【悲報】楽天、ポイントプログラムを12月大幅改悪　各種サービスの付与上限減額。特に楽天プラミアムカードの改悪がヒドイ…

楽天が、12月1日から「楽天スーパーポイント」の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の付与率の大幅改定を発表しました。

全体を通じて、ポイント付与上限が大幅改悪。各サービスの獲得上限ポイントの引き下げが多くなるなど、これまで積極的にポイントを貯めてきたユーザにとっては厳しい内容です。

以下、重要度の高いポイント還元一部を掲載しますが「楽天SPU」をよく使う方は、その他の特典の変更もチェックしておいた方がいいです。

楽天：SPUの特典内容変更について
現在のあなたのSPUポイント倍率を確認

全体を通じて大幅改悪

全体を通じて、大幅改悪です。

楽天モバイル契約者は一部優遇もありますが、最終的な最大獲得ポイントで評価すれば改悪です。

■楽天モバイル回線契約
1倍～+3倍→「Rakuten最強プラン」契約のみで+4倍（上限7,000ポイント→2,000ポイント）

■楽天モバイルキャリア決済
ポイント倍率が+0.5倍→+2倍にアップ。（上限5,000ポイント→2,000ポイント）

改悪がヒドイ「楽天プラミアムカード」

特に改悪が大きいと話題になっているのが、楽天プレミアムカードです。

2023年11月30日まで：
1倍(楽天カード特典分)+ 2倍(楽天プレミアムカード特典分)
月間獲得上限15,000ポイント／ポイント最大5倍

2023年12月1日以降：
1倍(楽天カード特典分)
月間獲得上限5,000ポイント／ポイント最大3倍

楽天プレミアムカードは年会費11,000円ですが、楽天で年間55万円決済をする方であれば、実質的に年会費無料になり、さらに、3万円以上するプライオリティパスがつくということで、他にない特色を持ったカードでした。

カード利用特典

これまで、楽天お買い物マラソンなどで楽天プレミアムカードを使用する特典として、「2％還元」がありました。通常特典1%を加えて、合計「3％還元」。しかも、月間ポイント獲得上限が15,000ptとなかなかの高額でした。

しかし、12月1日からは「＋2％特典なし」「月間ポイント獲得上限が5000pt」へと大幅な引き下げです。これでは、あえて年会費11,000円を払う価値が見出せません。

プライオリティ・パス

このカードの最大の特典は付帯サービス国内外のラウンジ利用が無料で何度でも利用できる「プライオリティ・パス」。
しかし、これも年間5回に規制されます。

これを受けて、2023年11月1日までに楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ビジネスカードに入会した会員には、年会費について返金を申し込みフォームから受け付けています。

ヘビーユーザにとっては大打撃、ライトな楽天モバイルユーザにとってはプラス

今回の楽天ポイントプログラムの解約で最も打撃を受けるのが、楽天経済圏で毎月高額な決済を行っていた方です。

軒並みポイントの付与上限が低下している点が大きいですね。例えば、楽天モバイルユーザの場合、獲得上限が7000ポイント→2000ポイントに減額されることで、これまで20万円使ってもポイント上限に達しなかったのに、今後は月5万円の利用で上限に達します。

ただ、一方、楽天モバイルユーザでも、月に5万円に満たないお買い物をしなかった人にとっては、還元率がUPする分、お得度が増します。

通常、企業として、顧客離れを赦してはいけないのは「ライトユーザ」ではなく「ヘビーユーザ」のはずなのですが…顧客離れをしない自信があるのでしょうか？はたまた、それでも仕方がなかったか…

いずれにせよ、楽天経営環境の厳しさは止まりません。

私の場合

私の場合、買い物はAmazon派なので、楽天市場でのポイント特典で大きな影響は受けません。

一方で、1回の利用額が大きいのが「楽天トラベルでの旅行手配」です。私は旅行好き。ちょこちょこと楽天トラベルを利用しています。ただ、楽天市場でのポイントプログラムと楽天トラベルでは特典の付き方に違いががある（逆に言うと、もともと楽天トラベルでのポイント特典は小さい）ので、影響は受けても少額にとどまるだろうとみています。