ふるさと納税とは?最大限に得するには、税金控除(還付)が受けられる「限度額上限」を知ることが大事

ふるさと納税は、自治体に寄附を行うと、控除上限額内の2,000円を越える部分について税金が控除される制度です。

多くの自治体はお米や肉、魚など、地域の名産品などのお礼の品を用意。手続きをすると、お礼の品を受け取りながら、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

自治体への寄附金支援をしながら、お礼の品もいただける魅力的なしくみです。自分の納税額を意識するいいきっかけにもなりますので、是非、利用しましょう。

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ふるさと納税の魅力

ふるさと納税 4つの魅力

  1. お礼の品がもらえる
  2. 税金が控除(還付)される
  3. 好きな自治体を応援できる
  4. ご自身の納税(納税額)に関心を持つきっかけになる

2大魅力は印マークがついた2つですが、私は、4番目の「ご自身の納税(納税額)に関心を持つきっかけになる」も非常に重要と考えています。

日本の就業者の大半を占める会社員の場合、毎月給与からの天引きで税徴収が行われ、毎年1回の年末調整で自分で確定申告をする方も少ないため、自分の納める税金に対して非常に無頓着です。

例えば、
・毎月、いくら天引きされているかご存知ですか?
・昨年のご自身の課税所得、控除額、納税額をおおよそでいいので言えますか?

消費税増税など目に見えやすい税金だけに関心を持っていてはいけません。

ふるさと納税は自分の毎年の納税額を把握するいい機会になりますので、是非、行いましょう。

ふるさと納税の流れ

初めての方は、ふるさと納税が難しいと感じていませんか?
ふるさと納税はとっても簡単。オンラインショッピングに慣れているなら難しいことは何もありません。

以下のような流れで簡単に申し込みができます。

ふるさと納税の流れ

  1. 寄附金額の目安(控除上限額)を知る
  2. 希望する返礼品と寄附する自治体を決める
  3. 自治体に寄附を申込む
  4. 返礼品と証明書を受け取る
  5. 税金の控除の申請を行う

つまり、最初にやるべきは、欲しい返礼品探しではなく、「寄附金額の目安(控除上限額)を知る」ことです。

税金控除が受けられる「限度額上限」を知る

上述した通り、ふるさと納税は、寄附金額の2,000円を超える部分について、所得税と住民税から、原則として全額が控除される制度です。
故、お得に納税をするためには、控除を受けられる「控除限度額上限」を知ることが大切です。

ふるさと納税 控除上限額シミュレーション

「限度額上限」は年収・家族構成などにより変動する

納税額は以下のような要素で変動します。

・年収
・家族構成
・社会保険料
・地震保険料
・医療費など

ここで思考停止してしまったあなた。大丈夫です。

ふるさと納税「寄附限度額上限額」シミュレーション

詳しいことはわからなくても、ふるさと納税サイトにて、年収・家族構成などから、おおよそのふるさと納税限度額がシミュレーションできるようになっています。

まずはあなたに最適な控除金の上限額を知りたい場合は以下にて、簡単シミュレーションしてみよう。1分であなたの控除額目安がわかります。

ふるさと納税 あなたの控除上限額の目安は?簡単シミュレーション

「寄附限度額上限額」シミュレーション(簡易)

例えば、以下は、「年収500万円、配偶者なし」でシミュレーションして結果です。
「実質負担2,000円で行える寄附上限額の目安は 61,000円」と結果が出ていますね。

ふるさと納税「寄附限度額上限額」シミュレーション(簡易)

「寄附限度額上限額」シミュレーション(詳細)

より詳細な以下のような情報を入力すれば、さらに詳しい情報がわかります。

入力 必須 の項目は、会社員の場合、昨年と今年の年収に大きな差がないなら、昨年の「年末調整」書類の数値を入力するとよいでしょう。

・社会保険料などの金額
・地震保険料の控除額
・医療費控除の金額

昨年の「年末調整」書類を見返すことが、ご自身の「お金の知識UP」→「貯蓄力UP」につながります!

