みんなどう稼ぎ、どう使い、どう生きてる?月収4~300万円まで、人生と幸せのリアルを描く”お金の小説”——原田ひ香『月収』(書評)
お金=生き方を描いた連作小説 月収の違う6人の女性を通して、「どう稼ぎ、どう使い、どう生きるか」を問いかける物語。月収4万円から300万円まで、稼ぎ方・使い方・価値観が全く異なる女性を通じて、「幸せな・・・
お金=生き方を描いた連作小説 月収の違う6人の女性を通して、「どう稼ぎ、どう使い、どう生きるか」を問いかける物語。月収4万円から300万円まで、稼ぎ方・使い方・価値観が全く異なる女性を通じて、「幸せな・・・
「自分と瓜二つの溺死体」から始まる衝撃の医療ミステリー 救急医・武田航の前に運ばれてきたのは、自分と瓜二つの溺死体。遺体の正体を追ううちに、不妊治療施設と自身の出生に隠された秘密が浮かび上がる。デビュ・・・
軽い読み口×本格ミステリーの設計 序盤はテンポの良い会話とライトな雰囲気で読みやすいが、その裏では緻密なミステリー構造が動いている本格ミステリー。本屋大賞2026ノミネート作。 高密度の伏線と巧妙なミ・・・
痩せこけ、ケガを負っても南へ向かう一匹の犬・多聞。 岩手から熊本まで3,000kmを旅した犬と、旅で出会った〈男〉〈泥棒〉〈夫婦〉〈娼婦〉〈老人〉〈少年〉との心の交流・深い絆を描く6編の連作感動作。 ・・・
誰にでも境界線がある。越えるか、踏みとどまるかー 東日本大震災が「人生の境界」となり、闇に堕ちた人たちの人生を描く社会派ミステリー 津波にさらわれ、帰らぬ家族の「死を受け入れられるか」。悲しみで心痛め・・・
出産と引き換えに殺人が許される社会 少子化対策として、10人の子どもを産めば1人を合法的に殺せる「殺人出産制度」が導入された未来社会。命を生む行為と命を奪う行為が制度として結びついた、異様な世界が描か・・・
「楽聖ベートーヴェン像」の正体 我々が知る「孤高の天才ベートーヴェン像」は、秘書シンドラーの改ざんによって作られた虚像。本書は“会話帳改ざん事件”を軸に、その偽りの歴史と人間臭い素顔を暴き出す。 捏造・・・
京都を舞台に描かれる、成瀬の新たな挑戦 京都大学に進学した成瀬あかりが、新しい環境の中でも“自分らしさ”を貫きながら成長していく姿を描いた、シリーズ完結編。 変わらない自分軸と、しなやかな成長 空気を・・・
理不尽な悲劇から始まる物語 父の殺害、母の失踪、妹の死——。主人公・美桜は、人生の中で何度も大切なものを奪われながら生きてきた女性。事件の裏側にあるものは?単なる謎解きでは終わらない、心をえぐるサスペ・・・
地域医療を支える誠実な医師の物語 全4部構成で、死と向き合う医師の姿を描く静かで深い物語。古代ギリシャの哲学者エピクロスの思想を通じて、「幸福とは何か」を問いかける。 著者の経験が生む深み 日々「命」・・・
冒頭から読者を物語の深部へと引きずり込むミステリー 「二百年前の人骨のDNAが、四年前に失踪した妹と一致する」という衝撃の設定と謎の狂気殺人鬼の登場で、序盤から強烈な緊張感。読者を一気に引き込むフック・・・
「なぜ小説を読むのか」を物語化 『小説とは何か』『なぜ私たちは小説を読むのか』——その根源的な問いを、物語の形で真正面から描いた挑戦作。読むうちに、知らず知らずのうちに「読むことを考える読者」へと導か・・・
罪とともに生きる人生を、淡々と誠実に描いた物語 一度の過ちによって人生が大きく変わった女性が、罪と向き合いながら生き続ける姿を、過度な演出なく静かに描く。中央公論文藝賞を受賞、本屋大賞 2026ノミネ・・・
書店員が戦々恐々、編集者が「怖すぎる」と声を失った本屋大賞ノミネート作 ベストセラー作家でありながら、「もっと認められたい」と渇望する作家と、その作家の「特別な人でありたい」と思う若手編集者の物語。人・・・
何気ない日常に宿る「親子の愛」を丁寧に描いたハートフル小説 シングルマザー・美空と娘ひかりの、ささやかで温かな日々を通して、特別ではない毎日の中にある「本当の幸せ」を静かに伝えてくれる。 母と娘の関係・・・