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【書評/要約】ブラックボックス(砂川文次 著)(★4) 「ちゃんと」と「暴発的暴力衝動」。人・世の暗部を描く、芥川賞受賞作

【感想/あらすじ】ブラックボックス(砂川文次 著)(★4) 「ちゃんと」と「暴発的暴力衝動」。人・世の暗部を描く、芥川賞受賞作

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ちゃんとしなくちゃー 人は多かれ少なかれ、ダメな自分に焦燥を感じて生きています。 今回紹介する、砂川文次さんの『ブラックボックス』は、「ちゃんとしなくちゃ」という思いとは裏腹に、「暴発的暴力衝動」で理・・・

【書評/要約】人生はあわれなり 紫式部日記(小迎裕美子 著)(★5) 面白い!平安系絶望女子シキブの人生を最初の1冊に!

【書評/要約】人生はあわれなり 紫式部日記(小迎裕美子 著)(★5) 面白い!平安系絶望女子 陰キャ シキブの人生を知る最初の1冊に最適!

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2024年のNHK大河ドラマ『光るの君へ』。 私は、NHK大河ドラマをきっかけにして、歴史を学ぶのが好き。ドラマを楽しむだけでなく、関連書籍を読んだり、関係のある地に旅行に行ったりすると、歴史が楽しく・・・

【書評/要約】デフ・ヴォイス(丸山 正樹 著)(★4) 人間ドラマとしても極上のヒューマンミステリー

【書評/要約】デフ・ヴォイス(丸山 正樹 著)(★4) 2つの事件が交錯する社会派サスペンス。人間ドラマとしても秀逸 NHKドラマで映像化

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「デフ・ヴォイス」=「ろう者の声」 丸山正樹さんの小説『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』は、17年前に法廷で耳に障害を持つろう者である容疑者に手話通訳したことがきっかけで、事件に巻き込まれていく、現・・・

【書評/要約】正欲(朝井リョウ 著)(★5) 特殊な性的指向 を持つマイノリティの苦悩を描く。「多様性」「正しさ」について考えさせられる1冊。2023年11月映画公開

【書評/要約】正欲(朝井リョウ 著)(★5) 特殊な性的指向 を持つマイノリティの苦悩を描く。「多様性」「正しさ」について考えさせられる1冊。2023年11月映画公開

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「多様性・ダイバーシティが大切」。現代社会でよく聞くフレーズです。 多様性とは、集団において年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好などさまざまな属性の人が集まった状態のことです。そして、この多様性を大事に組・・・

【書評/要約】ふがいない僕は空を見た(窪美澄 著)(★4) 「性」と「生」。性描写が相当にリアルでエロい。 第8回R-18文学賞、山本周五郎賞 W受賞作

【書評/要約】ふがいない僕は空を見た(窪美澄 著)(★4) 「性」と「生」。性描写が相当にリアルでエロい。 第8回R-18文学賞、山本周五郎賞 W受賞作

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ふがいない僕は空を見た―。 タイトルがカッコイイ。そう思って手に取った本作。タイトルにふらふらと惹かれて、数ページ、読み始めて驚くことになる。その舞台設定と性描写に… 本作は5編の短編から・・・

【書評/感想】宙ごはん(町田そのこ 著)(★5) 冒頭文でストーリーに引き込まれる!愛のこもった料理は辛い人生を支え、人を繋ぐ

【書評/感想】宙ごはん(町田そのこ 著)(★5) 冒頭文でストーリーに引き込まれる!愛のこもった料理は辛い人生を支え、人を繋ぐ

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傷つきながらも懸命に生きる女性たちを描き、多くの人の心をつかんでいる町田そのこさん。 私にとって町田そのこさんの作品は、『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』に続いて2冊目ですが、『宙ごはん』も、前作同様・・・

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