【書評/あらすじ】ピアノマン〜BLUE GIANT 雪祈の物語〜 (南波永人 著)(★5) 小説からジャズが聞こえる!魂の叫びが聞こえる!こんな感動はじめて!
小説からジャズが聞こえる!魂の叫びが聞こえる! 小説を読んでこんなに感動したのははじめて。 石塚真一さんの大人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)。 世界一のジャズプレイヤーを目・・・
小説からジャズが聞こえる!魂の叫びが聞こえる! 小説を読んでこんなに感動したのははじめて。 石塚真一さんの大人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)。 世界一のジャズプレイヤーを目・・・
本を読んで感動したいけど、時間がない… 読書習慣はつけたいけれど、長文は苦手… と思っている方は多いのではないでしょうか。そんな方に、是非、おすすめしたいのが、神田澪さんの14・・・
『滔々と紅(とうとうとべに)』は、飢饉の村から吉原に売られてきた一人の娘の成長を描いた歴史小説。 綿密な調査をベースに、江戸時代末期の吉原・妓楼(ぎろう)を生きた女性の生き様が、吉原遊郭とはいかなる文・・・
2024年のNHK大河ドラマ『光るの君へ』。 主人公の紫式部に対して、ライバルとされるのが清少納言。清少納言の代表作と言えば『枕草子』。四季の美しさを詠った『春はあけぼの』が有名ですが、その他のエピソ・・・
山本淳子さんの『紫式部ひとり語り』は、人間紫式部の心を、紫式部日記などで描かれた紫式部自身の言葉によってたどった、エッセイタッチの作品です。 紫式部はどのような心の持ち主で、どのような思いを抱いて成長・・・
ちゃんとしなくちゃー 人は多かれ少なかれ、ダメな自分に焦燥を感じて生きています。 今回紹介する、砂川文次さんの『ブラックボックス』は、「ちゃんとしなくちゃ」という思いとは裏腹に、「暴発的暴力衝動」で理・・・
人は、何度も人間関係に傷つく。しかし、再び誰かとつながり、誰かと心を通わせ、前に進む― 窪 美澄さんの小説『夜に星を放つ』は、死や別れなど、かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を・・・
元禄14年3月14日(1701年4月21日)朝、江戸城松の廊下において、赤穂藩主・浅野内匠頭が、高家・吉良上野介義央を斬りつけました。「松の廊下 刃傷事件」として知られる時代劇でも有名な事件です。 白・・・
2024年のNHK大河ドラマ『光るの君へ』。 私は、NHK大河ドラマをきっかけにして、歴史を学ぶのが好き。ドラマを楽しむだけでなく、関連書籍を読んだり、関係のある地に旅行に行ったりすると、歴史が楽しく・・・
「デフ・ヴォイス」=「ろう者の声」 丸山正樹さんの小説『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』は、17年前に法廷で耳に障害を持つろう者である容疑者に手話通訳したことがきっかけで、事件に巻き込まれていく、現・・・
宇佐見りんさんのベストセラー小説『推し、燃ゆ』は、2020年下半期の芥川賞受賞作。 推しアイドルがファンを殴って炎上…そして、芸能界引退。学業も学校生活も家庭も底辺で、ままならない人生に苦・・・
現代社会につきまとう息苦しさ。みんなと同じ、つまり、普通でないと、変な人・不快な人のレッテルを貼られます。 社会は男性差別・性的マイノリティなど、「多様性」を受け入れる時代に向かっていると言われますが・・・
「クリスマス・キャロル」はクリスマス小説の中でも最も有名な世界的名著。1800年代に書かれた英国の文豪チャールズ・ディケンズの代表作です。 主人公はロンドンの下町で商売をしている初老の商人スクルージは・・・
「多様性・ダイバーシティが大切」。現代社会でよく聞くフレーズです。 多様性とは、集団において年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好などさまざまな属性の人が集まった状態のことです。そして、この多様性を大事に組・・・
小説『硝子の塔の殺人』は、知念実希人さんの本格ミステリー長編。 本屋大賞2022にもノミネートされ、Amazonでも多くのコメントがつく人気作品です。 いわゆる連続密室殺人ミステリーなのですが、先が知・・・