春は新生活のシーズン。
それに先立ち、気分を一新。すがすがしく新スタートを切りたいという方は多いでしょう。そのために必要なのが、断捨離。服、本、DVD、家電など、家の中にたまってしまった様々な不用品の整理です。
私も昔はいろんなモノが欲しくて手に入れてしまっていた派ですが、今は、お金の管理ができるようになり、それと共にモノの購入は減りました。
しかし、毎日を心地よくするため、或いは、便利に暮らすために必要なモノは手に入れます。ただ、その際は、新しいものを買ったら古いものは捨てることを意識し、家の中に不要なものをためないようにしています。
不要なものを持たないミニマルな暮らしをすることで、単に部屋が片付く以外の大事なことも見えてきます。それは生きてくために非常に大事なモノであり、知らないと、多くのストレスをとなるものです。
それは何か、見ていきましょう。
目次
ミニマルな生活
さて、この片づけを前に、ミニマリスト エリサさんの著書「トランクひとつのモノで暮らす」という本を読みました。
ミニマリストとは直訳すると「最小限主義者」。余分なものを持たない生活をするとたちの総称です。
ミニマルを追求すれば、自分の大事なものも見えてくる
人の心は「執着」の塊。
日常生活の中で、モノ、お金、情報、考えなど、様々なものを貯めこみます。そして、ため込んだ結果、様々な執着に縛られがんじがらめになって動けなくなります。
執着にとらわれた結果、身動きが取れなくなり、生きるのが苦しくなってしまうのです。
しかし、ミニマルな生活を求め、モノを減らすとどうでしょうか?
最初は単純に部屋がきれいになることが気持ちよく感じられます。しかし、その成果は部屋の掃除にとどまりません。
モノを捨てるには判断基準が必要ですよね。そして、必要なモノを厳選して見極める目もでき、お金の使い方に対する意識も変わっていきます。
その結果、単にモノの整理・購入にとどまらず、「自分が何を大切にして生きたいか」が見えてくるようになります。
本当に自分に必要なモノをセレクトするための10の質問
ミニマルの追及で、モノ・コトを見る大事な価値基準ができるのはわかったけど、「今の私には、どうやって自分に必要なものを選択したらいいか価値基準がない。」とお悩みなら、以下の10個の質問を考えてみてください。
1. 1年以内に使いましたか?
2. 目に入ると心地よくなりますか?
3. 自分を輝かせてくれると思いますか?
4. 同じ用途の中でナンバーワンだと思えますか?
5. 残したい理由は「思い出」ですか?
6. 具体的に使う時期・用途が決まっていますか?
7. 既にインプットした情報ではありませんか?
8. むやみに「ストック」していませんか?
9. 迷った末の買い物をしていませんか?
10.1つ入れたら、2つ手放していますか?
以下がですか?あなたはどのぐらい意識していますか?
エリサさん曰く、現在は意識しないと当たり前のようにものが増えていく時代。1つ入れたら2つ手放すぐらいの心持ちがちょうどいいとの考えに賛同できます。
さて、上記はモノに対する選択基準ですが、それと同時に、「自分が生きる上で大事なことが何か」も考えてみてください。そうすると、ぶれない軸のある自分を作る第一歩につながります。
自分に大事なものが分かったら不用品は売却しよう
自分に大事なものが分かっても、行動しなければ、何も日常は変わりません。
今すぐ、不用品を段ボールにまとめ、捨てるに忍びないものは、売却しましょう。
この際、メルカリ出品など、不用品を捨てるのに時間をかけていては本末転倒。大事なことでないことに時間をかけるのも「執着」です。これでは、いつまでたっても、ミニマリストにはなれません。さくっと一括売却してくれる先でモノを処分するのが大事です。
Amazonアカウント利用で、売却の登録手続き&売却金の受け取りがスムーズなリコマースなら、不用品を取りに来てくれるのでささっと部屋が片付きます。
買取キャンペーンも開催しているので上手にご利用を。
最後に
現在は、1つのアイテムで複数のことができる時代。
私は旅行が趣味ですが、「PCとスマホとwifi環境とパスポートと現金」があれば、多くのアイテムは不要だな、と常々感じます。旅行先でも、自分のためのお土産は買わず(人にあげるものは買います)、思い出は写真や記憶に残すことにしています。
モノが捨てられない人は、是非、エリサさんの本を読んでみてください。