知識を高める読書:読書日記(書評)(3 / 58ページ)

『もしも徳川家康が総理大臣になったら』でなぜ、織田信長は経済産業大臣なのか?経済力つけたければ読め!「織田信長のマネー革命」(書評)

NHKスペシャル「戦国サムライの城」がもっと面白くなる!信長の強さは武力以上に経済力。その3柱が港・寺・城にある―『織田信長のマネー革命』(書評)

ビジネス本

信長の強さは「経済力」にあった 信長の強さは武力じゃない。港・寺・城を軸に経済を制した、富を生み出す仕組みを築いた“戦国の改革者”だった。 日本の経済制度の原型をつくった男 楽市楽座、関所撤廃、枡の統・・・

その記憶、本当に真実?ノーベル平和賞受賞作家・カズオ・イシグロが突きつける “静かな嘘” の正体。2025年9月映画公開作品『遠い山なみの光』(書評)

その記憶、本当に真実?ノーベル平和賞受賞作家・カズオ・イシグロが突きつける “静かな嘘” の正体。2025年9月映画公開作品『遠い山なみの光』(書評)

小説

記憶と語りの曖昧さ 主人公の回想を通じて「語ることの不確かさ」を描く。人は過去を回想し、語ろうとする中で、記憶を加工し、自分を守る物語を紡いでしまう。 自己防衛としての“嘘” 主人公の語りには、喪失や・・・

建物は不完全・誤差に満ちている。持ち家・賃貸選び にも役立つ “構造の目” “安全リテラシー” の養いに。専門外でも読みやすい──『教養としての建築』(書評)

建物は不完全・誤差に満ちている。持ち家・賃貸選び にも役立つ“安全リテラシー”。人生・資産保有のリスク軽減にも──『教養としての建築』(書評)

ビジネス本

建築は「不完全」が前提 完璧な建物は存在せず、誤差や劣化は前提。だからこそ「壊れ方」や「逃げ道」まで含めて考えるのが建築の本質。 賃貸選びにも役立つ“構造の目”が養われる 「どの階が安全か?」「耐震補・・・

【9/10限定:399円】超良書!「自分は何者か?」本当の自分を知りたい方へ―—。 "本当の自分"はひとつじゃない。私は分人の集合体。『私とは何か(平野 啓一郎)』(書評)

「自分は何者か?」本当の自分を知りたい方へ―—。 “本当の自分”はひとつじゃない。私は分人の集合体。超良書!『私とは何か(平野 啓一郎)』(書評)

自己啓発本

『私とは何か』は、唯一無二の「本当の自分の存在」にNoを突きつける本 人にはいくつも顔(分人)があり、「分人の集合体」が私を私を形作っている 「自分は何者か」と悩んでいる方、人間関係に悩みを持っている・・・

年収500万円と1億円では見えている現実が違う。脳の眠れる97%を覚醒! 人生は思い通りにする、苫米地流 自己実現メソッドーー『残り97%の脳の使い方』(書評)

年収500万円と1億円では見えている現実が違う。脳の眠れる97%を覚醒! 人生は思い通りにする、苫米地流 自己実現メソッドーー『残り97%の脳の使い方』(書評)

自己啓発本

見えていない現実を掴む 脳は無数の情報を処理するが、意識しているのは氷山の一角。焦点を変えるだけで、成功のチャンスや新しい現実が “突然見える” ようになる。 イメージが未来を作る 繰り返し強烈に「自・・・

「ラクするために努力する」ひろゆき流思考 100のコツ。自分最優先!無駄な努力をやめ、幸せに生きようーー『ラクしてうまくいく生き方』(書評)

「ラクするために努力する」ひろゆき流思考 100のコツ。自分最優先!無駄な努力をやめ、幸せに生きようーー『ラクしてうまくいく生き方』(書評)

自己啓発本

ひろゆき流生き方の指南書=無駄な努力をやめて効率重視 がむしゃらに頑張るのではなく、仕組みや工夫で成果を出す「ひろゆき流努力論」。 自分を最優先に生きる 他人に振り回されず「ほどほどで満足」を選ぶこと・・・

ほんの数回会った彼女が、人生の全部だった― 出会いと別れ、そして再会。心を揺さぶる四半世紀の感動物語。文庫本発売!『光のとこにいてね』(書評)

