LINEポイントのベターな使い方は「LINE証券:株のタイムセール」でのポイント投資利用。その理由と使い方

還元率が3.0%⇒2.0%⇒1.0%に大幅に減ってしまったVisa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)
このカードの魅力は薄れましたが、年会費無料で1%還元なら、楽天カードに並びます。

さて、このLINEカードで溜まったポイントの使い道ですが、ポイントをショッピング利用するのはちょっと損。ここでは、LINE証券で時々開催される「株のタイムセール」を利用したポイント投資をお勧めしたい。

今回は、なぜLINEポイントのショッピング利用が少し損なのか解説した上で、LINE証券でポイント投資するメリットと方法(ポイント移行法・株のタイムセール利用法)を紹介します。

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LINEポイントの使用の注意点

LINEポイントをためる・使う場合に大事なことが3つあります。

LINEポイント:「ためる」「使う」場合の注意点

❶ポイント対象外の支払いがある
❷LINEポイントの有効期限は180日間
❸ポイント払いでポイントはつかない

❶❷はルールに従うとして、注目したいのは「❸ポイント払いでポイントはつかない」です。

楽天ポイントの場合、ポイント払いでもポイントがつきますが、LINEポイントは、ポイントによる決済分はポイント付与の対象外。また、ポイントを銀行口座振込で現金化することもできますが、手数料が取られます。

そこで私がLINEポイントのベターな使い方と考えるのが、LINE証券への入金によるポイント投資です。

LINE証券「株のタイムセール」を使ってポイント投資

ここからは、もっと具体的にお得なLINEポイントの利用方法を見て行きましょう。

LINE証券はスマホが取引をメインとする証券会社です。LINE証券への手数料無料でLINEポイント移行して「ポイント投資」(1㌽=1円相当)をすることができます。

このポイント投資を、LINE証券が1~2ヵ月の間に1回は実施する「株のタイムセール」のタイミングで実施します。

LINE証券「株のタイムセール」では、対象銘柄(毎回5銘柄以上)が3%・5%・7%のいずれかの割引率で購入できます。1回のセールでの買付可能額は約3万円ですが、最大7%OFFで株が購入可能なため、マーケットよほど急変して悪化したり、購入した企業のマイナスニュースが出ない限り、翌日売却でもリターンを得ることができます。

株のタイムセールについては、以下にて詳細解説しています。

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

私は、上記方法で、LINEポイントでポイント投資を行っています。2021年6月も、本方法でポイント投資を行いました。

以下では、ちょっとわかりにくい、LINEポイントのLINE証券への移行方法を紹介します。

なお、以下では、既にLINE証券に口座保有していることを前提話を進めます。
まだ、LINE証券に口座をお持ちでない方は、まずは、口座をご準備ください。

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LINE証券口座開設

LINEポイントのLINE証券への移行する手順

❶LINEアプリを立ち上げ、下部メニューから「ウォレット」をクリックし、「ポイント残高」を確認し、覚えておきます。下図では、LINEポイント残高は「3,685円」です。

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

❷下部メニュー「ホーム」をクリックし、「LINE証券」をクリックします。

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

❸下部メニュー右端の「設定ボタン」をクリックし、続けて「入金」をクリックします。

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

❹「LINE Payから入金」をクリックします。※入金手数料は無料

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

❺入金額にポイント残高を入力し、「入金する」ボタンをクリックします。

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

❻ご利用ポイントの「すべてを使用」をクリックすると、ポイント残高が反映されます。続けて「0円を支払う」ボタンをクリックしてください。

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

❼内容を確認し「決済」をクリックしてください。

LINEポイントをLINE証券へ移行する方法

以上で、移行設定は完了です。ポイント移行(入金)が済むと、LINEにメッセージが届きます。

これでLINEポイントを使って、ポイント投資ができる準備が整いました。

株のタイムセールでの株の購入する

移行したLINEポイントを使って「株のタイムセール」で株を割引購入します。
「株のタイムセール」時にはLINE証券からLINEにメッセージが届きます。

このセールへの参加に当たって、株購入のための投資資金を合計3万円強(ポイント移行分を含む)を事前に準備してきましょう。

以下では、この準備が整っていることを前提に、株のタイムセールでの株の買付方法を紹介します。

株のタイムセールでの株の購入する手順

❶株のタイムセール日の16時になると、対象となる銘柄の連絡がLINEに届きます。
このタイミングで、どの株を購入するか、事前に決めます。購入は17~19時までの2時間時間がありますが、人気の高い銘柄は、早々に売り切れとなります。
その上で、株のタイムセール日の17時になったら、お知らせメールをクリックして、購入ページにアクセスします。