ふるさと納税「寄附限度額上限額」シミュレーション(詳細)

ふるさと納税 あなたの控除上限額の目安は?簡単シミュレーション

【早見表】ふるさと納税の寄附金が全額控除される寄附上限金額の目安

ふるさと納税サイトでダイレクトに自分のふるさと納税上限納税額を理解するのが早いですが、年収どのぐらいの人がいくらもらえるか知っている方が、いろいろと有利です。

自分の年収アップの励みのためにも、ザクっと傾向を押さえておきましょう。

給与収入
(寄附者本人)
ふるさと納税を行う方の家族構成
独身又は
共働き※1
夫婦※2又は
共働き

子1人
(高校生※3
共働き

子1人
(大学生※3
夫婦

子1人
(高校生)
共働き

子2人
(大学生
と高校生)
夫婦

子2人
(大学生と
高校生)
300万円28,000円19,000円15,000円11,000円7,000円
325万円31,000円23,000円18,000円14,000円10,000円3,000円
350万円34,000円26,000円22,000円18,000円13,000円5,000円
375万円38,000円29,000円25,000円21,000円17,000円8,000円
400万円42,000円33,000円29,000円25,000円21,000円12,000円
425万円45,000円37,000円33,000円29,000円24,000円16,000円
450万円52,000円41,000円37,000円33,000円28,000円20,000円
475万円56,000円45,000円40,000円36,000円32,000円24,000円
500万円61,000円49,000円44,000円40,000円36,000円28,000円
525万円65,000円56,000円49,000円44,000円40,000円31,000円
550万円69,000円60,000円57,000円48,000円44,000円35,000円
575万円73,000円64,000円61,000円56,000円48,000円39,000円
600万円77,000円69,000円66,000円60,000円57,000円43,000円
650万円97,000円77,000円74,000円68,000円65,000円53,000円
700万円108,000円86,000円83,000円78,000円75,000円66,000円
750万円118,000円109,000円106,000円87,000円84,000円76,000円
800万円129,000円120,000円116,000円110,000円107,000円85,000円
850万円140,000円131,000円127,000円121,000円118,000円108,000円
900万円151,000円141,000円138,000円132,000円128,000円119,000円
950万円163,000円154,000円150,000円144,000円141,000円131,000円
1000万円176,000円166,000円163,000円157,000円153,000円144,000円
1100万円213,000円194,000円191,000円185,000円181,000円172,000円
1200万円242,000円232,000円229,000円222,000円219,000円200,000円
1300万円271,000円261,000円258,000円252,000円248,000円238,000円
1400万円355,000円343,000円339,000円331,000円277,000円267,000円
1500万円389,000円377,000円373,000円366,000円361,000円350,000円
1600万円424,000円412,000円408,000円400,000円396,000円384,000円
1700万円458,000円446,000円442,000円435,000円430,000円419,000円
1800万円493,000円481,000円477,000円469,000円465,000円453,000円
1900万円528,000円516,000円512,000円505,000円500,000円489,000円
2000万円564,000円552,000円548,000円540,000円536,000円524,000円
2100万円599,000円587,000円583,000円576,000円571,000円560,000円
2200万円635,000円623,000円619,000円611,000円607,000円595,000円
2300万円767,000円754,000円749,000円741,000円642,000円631,000円
2400万円808,000円795,000円790,000円781,000円776,000円763,000円
2500万円849,000円835,000円830,000円822,000円817,000円804,000円
※1「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指す。(配偶者の給与収入が141万円以上の場合)
※2「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指す。(ふるさと納税を行う方本人が配偶者控除を受けている場合)
※3「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指す。

※4 中学生以下の子供は、控除額に影響がないため計算に入れる必要なし。
例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」の場合と同額。
また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額。
出典:総務省ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税のしくみ」

さらにおまけがつくふるさと納税サイトを利用しよう

さて、自分のふるさと限度額上限がわかったところで、より、ふるさと納税で得するためには、よりお得なふるさと納税サイトで返礼品を申し込むことが大切です。

例えば、ふるさと納税の寄付金額の数%のAmazonギフト券をプラスでプレゼントするといったサービスを行っています。

例えば、ふるさと納税サイトふるなびでは、最大3%のAmazonギフト券を付与するサービスを行っています。

このような追加のお得サービスもしっかり利用することが、賢い納税者には必要です。

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ブログ管理人:Chami(チャミ)
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