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対象本は5000冊以上で、小説、歴史小説などが豊富。ビジネス書などもいろいろ揃っています。
キャンペーン期間は3月20日までです。
おすすめ本
以下は、個人的なおすすめ本です。
中山七里さんの本
中山七里さんの小説は、時代を象徴するような社会問題をテーマにした作品が多いのが特徴。社会問題にミステリーが重なった社会派ミステリー好きにはたまらない作家さんです。映画化映像化された作品も多いです。
ミステリーとして面白いだけでなく、読んだ後に、テーマとなった社会問題について興味を持って調べてみると、知識も深まります。また、映画など映像化されたものの場合は、原作小説と映像作品の違いを知るという楽しみもあります。ミステリー作品は映画されると、ビジュアル的にセンセーショナルな部分が印象として残りますが、原作小説で読むと、今我々の社会で起こる社会の闇がより深く理解でき、また、人の痛みをより痛切に感じることができます。
テミスの剣 :司法制度・冤罪 セール対象
メネシスの使者 :殺人犯・死刑制度 セール対象
護られなかった者たちへ:貧困・社会福祉
セイレーンの懺悔 :報道と犯罪事件
ドクター・デスの遺産 :安楽死
総理にされた男 :政治
人の痛みが学べます。是非、多くの人に読んでいただきたいです。
本セールの対象ではありませんが、「3月11日 東日本大震災」から12年を迎えるに当たって、読んでほしいのは「境界線」。
東日本大震災の復興の闇を描く社会派ミステリー。東日本大震災が「人生の境界」となった人たちの人生を描いた作品に、心が痛くなります。あの日を忘れないためにも、読んでほしいです。
日本のいちばん長い日
近代日本の“運命の一日”を描いた不朽の名作。太平洋戦争を終結させるべく、天皇の「聖断」に従い和平への努力を続ける人々と、徹底抗戦を主張して蹶起せんとした青年将校たちを描いた作品。
「日本人は戦争をしない国民だ!」と今の人たちは思っている人が多いですが、それは、米軍に原爆落とされてへこたれて、属国化しただけ。そもそも、戦国時代とか、徳川の時代が来るまで、日本人は土地(お金)を巡って、ずっと戦い、殺し合い続けてきたのです。天皇家が権力を争って戦いを繰り広げた時代もありました。昭和になると、満州事変での侵略で国際連盟に勧告を受け、脱退。「大東亜共栄圏だ!」といってアジアを植民地化しようと次々に兵を送りました。
今は、やれ中国が…ロシアが…と言っていますが、日本も他国に戦争を仕掛けた歴史があります。
コテンパンにやられ、何をどうやっても勝てないことがわかっている終戦日の24時間に何が起こっていたかは知るべきです。これを知ると、ロシア-ウクライナの戦争も、戦争終結がいかに難しいかを垣間見ることができます。
個人的には、日本人だったら読んでおくべき1冊だと思っています。
生涯投資家
「お金儲けして、何が悪いんですか?」
「物言う株主」として日本経済に旋風を巻き起こした村上世彰さんの、波瀾万丈の半生と投資理念を綴ったベストセラー自伝。
半生をつづった本でありながら、投資理念の解説書であり、投資哲学が学べるので、株式投資をしているなら、本でおきたい1冊です。
竜馬がゆく
総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔。
私が人生の中で「本で魂が震える」初体験をしたのが「竜馬が行く」。昔読んで、正直、話の詳細は覚えてはいませんが、本は人をここまで熱くするのか!と本の持つ凄さに強烈に感動したことを覚えています。
夢の壮大さ、しかも実行力、常識にとらわれない豊かな発想、型破りという点で、坂本竜馬の右に出る者は少ない。若い時代に彼の破天荒な生き方に接すれば、ものすごい刺激となることは間違いないです!