一気にキャッシュレス化が進む中、動きの激しいクレジットカード業界。
有力高還元率クレジットカードが相次いで魅力を失ったことで、高還元率カードの序列にも変化が生じています。
コロナ禍で消費者のライフスタイルも大きく変化し、変化で旅行・宿泊や食事などのクレカ付帯サービスの魅力が薄れる中、日常の買い物でお得になるサービスの重要度がアップするなど、消費動向にも変化しているので、お得なクレジットカードへの見直しは必須!
そこで、「日経トレンディ 2021年11月号」の特集「クレジットカード 最強の2枚」で1位に輝いたクレジットカードを紹介。そして、この意見を参考にしたうえで、今現在、私が見直しを繰り返しながら実施中のクレジットカード戦略についても紹介します。
目次
クレジットカード 最強の2枚
「日経トレンディ 2021年11月号」の特集「クレジットカード 最強の2枚」で最強の2枚に輝いたカードは以下の通り。
1位:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
2位:Visa LINE Pay クレジットカード
もともと首位だった「Visa LINE Pay クレジットカード(LINEクレカ)」をおさえて、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(セゾンパール)」が首位に躍り出ました。
首位入れ替わりの理由
セゾンパールもLINEクレカも、年会費が初年度無料、次年度以降は年1回使えば年会費無料になる「実質年会費無料」のカード。
首位チェンジの理由は、絶対王者だった「LINEクレカ」の還元率の引き下げ。もともとキャンペーンで始まった3%の還元率は、2021年4月末をもって終了。5月からは還元率2%に。しかも、2%還元も2022年4月末までとなっています。
そこを突いて、首位に躍り出たのが、スマホのQUICPayに設定して店舗で支払うと還元率が3%になる「セゾンパール」です。
セゾンパールとLINEクレカの2枚使いが最強
では、この2枚のクレジットカードをどのように使うのが最もお得度が高いのか?
日経トレンディが薦めるのは以下のような使い方を提案しています。
・QUICPay払いが可能な店舗では、セゾンパールカードを使う(利用可の店舗は多い)
・それ以外は、LINEクレカを使う
下表は、日経トレンディ 2021年11月号「クレジットカード特集号」に掲載の、クレカ比較表です。
現在、私もセゾンパールカードの利用者の一人ですが、従来型のプラスチックカードとは違う魅力があるカードです。
以下では、このセゾンパールカードの特徴にフォーカスして紹介します。
「セゾンパール・アメリカン・エクスプレス・カード」の特徴
セゾンパール・アメリカン・エクスプレス・カード(セゾンパール・アメックス)は、永久不滅ポイントで人気のあるセゾンのアメックス(アメリカンエクスプレス)ブランドのクレジットカード。
国内初の完全ナンバーレスカードで、セゾンカード会員なら審査完了後、最短5分でアプリ上にカード発行!後日、プラスチックカードも送付されてきますが、カード番号/有効期限/セキュリティコードなどの情報記載なしの完全ナンバーレスカードなので、カード番号を盗み見される危険がぐっと下がります。
このカードの優れた点は、QUICPay(クイックペイ)でのお買い物なら、ご利用合計金額(税込)の3%相当(永久不滅ポイント6倍(通常0.5%))の還元になること。QUICPayは使える店舗数が多いので、2021年5月から還元率が3%から2%に改悪されてしまったVISA LINE PAYクレジットカードに代わるカードとして注目されています。
❶年会費実質無料
❷QUICPayのご利用で、いつでも3%還元
❸最短5分で使えるデジタルカード ※スマホ決済も通常クレカでの利用も可
❹日本初!完全ナンバーレスカード
❺高セキュリティを実現
❻貯まったポイントはアマゾンギフト券やマイルに交換可能、ポイント運用(投資)も可能
以下、❶~❸について詳細に説明します。
年会費実質無料
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード デジタルの初年度年会費は無料。2年目以降は1,100円(税込み)です。しかし、前年に1円以上のカード利用で翌年も無料になるので、実質的に年会費無料のクレカと言えます。
QUICPayのご利用で、いつでも3%還元
QUICPay(クイックペイ)加盟店で、「Apple Pay」「 Google Pay 」「セゾンQUICPay」を使ってお買い物をすると、利用合計金額(税込)の3%相当(永久不滅ポイント6倍)が還元されます。
QUICPayは、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、カフェ、飲食店、家電量販店、ガソリンスタンドなど、非常に多くの場所で使えるので、ポイントがたまりやすいです。
最短5分で使えるデジタルカード
既に、セゾンカード会員なら最短5分で申し込み完了!
スマホ上で今月の支払額の確認や支払い方法の変更はもちろん、住所変更や口座変更も簡単に行えます。
日本初!完全ナンバーレスカード
本デジタルカードを申し込むと、後日郵送で「日本初」となる完全番号レスカード(カード番号/有効期限/CVCなどの情報記載なし)がお手元に届きます。完全番号レスカードなので、カード番号の盗み見を防止となります。
高セキュリティを実現
クレジットカードで不安なクレジットカード情報等の漏洩に関して、以下のような特徴をもっています。
・カードご利用ごとにPUSH通知でお知らせ
・利用一時停止機能が搭載
・店頭でのカード利用時にカード番号の盗み見を防止
ポイントはAmazonギフトなどに交換可能
ポイントは有効期限のない永久不滅ポイント。がっつりポイントを貯めてから使い人も、期限の心配がありません。
1ポイント=5円相当で、ギフト券やJAL、ANAなどのマイルに交換できます。
例えば、Amazonギフト券なら、永久不滅ポイント200㌽で1,000円分のAmazonギフト券に交換できます。
条件&特典
❶こちらのサイトよりお申し込みの方で、カード発行月の翌々月末までに50,000円(税込)以上のショッピングご利用すると
⇒永久不滅ポイント1,300ポイント(6,500円相当)をプレゼント
❷同期間中に上記1と1回以上のキャッシング利用
⇒さらに永久不滅ポイント300ポイント(1,500円相当)をプレゼント
❶❷を満たすと、
最大1,600ポイント=8,000円相当が獲得できます。
進呈時期
カード発行月の4ヶ月後下旬に加算
私のクレジットカード戦略
さて、ここからは、私のクレジットカード戦略について。
私がクレジットカード戦略として使うクレジットカード数は5枚。通常の消費決済用に3枚、ポイント投資用に2枚で合計5枚です。
通常の消費用決済用のカード3枚の内、2枚は「セゾンパール」と「LINEクレカ」ですが、これでは、「大きなポイントの取りそこね」があると思っています。
本記事ですべてをまとめると長くなってしまうので、過去の記事を修正してまとめました。
ご興味がある方は、以下をご確認ください。
最後に
今回は、「日経トレンディ 2021年11月号」の特集で紹介の「クレジットカード 最強の2枚」を紹介。また、これとは異なる私のクレジットカード戦略を紹介しました。
クレジットカードはそのお得度の入れ替わりが激しいので「見直しが必須」です。
クレカ申し込み時に最強クレカでも、現在は改悪されているかもしれませんし、もっとお得なカードも登場しています。
是非、ご自身のクレジットカード見直しの参考にしてもらえると嬉しいです。
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