楽天モバイルの0円利用後、ポイント付与などで実質的に無料で利用可能な期間が続いてきましたが、2022年11月1日、ついに、楽天モバイル実質無料が終了となります。
これまで、利用継続を続けてきた人の中にも、解約手続きを検討している人は多いのではないでしょうか。
ただ、楽天モバイルも解約を少しでも食い止めるべく、SPUの還元率をUPさせるなど、楽天モバイル契約者向けに特典を用意しています。
継続か、改悪かの期日が迫る中、「11月以降、どういう使い方ををしているなら、楽天モバイル継続のメリットが大きいのか」確認してみます。
目次
楽天モバイル、実質無料期間終了(10/31)
楽天モバイルの実質無料期間は2022年10月31日をもって終了します。
一方で、11月1日からSPU(ポイントプログラム)が変更となり、楽天モバイル会員に対する優遇策も実施されます。
楽天モバイル:重要なお知らせ
11月1日以降のSPU変更
11月1日以降のSPUは以下のように変更となります。
楽天モバイルの契約、及び、楽天SPUの会員ランクに応じて、ポイント還元率、および、ポイント還元上限が異なります。
上客により手厚いSPUが適用されることになります。
■特典:2022年11月1日~
■SPU変更内容:
日付 | SPU内容 | 月間獲得上限 |
---|---|---|
10月31日まで | ||
楽天モバイル契約者 | ポイント倍率+1倍 | 5,000ポイント |
11月1日以降 | ||
Rakuten UN-LIMIT VII契約中の ダイヤモンド会員 | ポイント倍率+3倍 | 7,000ポイント |
Rakuten UN-LIMIT VII契約中の ダイヤモンド会員以外 (プラチナ、シルバー、レギュラー会員) | ポイント倍率+2倍 | 6,000ポイント |
スーパーホーダイ契約者 組み合わせプラン契約※ (プラチナ・ゴールド・シルバー・レギュラー会員) | ポイント倍率+1倍 |
※当月中の全ての清算に対して、当月末日時点の会員ランクが適用
※契約は、2020年4月8日(水)に受付を終了しているドコモ回線、au回線使用プラン、コミコミプランも含む
11/1以降の楽天モバイル、どんな人の利用がお得?
楽天SPUの適用変更を受けて、11月1日以降、楽天モバイルを利用するとお得な人はどんな人たちと言えるでしょうか?
今後の楽天モバイル利用の継続を迷っている方の判断ポイントは、「SUP」の恩恵を十分受けられるかどうか。
具体的には、楽天市場、楽天ふるさと納税など、楽天の関連サービスを含めて、どのぐらいお買い物・利用をしているかです。
楽天モバイルを利用している方は、おそらく、楽天市場だけでなく、様々な楽天サービスを利用しており、通常時より、SPU 5倍以上の方が多いのではないでしょうか。
その他、
・楽天お買い物マラソン、楽天スーパーセール
・5と0の日キャンペーン
などを合わせると、SPU 10倍となる方も多いと思われます。
ダイアモンド会員の方はもちろん上位会員の方は、SPUの還元ポイントが増えることでメリットは大きいと思われます。
楽天モバイルの11月1日以降の最低料金は、月額1,078円(税込)なので、SPU 5倍の人なら、楽天市場で月21,560円を利用すれば、ペイできます。
【参考】楽天モバイル ポイント還元でペイする最低月額お買い物ライン
SPU 5倍:21.560円/月
SPU 6倍:17,967円/月
SUP 7倍:15,400円/月
SPU 8倍:13,475円/月
SPU 9倍:11,978円/月
SPU10倍:10,780円/月
現在のSPU
・楽天カード +1倍(通常分、年会費無料)
・楽天プレミアムカード +2倍(通常分、年会費11,000円)
・楽天カード +1倍(特典分)
・楽天カード、楽天銀行で引落(通常) +0.5倍
・楽天カード、楽天銀行で引落(給与・賞与・年金受取あり) +0.5倍
・楽天モバイル +1倍(サービス契約 1GB未満月額0円)
・楽天モバイルキャリア決済 +0.5倍(2,000円/月利用 Androidのみ)
・楽天ひかり +1倍(サービス契約)
・楽天証券(投資信託) +0.5倍
・楽天証券(米国株式) +0.5倍
・楽天ウォレット +0.5倍
・楽天トラベル +1倍
・楽天市場アプリ +0.5倍
・楽天ブックス +0.5倍
・楽天Kobo +0.5倍
・Rakuten Pasha +0.5倍
・Rakuten Fashion アプリ +0.5倍
・楽天ビューティ +0.5倍
【私の結論】11月1日以降も、1回線継続利用予定
1回線は解約、1回線は継続利用
私はもともと、楽天モバイルの回線を2回線使用していました。
しかし、1回線は既に解約。もう一回線は、11月1日以降も継続の予定です。私は東京在住ですが、私の行動範囲においては、楽天モバイルでつながりにくさを経験したことがありません。
また、旅行で地方にも出かけますが、その際も、今のところ、不自由を感じたことがありません。また、普段はWi-Fi環境下でスマホを利用しているため、旅行に出かけない限り、毎月の利用料金は最低料金の1078円(税込)。通話もRakuten-LINK利用で「0円利用」で済んでいます。
この程度の通信費であるなら、楽天経済圏の利用という観点から考えた場合、ダイヤモンド会員やプラチナ会員のランクを維持している限り、総合的に、メリットが大きいというのが、11月以降も継続を決めた理由です。
私の楽天経済圏利用状況
私はネットショッピングはAmazon派なので「楽天市場」ではあまり買い物をしませんが、街の店舗で楽天ペイ(楽天キャッシュチャージ)で利用を、その他、以下のようなサービスを利用しています。これらのサービスを利用する限りにおいては、まだまだ、楽天経済圏のサービスを利用継続するメリットは十分大きいとの判断です。
・楽天キャッシュ・楽天ペイ
・楽天トラベル
・楽天ふるさと納税
・楽天証券
そもそも、楽天回線の通信環境が悪いエリアにお住いの場合は、選択肢とはなり得ませんが、今、Rakuten UN-LIMIT VIIをご利用の方の多くは特に通信環境にお困りではないが故に、現在も契約されているのではないかと思います。
このように考えると、現在のSPUランクで優良会員クラスであるなら、継続利用は悪くないのではないか、というのが私の結論です。
なお、解約をする場合は非常に簡単です。以下の記事を参考にしてください。