コインチェックからのXEM不正流出から約1ヵ月。
コインチェックはいまだ従来通りのサービス提供には至っておりません。さらに同時期に起こったビットコインの大暴落。一旦60万円を底に反転はしたものの、かつてのような上昇相場には戻り切れておらず、不安定な状況が続いています。
2つの事件で市場から離れた人も多いのか、ブログやSNSの発言量も明らかに減少。仮想通貨市場から人が引いた状態になっています。
ではどのぐらいの割合の人が離れてしまったのでしょうか?
Googleトレンドからチェックしてみます。
目次
仮想通貨関連の検索状況を確認してみた
Googleトレンドにて、仮想通貨関連ワードの検索数の推移を確認してみました。
キーワード:ビットコイン
上記は週間統計ですが、ピークを付けたのは1/14-20の期間。
この期間といえば、アルトコイン祭りが終焉を迎えたころ。
2017年12月に先行してビットコインが上昇。その後、ビットコインの代わってアルトコインが総じて上昇するアルトコイン祭りが起こりましたが、その祭りも終焉を迎えたころです。
現在は、ピーク時の40%以下に検索数が減っています。上昇しているときは盛り上がるが下落を始めると一気に人が減る典型的な動きです。
キーワード:bitcoin
上記の検索推移は日本に限ったことなのかを確認するために「bitcoin」で確認した結果が、上記グラフ。
世界的に見ても大きく検索数が減少。こちらは日本語「ビットコイン」よりもピークの発生時期が早いですね。ビットコイン価格との連動性を考えるなら、「bitcoin」の方が連動性が高い。
これって、日本人は相場にも乗り遅れているということを示しているのでしょうか?それとも、もしかしたら反転するかも?と「トレンドに乗る」より「逆張り反発が好き」な日本の特性を表しているのでしょうか?
いずれにせよ、検索数はピーク時の25%にまで減少しています。
キーワード:仮想通貨
キーワード「仮想通貨」の検索数は「ビットコイン」の検索数よりも下落っぷりが激しいですね。
キーワード:コインチェック
まだまだ従来通りのサービスが再開できないコインチェックですが、あきらめモードの人も多いのか、こちらも検索数は激減しています。
さて、あなたは今後の仮想通貨投資を続ける?
多くの方が仮想通貨市場から手を引いてしまったように見えます。2017年11~12月の上昇で参加し始めた出川組は、あっという間に退場となってしまった人が多いでしょうね。
では、今後の仮想通貨市場への投資はどうするか?
ここからさらにビットコインが下落するかも説はありますが、私は、今後も仮想通貨市場への投資ウェイトを高くして、投資を続けるつもり。
マイニングの盛り上がりを含め、世の中は確実に仮想通貨を意識した動きをしており、仮想通貨というかブロックチェーン技術が世の中の仕組みを変えていくのは今年以降の話です。たしかに、しばらくは低迷を余儀なくされるかもしれません。しかし、このまま投資を続け、FXと同様、数年後には、税制も整えられて、分離課税となることを期待しています。