
Amazonで「Kindle本 小説・ライトノベルセール」が開催中です。
小説とライトノベルのKindle本が対象でKADOKAWAや講談社などの対象のタイトル4000冊以上を最大50%オフとなります。
セール期間は3月30日までです。
KADOKAWAのおすすめタイトル
講談社のおすすめタイトル
小学館のおすすめタイトル
おすすめ本:セール対象本
中山七里さんの小説は、時代を象徴するような社会問題をテーマにした作品が多いのが特徴。社会問題にミステリーが重なった社会派ミステリー好きにはたまらない作家さんです。映画化映像化された作品も多いです。
ミステリーとして面白いだけでなく、読んだ後に、テーマとなった社会問題について興味を持って調べてみると、知識も深まります。また、映画など映像化されたものの場合は、原作小説と映像作品の違いを知るという楽しみもあります。ミステリー作品は映画されると、ビジュアル的にセンセーショナルな部分が印象として残りますが、原作小説で読むと、今我々の社会で起こる社会の闇がより深く理解でき、また、人の痛みをより痛切に感じることができます。
護られなかった者たちへ:貧困・社会福祉 セール対象
ドクター・デスの遺産 :安楽死 セール対象
カインの傲慢 :臓器売買、貧困家庭、非行少年 セール対象
ラスプーチンの庭 :民間療法の闇 セール対象
テミスの剣 :司法制度・冤罪
メネシスの使者 :殺人犯・死刑制度
セイレーンの懺悔 :報道と犯罪事件
総理にされた男 :政治
護られなかった者たちへ
特に、「護られなかった者たちへ」は、涙亡くして読めません。映画にもなりましたが、私は映画以上に泣きました。
人の痛みが学べます。是非、多くの人に読んでいただきたいです。
境界線
本セールの対象ではありませんが、「護られなかった者たちへ」の第二弾に当たるのが「境界線」。
東日本大震災の復興の闇を描く社会派ミステリー。東日本大震災が「人生の境界」となった人たちの人生を描いた作品に、心が痛くなります。あの日を忘れないためにも、読んでほしいです。