。
15分の充電で最大2時間の再生可能な「急速充電」に対応している点は非常に助かります。
少し高くなりますが、ケースを置くだけで充電できるタイプもあるので、充電でケーブルをつなぐのは面倒な方は、こちらをどうぞ。ホワイトのワイヤレス充電パッドの販売がないのは、【イマイチポイント】です
アプリに簡単なワークアウト機能&探す機能
アプリにはスマートウォッチのような「ワークアウト」機能がついており、カロリー、移動距離、歩数、平均ペースなどが記録できるようになっています。
Apple Watchなどのスマートウォッチを持っていない人には重宝します。記録をつけるかつけないかは設定できます。
また、アプリには、落とした「Echo Buds」を探すことができる「Alexaで探す」機能もあります。ただし、ケースに入れている場合、フタが空いている必要があるようなので、その点はご注意を。
Echo Buds:本音レビュー:イマイチポイント
Echo Budsのイマイチだな、と思った点も紹介します。
【イマイチ】ホワイトノイズがやや大きい
Echo Budsの使用中気になるのは、ノイズキャンセリング機能時、無音時に聞こえる「サ~」というホワイトノイズです。音楽や本を耳読していて音が流れてい時は問題はないのですが、「無音状態」になったとき、気になります。
そのため、ノイズキャンセリング機能は、人によって評価が分かれると思われます。
【イマイチ】そこそこ価格が高い
イヤホンは正直安い者は数千円で買えます。それを考えると、正規価格12,980円は安いとは言えません。
ただし、Amazonのタイムセール祭りなどを利用すると、かなり大きな割引率で買えます。Amazonのセールを待って買うことをおすすめします。
最後に
今回は、Amazonが開発した完全ワイヤレスイヤホン「Echo Buds 第2世代」を紹介しました。
私個人としては、Alexa操作ができるイヤホンに買い替えて、便利度が益々アップしたので、買い替えて満足しています。
Alexaでスマート家電の操作もイヤホンで行いたい方は是非、検討してみてください。