ほんの数回会った彼女が、人生の全部だった― 出会いと別れ、そして再会。心を揺さぶる 女性ふたり四半世紀の感動物語。文庫本発売!『光のとこにいてね』(書評)

小説

ふたりの女の子の四半世紀に及ぶ出会いと別れを描いた感動小説 タイトルの『光のとこにいてね』は、ストーリー中でも何度か登場するとても重要なセリフ 出会いと別れ、そして再会。時と共に立場は変わっても、2人・・・

無限ループする地下通路を舞台に、現代人・現代社会の暗部を描き出す。原作はゲーム。8/28コミック発売、8/29 映画公開!—— 小説『8番出口』

無限ループする地下通路を舞台に、現代人・現代社会の暗部を描き出す心理サスペンス。原作はゲーム。8/28コミック発売、8/29 映画公開!—— 小説『8番出口』

小説

ゲーム発の小説化、映画公開を控えた注目作 2023年発売のインディーゲーム『8番出口』を原案に、映画監督・小説家として数々のヒットを生み出してきた川村元気が自ら小説化。 無限ループする地下通路が“現代・・・

三重どんでん返し×猟奇殺人×刑法39条が絡み合う衝撃の社会派ミステリー。伏線回収に感服!シリーズ読破で面白さ倍増 ——『連続殺人鬼カエル男』(感想)

三重どんでん返し×猟奇殺人×刑法39条が絡み合う衝撃の社会派ミステリー。伏線回収に感服!シリーズ読破で面白さ(恐怖)倍増 ——『連続殺人鬼カエル男』(感想)

小説

大どんでん返しの連続 とある都市で起こる猟奇的な連続殺人事件。序盤から中盤にかけては緻密な伏線が張り巡らされ、終盤で一気に回収される構成は見事。読者の「常識」や「先入観」を逆手に取るトリックが随所に。・・・

「効率こそ正義」なあなたへ。人生、薄っぺらくなってるかもよ。タイパ至上主義に潜む“落とし穴”に気づく一冊 ーー『タイパの経済学』(書評)

「効率こそ正義」なあなたへ。人生、薄っぺらくなってるかもよ。タイパ至上主義に潜む“落とし穴”に気づく一冊 ーー『タイパの経済学』(書評)

自己啓発本

余暇は増えるも「時間がない」現代人 少子高齢化・情報過多・働き方の制約により、時間は「お金以上に希少な資源」に。現代人は一昔前より余暇は増えているにも関わらず、「時間がない」と感じている。 変容した「・・・

あなたの心の中にある「冷たさの正体」は?自他にやさしく、人生をうまく生きるためにヒント『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』(書評)

なぜ優しくなれない? あなたの心に潜む“冷たさ”の正体。優しさ喪失が人生を蝕む ーー『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』(書評)

自己啓発本

現代社会は心に余裕がなく、人に優しくできない人が増えている そもそも、人は意外と優しくない。相手に対する「思いやり」や「好意」の気持ちだけでなく、「見返り」「打算」といった損得勘定がある 人は心に余裕・・・

“その場所”はあなたの町にもあるかもしれない――じわじわ心を侵食する"背筋ホラー"の恐怖体験 『近畿地方のある場所について』(書評・あらすじ)

“その場所”はあなたの町にもあるかもしれない――じわじわ心を侵食する”背筋ホラー”の恐怖体験 『近畿地方のある場所について』(書評・あらすじ)

小説

「その場所」に触れた者は消える―― 記事・掲示板・証言が交錯するモキュメンタリー形式で描かれる、現実と虚構が地続きになった戦慄のホラー体験。 じわじわ侵食する恐怖の新感覚 血や怪物に頼らず、日常の違和・・・

所得・資産だけではない 不平等 を形作る見えない力 ――トマ・ピケティが問い直す「不平等の本質」  『自然、文化、そして不平等』(書評)

所得・資産だけではない 不平等 を形作る見えない力 ――トマ・ピケティが問い直す「不平等・格差の本質」  『自然、文化、そして不平等』(書評)

マネー本

格差は「資本」だけではない 『21世紀の資本』で世界を震撼させたピケティが、新たに突きつけるのは「自然」と「文化」の影響。気候や地理、教育制度や社会規範が、不平等を世代を超えて固定化する構造を暴き出す・・・

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