日銀の利上げに伴い、銀行の預金金利は上昇。各銀行が金利を挙げています。
生活口座の預け入れなら、少しでも普通預金の金利がよい銀行に預け入れたいものです。
そこで利用したいのが、SBI新生銀行の普通預金の金利0.3%。2024年8月9日から、金利が引き上げとなっています。
私は早速この口座に資金移動をすべく、設定を整えました。設定方法・注意点を紹介します。お得な口座開設キャンペーンも実施しているので合わせて紹介します。
目次
SBI新生銀行、条件付きで普通預金が0.3%に
SBI新生銀行では、金利が引き上げられました。
ダイヤモンドステージになれば、普通預金金利がと0.3%となります。
メイン口座し「auじぶん銀行」から「SBI新生銀行」を移管予定
少し前までの高金利口座と言えば「金利0.2%」が目安でした。
私はこれまで、
❶流動性を高めておきたい、いわゆる生活資金
❷流動性はほとんどないが、あえて投資に回さない万一資金
の運用先として、アプリ連携やマネーコネクト設定で普通預金の金利が0.2%になる「auじぶん銀行」をメインの預入先としてきたのですが、気軽に預け入れられる口座として、「SBI新生銀行」の方が有利になります。
故、メイン口座を、auじぶん銀行のポイントプログラム「じぶんプラス」の最上位ランク「プレミアム」を維持しつつ、資金移管させようと思うに至りました。
普通預金金利UP条件「ダイヤモンドステージ」とは?
SBI新生銀行の「ダイヤモンドステージ」は、どんな条件達成が必要でしょうか?
高額な資金の預け入れなど不要!
SBI証券と口座連携する「SBI新生コネクト」を行うだけ!
SBI証券に口座をお持ちでない方は、無料でSBI証券に口座開設すればいいだけです。
SBI新生コネクトとは
SBI新生コネクトを利用すると、SBI新生銀行の円普通預金口座とSBI証券の証券総合口座の間で、手数料0円で自動入出金ができるようになります。簡単に言えば、証券口座の待機資金が自動的に新生銀行に預け入れられます。
・SBI証券の預かり金:毎営業日の夕方に銀行口座に自動出金
※自動入金は、投信積立のみ
楽天「マネーブリッジ」、住信SBIネット銀行「SBIハイブリッド口座」とは仕様が異なる
元々は、SBI証券との口座連携は、住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド口座)のみでしたが、2023年4月からはSBI新生銀行も連携できるようになっています。
SBI新生コネクトの利用メリット
証券口座の連携が後発になるからでしょうか。以下の通り住信SBIネット銀行よりも、連携時の優遇が大きいです。
・申し込みの翌々月~
「ステップアッププログラム」で、自動的に最上位のダイヤモンドステージへ
・ダイヤモンドステージの大きな特典
・普通預金金利が0.3%
・他行からの振込入金:毎月最大100円もらえる
・ネットでの他行宛振り込み無料回数が月10回
・提携コンビニATM出金手数料が24時間何回でも無料 他
月100円の銀行ポイ活が可能
ダイヤモンステージの特典を活かすと、月100円の銀行ポイ活ができます。
ダイヤモンドステージなら、1回1万円以上の振込入金で20円、月5回で最大100円⇒年間で最大1,200円が獲得できます。
「SBI新生銀行アプリ」より毎月エントリーが必要が必要な点はご注意下さい。
このポイ活のために、住信SBIネット銀行口座も口座開設しましょう。この口座があれば、毎月無料で5回の振込が実現します。只今、口座開設で4,000円もらえます。
SBI新生銀行口座開設他で最大31,000円もらえるキャンペーン
SBI新生銀行では口座開設キャンペーンを開催中です。
エントリーが必要です。条件をクリアしていくと、現金がもらえます。現金は銀行口座へ入金
❶SBI新生銀行の新規口座開設で:1,500円
❶SBI新生コネクトの設定&入金で:3,000円
❸SBI証券とのドル入出金で:1,500円
❶元本保証!スタートアップ円定期預金の設定で:最大10,000円
❺円から米ドル定期預金の設定で:最大10,000円
❶給与振込入金で:5,000円
太字は比較的利用がしやすいものです。
少なくとも、SBI新生コネクトの利用をはじめれば、❶❷で4,500円が獲得できます。
「SBI新生コネクト」連携方法
SBI新生コネクトを設定するだけでダイヤモンドランクになれるのですから、利用しない手はありません。
ただし、住信SBIネット銀行と連携していると、申込みはできません。まずは、SBIハイブリッド口座の停止が必要です。住信SBIネット銀行側で「SBIハイブリッド預金の休止」を行っても、即反映とはならないので注意してください。
「SBI新生コネクト」連携の流れ
❶住信SBIネット銀行で「SBIハイブリッド口座」口座利用中の方のみ
住信SBIネット銀行にログインし、「SBIハイブリッド預金」を休止
処理タイミングは以下の通り
15時までの受付:翌営業日17時頃休止処理完了
15時以降の受付:翌々営業日17時頃休止処理完了
❷SBI証券でSBI新生コネクトに申し込み
連携手順
設定の案内に従えば、設定は完了します。
ダイヤモンドランク判定日時
以下注意です。
・ダイヤモンドランク になるのは、「SBI新生コネクト」申し込みの翌々月
・ランクの判定は月末最終営業日15:00
故、2024年8月の場合は、以下のようになります。
ランク判定日時 :8月30日 15:00
ダイヤモンドランク付与:11月1日~
SBI新生コネクト:利用の注意点
「SBI新生コネクト」を利用するに当たって、SBI証券で日ごろから株売買を行う方は注意が必要です。なぜなら、上図の通り、「自動入金は投信積立時のみ」だからです。
SBI証券にすぐに売買できる資金を一定額残しておきたい方は、「証券に残す金額(SBI証券留保額)」を設定できます。ただし、「証券口座に残す金額」を多くすると、「普通預金の金利0.3%適用」の範疇外となります。
なお、SBI新生コネクトの自動出金では毎営業日16:00頃以降に証券総合口座のご資金を自動でSBI新生銀行口座へ順次出金されます。
ということは、株式などを購入したい時は、以下に留意して資金移動をする必要があります。
・証券売買をしたい日に、SBI証券のリアルタイム入金でSBI新生銀行から入金
・SBI新生銀行⇒SBI証券へのアルタイム入金の制約
取引限度額 :1億円/回
取引回数制限:なし
利用条件 :SBI証券との口座振替契約
詳細
「SBI証券との口座振替契約」さえしておけば、取引日毎にリアルタイム入金すればいい、ということになろうかと思います。
最後に
今回は、SBI新生銀行のお得な普通預金(0.3%)について紹介しました。
それぞれの金融機関の口座開設特典も利用して、お得に資産形成しましょう!
・SBI新生銀行 :口座開設&SBI新生コネクト設定で4,500円!
・SBI証券 :SBI新生コネクト設定に必要
・住信SBIネット証券:紹介口座開設で4,000円(9/30まで)。月5回、無料で他行振込