楽天カードの「5と0のつく日」が改悪。付与率1%減額で最大4%に、付与上限は3000→1000Pに減額(12/5~)

三井住友カードから、ポイ活ユーザーにとって極めて大きな【改悪】が発表されました。
2026年3月1日から、以下のチャージ手段が「年間ボーナス(=年間利用額の集計)」の対象外となります。

• au PAY
• Kyash
• JAL Pay
• バンドルカード

🔗【三井住友カード】年間ご利用金額の集計対象外利用追加のお知らせ

これにより、これまで可能だった「年間利用額の達成コントロール」の主要ルートが軒並み閉鎖されることになります。

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年間利用額ボーナスとは?

三井住友カードの魅力の一つが、年間利用額に応じて特典やボーナスポイントがもらえる仕組み。
代表的なものは以下の通り。

✅ 三井住友ゴールドカード
 →年間100万円利用で翌年以降、年会費永年無料
 →100万円利用ごとに 10,000pt付与

✅ 三井住友プラチナプリファード
 →100万円ごとに 10,000pt(最大40,000pt)

✅ SBI証券のクレカ積立
 →年間利用額に応じて積立ポイント還元率が上昇

これらの“ボーナス基準”を達成するために、「年間利用枠をチャージ系で埋める」 のが定番でした。

しかし 2026年3月以降、これが一切できなくなります。

もはや“迂回ルート”が成立しない

対象外になるのは「ボーナス用の集計」。決済自体は0.5%の通常ポイントは付与されます。
ただし肝心の、“年間ボーナス”(1%相当)が付かなくなるため、以下の高還元ルートは事実上終了です。

閉鎖される主なチャージルート(高還元ルート)
三井住友カード(GM) → JAL Pay → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュ
※(GM)はゴールド・Masetrcard

先日は、楽天ギフトカードが実質3%の手数料がかかる仕様変更が発表され、
三井住友カード(GM) →JAL Pay → WAON@ミニストップ → 楽天ギフトカード → 楽天キャッシュ
も崩壊。

さらに
JAL Pay→ANA Pay の還元率も0.1%へ劣化(※当初11月予定 → 現在は無期限延期中)
の改悪もやってくる可能性があります。

こうした“迂回してポイントを積む”ルートは、今回の変更でほぼ全滅。
高還元チャージ戦略そのものが崩壊しつつあります。

2026年3月以降、使える手は?

今回、及び、過去の年間利用金額の集計対象外利用を考慮すると、
現在、まだ、封鎖になっていないのは IDAREへのチャージ

IDAREが最後の逃げ道ですが、昨今の相次ぐ高還元率ルートの封鎖を見る限り、寿命は長くなさそうですね。

まだ3か月猶予あり:12〜2月の“前倒し活用”が重要

対象外になるのは 2026年3月〜 なので、
12月・1月・2月の3ヶ月間がラストチャンス

封鎖前にできることは、それまでにできるのは次のようなところでしょうか。
チャージ上限は次の通り。

1️⃣Mastercard:JAL Pay:月30万円、残高上限100万円
2️⃣VISA:バンドルカード(リアル+):1回10万円、月200万円、残高上限100万円
※両方法とも、ステータスにより条件が異なる

私は1️⃣は既に、Mastercardの年間100万円利用を達成。
残るは、2️⃣ゴールドVISAの100万円達成のための活用です。

事前チャージしておけば、一定期間は「高還元の貯金」が残せます。
(1.5%の金利がつく預金イメージ)

※Kyashもバンドルカードと同じようにチャージできます。
 ただし、バンドルカードの方が、Suica/PASMO へのチャージなど利便性が高いと判断。

まとめ:三井住友カードの“ポイ活時代”は終わりへ

今回の改定で、
「年間利用額をチャージで調整して特典を最大化する」
という三井住友カードの強みがほぼ消滅しました。

2026年は、ポイ活におけるカード戦略の再構築が避けられない年になります。

来年のメインカードをどうするか。
どのルートに切り替えるか。

“見直し”がこれまで以上に重要になります。