
ソフトバンクグループ株式会社が、個人投資家向けの「ハイブリッド債(劣後債)」を販売予定。
当初5年間は 年4.800%〜5.600%(税引前) という高水準の利率が提示されており、
インカム重視の投資家から注目を集めています。
募集は 6/8(月)11:00から先着順。
過去シリーズでは早期完売したケースもあり、SNSや投資コミュニティでも話題になっています。
🔗【SB証券I】 ソフトバンクグループ株式会社 第9回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)
目次
今回のソフトバンクグループ債とは?

正式名称は、
ソフトバンクグループ株式会社 第9回 利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)
いわゆる「ハイブリッド社債」と呼ばれるタイプの債券です。
通常の社債よりもリスクが高い代わりに、比較的高い利回りが設定されやすいのが特徴。
特に今回は、
• 当初5年間固定で年4.8〜5.6%(仮条件)
• 発行総額2,600億円
• 100万円単位で購入可能
• 発行会社による期限舞償還が可能
• 利払い繰り延べ条項・劣後特約あり
• 初回コール(期限前償還)は5年後
• 格付は BBB+(格付け機関:S&Pグローバル・レーティングジャパン)
と、“高利回り円債”としてかなり強い条件になっています。
募集スケジュールまとめ

• 条件決定日:2026年6月5日
• 申込開始:2026年6月8日 11:00〜
• 発行日:2026年6月19日
• 満期:2061年6月19日(35年)
• 利払日:年2回(毎年6/19, 12/19)
• 初回任意償還日:2031年6月19日
当初スプレッドは5年国債の流通利回りへの上乗せ幅で、条件決定日に決定。
先着順販売のため、注目度次第では早期終了の可能性もあります。
社債引受証券会社
• SMBC日興証券
• 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
• SBI証券
• 野村証券
• みずほ証券
• 東海東京証券
• 水戸証券
• 岩井コスモ証券
今回の発行は「借り換え」が大きな目的
今回は、2026年6月に初回償還を迎える既存ハイブリッド債の借り換え です。
つまり、古い高利回り債を返済するために、新しい債券を発行しています。
これは銀行でもよくある資金繰り手法です。
ソフトバンクG、集めたお金を何に使う?
ソフトバンクグループ は通信会社のイメージを持っている方もいるかもしれませんが、
「巨大テック投資会社」に近い企業です。
主な投資先には、
• ARM
• OpenAI
• スタートアップ群(ビジョン・ファンド)
• AI関連企業
などがあります。
つまり、「将来有望な技術に巨額投資して成長を狙う」モデルです。
株価は急騰
これを期待して、ソフトバンクGの株価は急騰。最高値更新中です。
値動きが苛烈🔥
直近、5/26までの4日間で55%上昇🚀
本日は、切りのいい8,000円超をつけたこともあり、利益確定売りに押されています。
個人的には、現在の売りをこなした後、ソフトバンクGがさらに買われるかどうかが肝だと思っています。
米国AI関連株の上昇と共に、注目です。
✅ソフトバンクG、長期チャート
✅ソフトバンクG、日足チャート
なぜハイブリッド債で資金を集める?なぜ利回りが高い?
ソフトバンクG側から見ると、普通の借金(銀行融資・普通社債)だけだと、
• 負債が増えすぎる
• 財務悪化に見える
• 格付が下がりやすい
問題があります。
そこで使われるのが「ハイブリッド債」です。
ハイブリッド債とは、「債券」と「株式」の中間の性質を持つ金融商品です。
リスクの“株式っぽい性質”がある代わりに、普通の社債より利回りが高いという特徴があります。
投資家側から見ると、
1️⃣返済順位が低い(劣後)
万が一、発行体が破綻した場合、銀行借入や通常の社債より「返済順位が低い」
👉返済順は、銀行 → 普通社債 → ハイブリッド債 → 株主
2️⃣ 利息が延期されることがある
発行体の判断で、利息支払いを後回しにできる条項があります。
「利息ゼロになる」のではなく、未払い利息は累積される仕組みですが、
👉予定通り受け取れない可能性があります。
3️⃣満期が超長い。一方で、繰り上げ償還の可能性あり
35年、40年、60年なども普通です。
ただし多くは、5年後、10年後になどに企業側が早期返済(期限前償還)するケースが多いです。
👉今回の場合、2031年以降、ソフトバンクグループ側の判断で繰上償還される場合があります。
過去のソフトバンクGハイブリッド債の償還はどうだった?
過去の第1回〜第4回ハイブリッド債は、すべて初回任意償還日に全額償還。
さらに第5回債も、2026年6月に期限前償還予定と発表されています。
今回も5年で償還される可能性が高いのではないでしょうか。
まとめ
今回のソフトバンクグループ ハイブリッド債は、円建てで年4%台後半〜5%台という非常に高い利率が魅力。
こんな方には魅力ある投資先です。
• 預金だけでは物足りない
• 配当・利息収入を増やしたい
• 高利回り債券に興味がある
• 長期保有前提の余裕資金がある
ただし、
• 劣後債であること
• 利払い繰延リスク
• 価格変動リスク
• 期限前償還リスク
など、通常の債券より複雑な商品性があります。
「高利回りだから即買い」ではなく、リスクとリターンを理解したうえで検討してください。








