【書評/感想】いのちの初夜(北條 民雄 著)(★5) 死の病に絶望した著者が描く「いのち」は、読者の心を強く打つ 文学界賞 受賞作
『いのちの初夜』は、北条民雄の短編小説。文豪・川端康成にその才能を見出され雑誌『文學界』(1936年2月号)に掲載。第2回文學界賞、さらに、芥川賞の候補にもなった作品です。 『NHK 100分de名著・・・
『いのちの初夜』は、北条民雄の短編小説。文豪・川端康成にその才能を見出され雑誌『文學界』(1936年2月号)に掲載。第2回文學界賞、さらに、芥川賞の候補にもなった作品です。 『NHK 100分de名著・・・
ディストピア・近未来小説の最高峰 、ジョージ・オーウェルの「1984」。 1984年は今となっては過去ですが、オーウェルが作品を発表したのは1949年。その時点から、全体主義により監視社会化した近未来・・・
日本人の死因第1位「がん」。誰もががんにはなりたくないと思っているでしょう。 「がんにはなりたくないなら、野菜スープが最強!」と断言するのが、本書の著者であり、ノーベル化学賞の候補にも名が挙がる抗がん・・・
病気なったとき実感する「健康の大切さ」。その時意識されるのは、「病気を治すこと」「症状を和らげること」です。 しかし、老いも若きも、健康診断で数値的に正常でも、「なんだか慢性的に不調だ」と感じることは・・・
運動の効果を高めるにはどんな栄養・食事が良いのか―。 「栄養・食事」と「体を動かす」ことの2つの効果は相互に影響しあいます。運動の2大目的は、❶筋肉を増やす ❷体脂肪を減らす(痩せる)ですが、これら運・・・
生物にとって、最も大事なのは「脳」。身体の中で特別な存在であり、消費エネルギーの20%も脳の活動のために使われています。また、脳ほど堅牢に守られている臓器はありません。 この脳のはたらきは、ニューロン・・・
商談の前に行われる雑談。 日本では、本題に入る前の「雰囲気作り」を重視して、天気や世間話などの「取るに足らない話」が展開されます。 しかし、これは、「どうでもいい無駄話」。世界の一流はこんな無駄なこと・・・
本を多く、速く読んで、知識を吸収したいと考える人は多いのではないでしょうか。 しかし、「本をどう読むか」については、人は意外なほど無頓着。国語の授業でも「本の読み方」について教わることはなく、誰もが自・・・
山投資-。山を購入し、管理不要で、そこに建つ電柱や送電塔から「敷地料」で稼ぐ 著者の永野さんは、30歳前半で日本全国に数百の「山」を持つ不動産投資家。電柱1本あたりの収入はわずかですが、電柱の本数が増・・・
苦しくなく、ウォーキングの2倍ものカロリーを消費できて、効率よくダイエットができる。 これまで走ったことのない人でも、フルマラソンを完走できる。 そんな方法を知りたくないですか?だったら、田中宏暁さん・・・
モノが売れなくなった現代。生活に必要なものは手に入れてしまい、「心から欲しいと思うモノ」が減少しています。しかし、高くてもどうしても欲しくて買ってしまうものもあります。 Apple、スターバックス、無・・・
私たちの生活にとって欠かすことのできないコーヒー。 カフェインが脳を覚醒し眠気を解消してくれる一方で、香りがリラックスを与えてくれる素敵な飲み物です。これ以外にもダイエット、健康など、正しく飲めば様々・・・
最初の数ページ読むだけで、これは小説なのか?ルポルタージュなのか?と、そのリアリティがありすぎるストーリ展開に引き込まれてしまう芦沢央(あしざわ よう)さんの小説「火のないところに煙は」。 本作は、作・・・
「Kindle for PC」は、AmazonのKindle本をWindows端末で閲覧するためのビューワーアプリ。 この度、Kindle for PCが8年ぶりにメジャーアップデート。2015年1月・・・
ふがいない僕は空を見た―。 タイトルがカッコイイ。そう思って手に取った本作。タイトルにふらふらと惹かれて、数ページ、読み始めて驚くことになる。その舞台設定と性描写に… 本作は5編の短編から・・・