当ブログでは、確定拠出年金(個人型の愛称:iDeCo)を絶対始めるべき理由について、いろいろ記事にしていますが、簡単にまとめると、そのメリットは、以下の3点に集約されます。
iDeCoのお得すぎるメリット
(1) 運用益が非課税(NISAと異なり運用中のスイッチング可&非課税)
(2) 掛け金が所得控除(所得税や住民税が軽減)される
(3) 受取時も税の優遇(ほぼ非課税)
節税しながら資産形成するなら、最強の投資法と言えますが、これは、手数料が安く、かつ、取扱金融商品にも優れる「有利な金融機関」で実施することが前提となります。
手数料が最も安いのは「楽天証券」
当ブログでは、上記条件を満たす金融機関としてSBI証券と楽天証券を推奨しています。はっきり言えば、その他の金融機関という選択肢はありません。
2社は、以下のような特徴があります。
SBI証券:これまで10年以上の実績があり、取扱金融商品が充実
楽天証券:後発(2017年開始)ということもあり、若干口座管理手数料が安い
手数料にこだわるなら、オススメは楽天証券です。「口座管理手数料無料プログラム」があり、運用管理手数料が1年目は無料、以降は残高10万円以上で無料にすることができます。
iDeCoを理解知るには、手数料の種類を把握する必要あり
さて、ここでiDeCoで優遇税制という特典を得ながら投資したいなら、複数ある手数料について理解しなければなりません。iDeCoには、普通の証券口座と違い、4種類の手数料があるからです。
1. 国民年金基金連合会 :1,236円(年額)
2. 事務委託先金融機関(信託銀行):768円(年額)
3. 運用管理手数料(金融機関) :金融機関による異なる
4. 信託手数料 :金融商品によって異なる
1と2は、個人型確定拠出年金をする以上絶対に必要な費用です。どこの金融機関を選ぼうが年間2004円は絶対に必要になります。
3は、金融機関により異なる手数料で、金融機関により0円~5000円弱の開きがあります。楽天証券の場合は、上記が1年目は無料、以降は残高10万円以上で無料になります。
4は、どの金融商品を選択するかで異なります。これは普通の証券口座で投資信託を購入するときに発生する手数料と同じです。楽天証券の場合、4の手数料が安い金融商品もそろっています。
楽天証券の手数料を無料をうまく活かすには
上述の通り、楽天証券は、3の手数料が最初の1年間は誰でも無料。2年目以降は、残高10万円以上でずっと無料になります。 ※残高10万円未満の場合は226円
つまり、1年間で10万円貯まる金額=毎月9000円以上積み立てていけば、ずっと無料になります。
さらに、4の手数料を安く上げるために、信託報酬の安いインデックス型の金融商品を選ぶことが大事ですが、楽天証券の場合、インデックス型の金融商品も充実しています。
申込には必ず紙の資料提出が必要なので、どちらも一緒に資料請求をして、資料を見比べることをオススメします。