LINE証券 株のタイムセール:購入方法

❷購入したい株をクリックします。
今回は、オリエンタルランド(OLC)を買い付けます。

LINE証券 株のタイムセール:購入方法

❸買付合計額を確認して「買う」をクリックします。

LINE証券 株のタイムセール:購入方法

❹以上で、株の購入は完了です。これで、通常より、安く株が購入できました。

LINE証券 株のタイムセール:購入方法

簡単ですね。

買い付けた株は翌日の相場が開いたら売却できます。
すぐに売却するか、しばらく保有するかは、相場と相談してご判断下さい。

株のタイムセール以外の、おすすめポイント投資法

株のタイムセールは確実に株式が安く買いつけられる方法ですが、時間が限定的なので、忙しいビジネスマンには不向きです。
そんな方に、おすすめのポイント投資法を2つ紹介します。

株の急落時・暴落時のポイント投資

上記ではLINE証券の「株のタイムセール」で安く株を買うことで、LINEポイントを有効活用する方法を紹介しましたが、株式市場の急落時・暴落時のポイント投資もおすすめです。

私は、2020年3月、コロナショックで株が大暴落した際、(別の証券会社でですが)ポイントを利用して株式を購入しました。暴落時は、どこまで株が下落するかわからず、買付がしづらいものですが、ポイント投資なら、もう少し気楽な気持ちで株が購入できます。

楽天ポイント投資”></p><p>上図は現在も保有中のポイント投資銘柄。ポイント投資なので、通常なら買うのが怖い、レバレッジがかかった投資信託「楽天日本株4.3ブル」を購入しました。<br /> 未だ保有していますが、買い付け額約47000円程に対し、19万円強のリターンが出ています。</p><p>ポイント投資も侮れません!</p><h3><span id=投資信託のポイント活用積立投資

LINEポイントを毎月の積立投資の原資とするのもおすすめです。

LINE証券では、約30種類の投資信託を扱っており、全銘柄購入手数料無料、かつ、毎月1,000円から自動積立投資ができます。
取扱い銘柄一覧

積立投資にオススメなのは、低コストな「投資信託」です。

積立投資でオススメなのは、低コストなインデックスファンドです。eMAXIS Slimシリーズの中から、1つを選んで投資するのがよいでしょう。

LINE証券で取り扱う低コスト投資信託

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 
eMAXIS Slim 全世界株式(オール⋅カントリー)
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
eMAXISプラス コモディティインデックス

最後に

今回は、LINEポイントを有効に利用する方法として、LINE証券でポイント投資する方法についていろいろ紹介しました。

投資信託の積立投資の原資とする方法は、手間なく実施できます。

やるかどうかはあなた次第。ちょっとした設定を実施できるかどうかが先の資産形成に大きな差となって現れます。LINEポイントをためているなら、是非、試してみてください。

【追加情報】LINEクレカ:基本情報まとめ

以下、LINEクレカの基本情報、および、たまるLINEポイントについて、詳細内容を記載してきます。しっかり把握したい方は、ご確認ください。

基本スペック

国際ブランドVISA
年会費年1回の利用で年会費無料
※年1回以上の利用がない場合は1,250円(税別)
ポイント還元率カードショッピング利用2%還元
※LINE Payアカウントにクレジットカード登録必要
特典過去6か月間のポイント獲得量に応じて、LINE Payでもらえるお得クーポンプレゼント
特典クーポン詳細
追加カードETCカード(年会費税抜500円、初年度無料及び利用時翌年度無料)
家族カード:1人目は無料、2人目以降は税抜400円
付帯機能Visaタッチ決済
本人認証サービス3Dセキュア対応

注意点❶:LINEポイントの有効期限は180日間

LINEポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得してから180日間です。
LINEポイントの獲得が180日間まったくなければ、LINEポイントが失くなってしまうので、気を付けて。

注意点❷:ポイント対象外

すべての支払いでポイントがつくわけではありません。
簡単にまとめるなら、電子マネーなど現金相当の支払い、LINEの金融サービスへの入金、5万円を超える税金、社会保険料については、ポイントがつきません。

ポイント還元の対象外の支払い

・電子マネー/プリペイドカード/Walletサービス等へのチャージ
  (WAON,Edy,Suica,PASMO,Kyash等)
・ギフトカードの購入
・バリューカードの購入
・金融商品の購入(投資信託、証券等)
・税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分
・国民年金保険料
・寄付
・年会費(クレジットカード年会費、ETC年会費等)
・手数料(リボ払い・分割払い手数料等)
・キャッシング
・送金

より詳細はこちらからご確認ください。

注意点❸:ポイント払いでポイントはつかない

楽天の楽天ポイントは、ポイント払いをしてもポイントがつきます。
しかし、LINEポイントの場合は、ポイント払いをした場合、ポイントがつきません。