巨大地震発生。救済に向かうのはドローン。三重障害者を救えるのか ― ラストの”大どんでん返し”に涙なミステリー「アリアドネの声」(書評)
障がい者支援都市「WANOKUNI」で巨大地震が発生。見えない・聞こえない・話せないという三重の障がいを持つ女性を救い出せるのか―。最後の最後の”大どんでん返し”に涙の災害救助ミステリー 救助隊も迎え・・・
障がい者支援都市「WANOKUNI」で巨大地震が発生。見えない・聞こえない・話せないという三重の障がいを持つ女性を救い出せるのか―。最後の最後の”大どんでん返し”に涙の災害救助ミステリー 救助隊も迎え・・・
地面師とは、他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺師集団。土地の所有権を巧妙な手口で偽造し、巨額の金銭を騙し取る日本特有の犯罪グループ 2017年に実際に発生した巨額の不動産地面師詐欺をモデルにしたクライム小・・・
飢饉の村から吉原に売られてきた一人の娘の成長を描いた感動歴史小説。吉原での試練を耐え抜き、生き抜く女たちを描く。第一回本のサナギ賞 大賞受賞作 綿密な調査をもとに、江戸時代末期の吉原・妓楼(ぎろう)を・・・
『クリスマス・キャロル』はクリスマス小説の中でも最も有名な世界的名著。英国の文豪チャールズ・ディケンズの代表作 主人公はロンドンの初老の商人スクルージ。「金がすべて」の守銭奴。冷酷無慈悲で人間嫌い。ク・・・
無名の陶芸家が作った美しい壺が人々を巡るー 13話からなる短編連作小説。壺は様々な人の手に渡り、彼らの生活・人生に様々な影響を与える 各話に人生ドラマ。壺の不変かつ静かな美しさとは対照的に、人々の揺れ・・・
主人公は、40歳の引きこもりウェブライター。収入よりも人と会わずに生計を立てる暮らしを選んだ男性が、婚活事業者のウェブサイト記事依頼されることからストーリーが展開する婚活小説。 前作同様、宮島未奈さん・・・
操り人形の姫から、7代の天皇を見守る国母へ!藤原彰子の波乱の人生を描く歴史小説 藤原一族の「望月の栄華」の影の立役者!権力欲の塊のような人達に囲まれながら自我を貫いた彰子の聡明さ」と「器」があってこそ・・・
はたから見れば一人に見える結合双生児の姉妹・杏と瞬。その姉妹の父も、胎児内胎児として、兄の身体から取り出されて生をを受けた稀有な生い立ちを持つ。父の片割れともいえる伯父の死からの49日間を描く 片方が・・・
「望みしは何ぞ」あらすじ・感想・時代背景整理 摂関政治を終わらせることに大きく関わった藤原道長の四男・藤原能信(ふじわら よしのぶ)を描く歴史小説。どんな人物で、なぜ、藤原摂関政治を終わりに導く側に身・・・
「線は、僕を描く」あらすじ・感想 運命の出会いで、人生が変わる―。涙をぬぐい、前を向き、自然・世界と心を通わせ、心を描け。心震える感動作。第59回メフィスト賞を受賞 「私の弟子になってみない?」心を閉・・・
「この世をば」あらすじ・感想 傲慢な歌で知られる「望月の歌」を詠んだ藤原道長とはー。道長の一生を、膨大な調査の上で描く歴史小説 『光る君へ』よりも先に、藤原道長のイメージを大きく変えた小説。上巻ではト・・・
赤染衛門はなぜ、『栄花物語』を描いたのかー 藤原政権の栄華と、その陰にある数々の涙を描く歴史小説。 宮中で巻き起こる政争・愛憎劇がおぞましい…. ラストに向けての怒涛の展開。涙なしでは読め・・・
「汚れた手をそこで拭かない」要約・あらすじ 読了中の不安感・緊張感、そして、読了後の後味の悪さがクセになる、5編構成のイヤミス短編集 描かれるのは、日常生活の中に潜む不穏。人間の暗い側面が、予測できな・・・
『枕草子』をベースに、清少納言の生涯をイキイキと物語化した歴史小説。 「清少納言の人生」の物語化に当たって、約三百段前後の章からなる『枕草子』から、田辺聖子さんがピッタリのエピソードを選び出して物語。・・・
母を作りたいんですがー 舞台は個人が自分の「死」の時期を選ぶことのできる「自由死」が合法化された近未来の日本。AI+VRで最愛の人の心が再現された時、人は何を見つけ、何を失うのかー 本作のベースとなる・・・