2023年の年末年始に浜松・掛川・静岡を巡る3泊4日旅行に行ってきました。
浜松・静岡(駿府)は、今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台の地。
徳川家康は江戸時代を開いた代将軍ということで「江戸(東京)」のイメージが強いかもしれませんが、駿河(静岡市周辺)で成長、その後、遠江(浜松市周辺)で出世し、天下を治めて駿河で生涯を終えました。徳川家康ゆかりの地ということで、浜松市・静岡市では、街のいたるところに「どうする家康」ののぼり旗やアピール広告が張られるなど、街を上げて、熱い観光アピールが展開中です。
私は、一足先に、浜松、駿府、そして、その中間値である掛川を巡ってきました。今回はその旅行記です。
目次
浜松・掛川・静岡旅行:旅のスケジュール
旅のスケジュールは、1・2日目は浜松観光、3日は静岡市に向かう途中で掛川市の観光スポットを巡り、4日目は静岡市を観光するというスケジュールです。9~10時ぐらいから移動開始し、暗くなるまで極力観光スポットを回るというスタンスで、観光地を見て回りました。
実際の行程は以下の地図の通り。水色、黄緑色の太い線が、実際の移動ログになります。
1日目:東京⇒浜松市&市内観光 | 2日目:浜名湖エリア観光 |
・中田島砂丘 ・浜松城、浜松城公園 ・椿姫観音堂 ・浜松八幡宮 ・ご当地グルメ(浜松餃子) | ・竜ヶ岩洞 ・龍潭寺 ・舘山寺 ・浜名湖遊覧船 ・かんざんじロープウェイ ・ご当地グルメ(うなぎ) |
3目:掛川&静岡市観光 | 2日目:静岡市観光⇒東京 |
・掛川城 ・掛川花鳥園 ・蓬莱橋 ・駿府城公園 ・静岡浅間神社 ・ご当地グルメ(お魚、ご当地ハンバーグ他) | ・日本平ロープウェイ ・久能山東照宮 ・三保の松原 |
上記は、スマホアプリ「トリマ」の旅行行程ログですが、いやはや、ここまで明確に旅行のログが残るのは非常に嬉しい。地図を見れば、どこを訪れたか、思い出が鮮明に思い出されます。
旅行の行程ログを残しながら、移動をすることでポイ活もできます。旅好きな方にはおすすめです。活用方法は以下の記事で紹介しているので、是非、ご確認を。
以下では、1日目・2日目の浜松観光から紹介していきます
浜松市は観光スポット満載
浜松市は、NHK大河ドラマ「どうす る家康」の舞台であり、家康、出世の地ですが、それだけではありません。
2017年の大河ドラ「おんな城主 直虎」の舞台地でもあります。また、近くには浜名湖があることで、観光スポットにも事欠きません。
浜名湖では観光船やロープウェイに乗り、きれいな風景を楽しむことができます。さらに舘山寺の広い境内を散策したり、舘山寺温泉でリラックスすることもできます。
また、神秘的な洞窟 竜ヶ岩洞 もなかなか見ごたえがあります。
浜松市内観光(1日目)
1日目は、浜松市内観光です。
中田島砂丘
まず、最初に訪れたのが浜松市南部に広がる「中田島砂丘」です。
中田島砂丘は、日本三大砂丘※のひとつとも言われます。風の強い日は砂が織りなす幻想的な「風紋」を楽しむことができます。
※日本三大砂丘: 鳥取砂丘(鳥取県)、中田島砂丘(静岡県) · 吹上浜(鹿児島県)
訪れた日は、お天気。美しい砂丘を眺めることができました。砂丘は砂が細かく、歩くと足を取られるので歩くのはちょっと大変です。しかし、砂丘を登りきると、開けた海が広がっています。海風が強いですが、お天気が良かったので、寒さに苦しむことはありませんでした。夕暮れに行くと、とてもきれいな夕日を堪能できるのではないでしょうか。
靴の中に多少砂が入るのでおしゃれ靴を履いてお出かけしないように!
