
三井住友カードから、ポイ活ユーザーにとって極めて大きな【改悪】が発表されました。
2026年3月1日から、以下のチャージ手段が「年間ボーナス(=年間利用額の集計)」の対象外となります。
• au PAY
• Kyash
• JAL Pay
• バンドルカード
🔗【三井住友カード】年間ご利用金額の集計対象外利用追加のお知らせ
これにより、これまで可能だった「年間利用額の達成コントロール」の主要ルートが軒並み閉鎖されることになります。
目次
年間利用額ボーナスとは?
三井住友カードの魅力の一つが、年間利用額に応じて特典やボーナスポイントがもらえる仕組み。
代表的なものは以下の通り。
✅ 三井住友ゴールドカード
→年間100万円利用で翌年以降、年会費永年無料
→100万円利用ごとに 10,000pt付与
✅ 三井住友プラチナプリファード
→100万円ごとに 10,000pt(最大40,000pt)
✅ SBI証券のクレカ積立
→年間利用額に応じて積立ポイント還元率が上昇
これらの“ボーナス基準”を達成するために、「年間利用枠をチャージ系で埋める」 のが定番でした。
しかし 2026年3月以降、これが一切できなくなります。
もはや“迂回ルート”が成立しない
対象外になるのは「ボーナス用の集計」。決済自体は0.5%の通常ポイントは付与されます。
ただし肝心の、“年間ボーナス”(1%相当)が付かなくなるため、以下の高還元ルートは事実上終了です。
✅ 閉鎖される主なチャージルート(高還元ルート)
三井住友カード(GM) → JAL Pay → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュ
※(GM)はゴールド・Masetrcard
先日は、楽天ギフトカードが実質3%の手数料がかかる仕様変更が発表され、
三井住友カード(GM) →JAL Pay → WAON@ミニストップ → 楽天ギフトカード → 楽天キャッシュ
も崩壊。
さらに
JAL Pay→ANA Pay の還元率も0.1%へ劣化(※当初11月予定 → 現在は無期限延期中)
の改悪もやってくる可能性があります。
こうした“迂回してポイントを積む”ルートは、今回の変更でほぼ全滅。
高還元チャージ戦略そのものが崩壊しつつあります。
2026年3月以降、使える手は?
今回、及び、過去の年間利用金額の集計対象外利用を考慮すると、
現在、まだ、封鎖になっていないのは IDAREへのチャージ。
IDAREが最後の逃げ道ですが、昨今の相次ぐ高還元率ルートの封鎖を見る限り、寿命は長くなさそうですね。
まだ3か月猶予あり:12〜2月の“前倒し活用”が重要
対象外になるのは 2026年3月〜 なので、
12月・1月・2月の3ヶ月間がラストチャンス
封鎖前にできることは、それまでにできるのは次のようなところでしょうか。
チャージ上限は次の通り。
1️⃣Mastercard:JAL Pay:月30万円、残高上限100万円
2️⃣VISA:バンドルカード(リアル+):1回10万円、月200万円、残高上限100万円
※両方法とも、ステータスにより条件が異なる
私は1️⃣は既に、Mastercardの年間100万円利用を達成。
残るは、2️⃣ゴールドVISAの100万円達成のための活用です。
事前チャージしておけば、一定期間は「高還元の貯金」が残せます。
(1.5%の金利がつく預金イメージ)
※Kyashもバンドルカードと同じようにチャージできます。
ただし、バンドルカードの方が、Suica/PASMO へのチャージなど利便性が高いと判断。
まとめ:三井住友カードの“ポイ活時代”は終わりへ
今回の改定で、
「年間利用額をチャージで調整して特典を最大化する」
という三井住友カードの強みがほぼ消滅しました。
2026年は、ポイ活におけるカード戦略の再構築が避けられない年になります。
来年のメインカードをどうするか。
どのルートに切り替えるか。
“見直し”がこれまで以上に重要になります。

