Segwit2x以降、仮想塚市場のボラティリティ(変動率)が非常に大きくなっています。
一日、20%以上の上昇を見せる通貨もありますし、その逆もあります。
なぜ、こんなに激しく値動きするのでしょうか。
理由は「値幅制限」がないからです。
値幅制限とは
株式相場で、「ストップ高」「ストップ安」という言葉を聞いたことがないでしょうか。
値幅制限とは、異常な暴騰・暴落を防ぐために、価格が1日に変動可能な上下幅を制限するものです。「A株がストップ高をつけた」というニュースを聞くことがあると思いますが、これは、A株が値幅いっぱい上昇したことになります。
この制度は投資家保護ために設けられたもので、パニック売りなどの時に一度冷静になる時間を与えたり、鎮静化をしたりするなど、制限をかけることで投資家の過剰心理を和らげる効果があります。
しかし、仮想通貨にはこの値幅制限がありません。そのため、1日の変動率が上にも下にも大きくなりがちです。仮想通貨市場を批判的にみる目も多数ありますが、値幅制限がなく投資家保護ができない点がその大きな理由でもあるでしょう。
CMEのビットコイン先物は値幅制限導入の予定
先日、米国のマーカンタイル取引所 CMEは年内にビットコイン先物の上場と発表し、急騰中のビットコインがさらに買われるという状況が発生しましたが、このビットコイン先物においては、値幅制限を最大20%にする予定。最低取引単位(1枚)は5ビットコインで、CMEが参照するビットコイン価格で換算すると、約3万8000ドル(約430万円)となるそうです。
さて、現在のビットコインは大きく売り込まれていますが、果たして今後、どのような価格形成をしていくのでしょうか。
個人的には下げ止まるを見定めつつ、長期保有を前提に買い増ししたいと考えています。
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