ちなみに私が履いているシューズはナイキのRevolution。Amazonでも圧倒的に評価数が多いシューズです。軽くて歩きやすく、疲れない。運動やランニングもOKです。男女問わず、様々なファッションにマッチします。汚れも目立ちにくいです。
なお、価格は、サイズによって異なるので、以下リンク先からご確認ください。
パーキングはすぐそばにあります。パーキングは広いので、車を止めるのに困ることはないでしょう。
📌中田島砂丘:〒430-0845 静岡県浜松市南区中田島町 観光情報
浜松城跡・浜松城公園
市内に入り、自動車を駅近くのホテルのパーキングに留めて、歩いて向かったのは浜松城・浜松城公園。駅前周辺から歩くと20分ぐらい。浜松の中心地を歩きながら、想像していた以上に浜松市が大きいことに驚き😲。繊維、楽器、バイクなど、世界を代表する企業製品が数多くある街だ!と感心します。ちなみ人口は約80万人です。
浜松城は徳川300年の歴史を刻む出征の城。家康が若き頃に周囲を巨大な戦国大名に囲まれつつも、戦い生き延び、天下盗りの夢をつかんだ場所です。浜松城で過ごしたのは29歳~45歳の17年間。姉川、長篠、小牧・長久手の戦いもこの期間中の出来事になります。
浜松城の周囲は、木々が豊かな城址公園となっています。大きさも広いくて、さすが、家康が過ごした城と納得。日本庭園が美しく、私が訪れた冬でも赤や黄、オレンジなどに色づいた木々の美しさを楽しめました。
📌浜松城公園:〒430-0946 静岡県浜松市中区元城町100-2 観光情報
家康の散歩道を歩く:椿姫観音・浜松八幡宮
浜松城公園を後にした後は、家康公のゆかりの地を歩いて巡る「家康の散歩道」を歩いてみることに。戦国の歴史を感じながら12カ所を1時間半(全長6.3km)で巡るコースとなっています。
時間的な都合(日暮れ)もあり、私が訪れたのは2カ所。椿姫観音と浜松八幡宮。
椿姫観音は、街の中かにひっそりとたたずむ観音像。今回の旅行初で、お賽銭を入れて手を合わせておきました。
そして、もう一つが、凛とした空気が漂う浜松八幡宮。三方ヶ原の戦いで敗走してきた家康公がこの楠の洞に逃げ込み追手から身を隠した場所です。
📌家康の散歩道:家康の散歩道 街歩きマップ
夕食は浜松名物「浜松餃子」
浜松八幡宮を後にして、浜松駅に向かう頃には、日が暮れて、おなかもペコペコになってしましました。
というわけで、今夜のご当地グルメは、浜松餃子!
餃子を円形に並べられた餃子の上には、あわせの茹でもやしがトッピング。羽根つき餃子はテンションが上がります。餃子の皮は薄目で食べやすい。
浜松餃子の餡の特徴は、具材が「キャベツ」「玉ねぎ」「豚肉」である点。餃子と言えば、野菜は「白菜」「ニラ」が一般的ですが、ご当地食材のキャベツ・玉ねぎが使われているのであっさりとした甘味があります。にらが入っていないので、女性にも食べやすい。そして、餃子のたれと同時に、唐辛子がたっぷり入った特性ラー油を付けて頂きました!
