
2025年10月29日、ついに日経平均株価が51,000円を突破しました。
 「こんな高い時に買うのは怖い」「今からでは遅い」と感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、少し前までは…
 「4万円台なんて高すぎる」「3万円台で買うのは怖い」と言われていたのも事実。
結果として、「安い時も買えず、高い時も買えない」というのが、多くの投資家が陥る“心理のワナ”です。
目次
本日の日経平均
✅ 日経平均:2025年
 
• 日経平均5万1249円82銭(前日比+1030円64銭、+2.05%)
 • ボリンジャーバンドは、バンドウォークを継続中。
 • 半導体関連株が中心に買い。
 • アドテストが前日決算発表を受けて急伸、前日比20%高。
  1銘柄で日経平均を約990円押し上げる要因に。
 • TOPIX
  小幅反発:前日比2.03ポイント(+0.06%)高の3287.90。
  全体の8割の銘柄は下落
 • 高市早苗政権の政策期待から日本株の先高観は根強い。
 • 急ピッチな上昇👇と米景気動向の不透明さには注意が必要。
✅ 日経平均:2008年(リーマンショック後)
 
投資の基本は「安く買って高く売る」──頭では分かっていても
投資の原則はシンプルです。
 👉安く買って、高く売る。
しかし実際には、
 • 暴落時は「もっと下がるかも」と買えず
 • 上昇時は「もう遅い」と買えず
 • 調整が入ると「やっぱり怖い」と売ってしまう
という行動を取ってしまう人が圧倒的多数です。
 これでは、投資で資産を築くことは難しく、売り抜けたとしても、投資における精神的な負担が大きく、また、市場に居続けられません。
👉投資は知識の勝負ではなく、【感情のコントロール】がすべて。
【知識】として、チャート的「最適な買い場」を見つけたり、
 【経験】としてトレードテクニックを磨く
 以上に、大事です。
📌「〇年で〇億円儲けた」という投資のつわものは実在しますが、
 このような莫大な資産を【トレード】で稼ぎ続けられる人は、極々、一部の人だけです。
「安いと買えない」「高いと買えない」──その正体は“恐怖”
✅ 安いときに買えない理由
 株価が安い時は、世の中のニュースも暗くなります。
 「景気悪化」「リストラ」「円高」「企業業績悪化」など、ネガティブな言葉が並ぶ中で、未来に希望を持って“買う”のは簡単ではありません。
✅ 高いときに買えない理由
 一方、株価が高い時は、SNSもテレビも“強気ムード”で溢れます。
 しかし、そうなると「今さら買ったら天井では?」という恐怖が生まれ、やはり買えません。
結局、人間の行動は「理屈」ではなく「感情」で動く──これが投資の難しさです。
市場を動かすのは“数字”より“感情”
株価チャートを動かしているのは、実は「投資家の感情そのもの」です。
 恐怖が強まれば売りが出て、欲望が高まれば買いが増える。
 つまり、市場は人間心理の集合体。
💡感情に振り回されず、淡々と投資できる仕組みを作る
 これが、長期的にリターンを得る鍵になります。
今のような高値圏で取るべき3つの戦略
もし、私が今、「投資初心者🔰」だったら、
 日経平均5万円の中で「買う」&「買った株を持ち続ける」ことができるかー
 全く、自信はありません。
だからこその「仕組化」です。
1️⃣ドルコスト平均法で“タイミング”を捨てる
そんなことはわかっていると言われそうですが、
 私が、今も毎月買い増しできているのは「毎月×自動のインデックス投資積立」のおかげ。
• 毎月一定額を投資することで、高値掴みを避け、平均購入単価を平準化。
 • 時間を味方につける最もシンプルで強力な方法。
2️⃣ セクター・地域を分散する
• 日経平均が高くても、全世界株や米国債券、新興国市場などにチャンスはある。
 • 日本市場、株式市場だけに集中せず、広く情報収集に努め、分散して投じる。
3️⃣利益確定と現金比率の見直し
• 高値圏では“売る勇気”も大切。
 • すべてを市場に預ける必要はない。
 • 「余力資産を持つ姿勢」が、次のチャンスを掴む余力になる。
💡投資の世界では、「儲けよう」とするよりも、
 “感情に負けない仕組み”をつくる人が最終的に勝ちます。
投資は「感情のトレーニング」
日経平均が5万円を超えた今、私たちが考えるべきは
 「いくらまで上がるか」「いつまで上がるか」ではなく、「自分の感情がどう動いているか」。
 要人が一言発するだけで、日経平均が500円、1000円動く時代において、株の将来予測は、プロでも見誤るほど、難しい。
だからこそ、 4️⃣つ目の対策は、「感情を冷静に受け止める仕組み」作りです。
4️⃣ 感情を冷静に受け止める仕組みも作る
トレードメモで自分を振り返ることが対策に。
投資は「失敗経験なし」には上達しないのも事実。
 真剣に取り組めば取り組むほど、精神も病みます。
 精神を保つには、必要悪と考え、通過儀礼として、受け止めるしかありません。
むしろ、失敗経験を将来に活かせるかが大事。
抑えられない感情を、ノートに吐き出すことも一つです。
 失敗メモは、ゆくゆく、「あなたの感情コントロールを鍛える最高の教え」になるはずです。
 特に、感情に振り回されやすい投資初心者🔰は、対策効果は大きいです。
以下記事もご参考に。