とてもおいしかったです。
浜名湖観光(2日目)
2日目は浜名湖周辺エリアを観光しました。
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は東海地方最大級の鍾乳洞です。2億5000万年前の地底を冒険できます。マイナスイオンたっぷりの洞内は年間平均気温18°C。冬の場合は、外にいるより洞窟内が暖かです。
総延長1046mの内、約400mが一般公開されていますが、いろいろと見どころスポットがあります。最大の見どころは、とくに落差30mの地底の大滝。見学所要時間は約30分といったところでしょうか。
鍾乳洞の入り口では、蝙蝠の餌付けショーをやっていました。蝙蝠のイメージは恐ろしそうですが、顔を見ると意外とかわいかったです。
📌竜ヶ岩洞:静岡県浜松市北区引佐町田畑193 公式サイト
洞内見学料金:大人 個人1,000円
龍潭寺(りょうたんじ)
龍潭寺(りょうたんじ)は、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で知られる井伊直虎が眠る井伊家の菩提寺です。直虎も晩年をここで過ごしたと言われています。
特に美しいのが国の名勝にも選ばれる絶景の日本庭園です。四季折々、美しい景観が楽しめることが容易に想像がつく美しいお庭です。本堂から、美しいお庭を眺められるようになっており、龍潭寺の1,000年以上の歴史を感じながら、おだやかな時間を過ごすことができます。
境内には、複数の建造物が立ち、井伊家代々の墓所もありますので、是非、境内も散策してみてください。浜松が誇る、歴史あるパワースポットで、パワーを頂きましょう。
📌龍潭寺:静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989 公式サイト
洞内見学料金:大人 500円
舘山寺(かんざんじ)
次に訪れたのが、浜名湖を眼下に控える曹洞宗 秋葉山 舘山寺です。舘山(たてやま)に開かれた寺であることから舘山寺(かんざんじ)と名付けられたのだとか。810年に、空海により開創されたと伝わる由緒あるお寺です。
館山は三方を浜名湖に囲まれた高さ50mほどの小高い山です。その山を散策できるように散策路が施され、小高い展望台から、あるいは、海岸沿いに降りて浜名湖の景観を楽しむことができます。
正面入り口からご本尊までは急な階段、散策路はアップダウンがあるので、少し体力がいります。
📌舘山寺:静岡県浜松市西区舘山寺町2231公式サイト
駐車場:有料
浜名湖遊覧
浜名湖遊覧船の乗り場は、舘山寺から歩いてすぐそばにあります。遊覧船は3つの航路がありますが、私は「舘山寺航路」で遊覧(1時間に約1本出向)。周遊時間30分ほどで浜名湖を遊覧できます。
船は2階建て。風を避けてゆっくり1階で浜名湖の景観を楽しむもよし、2階から浜名湖の風を感じながら遊覧するもよしです。船の周りには、カモメがたくさん飛んでいます。カモメたちの目当ては観光客がくれるかっぱえびせん!乗り場や船内で販売しているかっぱえびせんを放り投げると、実に上手にキャッチしてくれますよ。
📌浜名湖遊覧船 かんざんじ港:静岡県浜松市西区舘山寺町2226-1 公式サイト
舘山寺航路遊覧:大人1,200円
かんざんじロープウェイ
遊覧を楽しんだ後は歩いて、かんざんじロープウェイへ。かんざんじロープウェイは、日本で唯一ここにしかない湖上を渡る絶景のロープウェイです。 全長723m、遊園地「浜名湖パルパル」に併設された乗り場から大草山山頂まで5分間ほど。ロープウェイに乗りながら、360度に広がる浜名湖の雄大な景色を楽しめます。
大草山山頂駅の屋上からは、きれいな浜名湖の風景を楽しむことができます。駅から出て、大草山を散策することもできます。こちらも、結構アップダウンがあるので、ちょっと体力が必要です。
📌かんざんじロープウェイ:静岡県浜松市西区舘山寺町1891 公式サイト
かんざんじロープウェイ:大人1,100円(ミュージアム入館セットは1,580円)
浜名湖遊覧船乗り場から歩いて15分ぐらい
夕食は浜松名物「うなぎ」
ロープウェイから降りて、パーキングに戻るともう夕方。そこで、浜名湖から浜松市駅前に移動。戻るとすっかり、夕食どき。お腹もすっかり減ってしまったので、今夜のディナーは浜松名物うなぎ!
浜松駅からほど近いうなぎの専門店「うなぎ八百徳」へ。18時半ごろに尋ねましたが、お店は、繁盛していて、少し待ちました。
私は、名物「お櫃うなぎ茶漬」をオーダー。最後の1杯は、ご飯&うなぎに昆布だしを入れて頂きました。うなぎは実が柔らかくてとてもおいしかったです。追加でオーダーした、うなぎの肝を10匹分串にさしてタレ焼した「肝焼」もすごくおいしかったです。
📌うなぎ八百徳:静岡県浜松市中区板屋町655 公式サイト
最後に:旅の準備に
本記事では、2023年の年末年始に浜松・掛川・静岡を巡る3泊4日旅行から、1~2日目浜松市観光の様子を紹介しました。
次の記事では3~4日目、掛川市・静岡市観光を紹介します。
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