300万円を回復したビットコイン。半減期サイクルから今後を考察してみる
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2022年6月18日、前回の半減期サイクルの最高値を下回る価格である18,000ドル(約240万円)台まで暴落した、ビットコイン。
その後、底値停滞をしながらも、現時点では300万円水準まで戻ってきました。

そこでこの機にビットコインのチャート分析を実施。通常のチャート分析、および、半減期サイクルからビットコインの分析を行いました。

また、もっと広い視野でみると、仮想通貨界隈のみならず、世界世情・世界経済などにおいても様々な不安要素が漂っています。再認識の意味も含め、不安要素をメモ的にまとめてみました。

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ビットコイン:チャート分析

ビットコイン日足チャート

個人的に、今、注目しているのは「週足分析」です。
黄色線がバブルピーク、緑線が底値を示しています。

このチャートを見ると、過去もそうでしたが、ビットコインの底値は、200週線がサポートラインとして機能しています。オーバーシュートして200週線を割り込むこともありますが、このあたりになると底値感が出てきて反発を見せています。

一方、一目均衡表を見ると、昨日2022年7月20日に転換線に到達。一旦の達成感から一旦売られています。今後、これを超えて上昇していけるかが、「短期的」なポイントになるとみています。

ビットコイン:半減期サイクル

直近では底値から反発をしていますが、個人的には、今後、ビットコインがどんどん上昇していくという見方はしていません。
ビットコインの価格を読み説くうえで重要な、約4年ごとにやってくる「半減期サイクル」から価格の推移を見てみます。

半減期からの経過日数確認

上記は、2012年、2017年、2020年のビットコイン半減期からの経過日数とビットコインの上昇率を示したグラフです。
以下のスタートのビットコイン価格を「1」とし、そこからの価格推移を対数チャート(ログチャート)でみた図です。

1回目:2012/11/22 1BTC = $12.4 を基準
2回目:2016/07/16 1BTC = $666.32 を基準   
3回目:2020/05/11 1BTC = $8601.4 を基準

これを見ると、サイクルを重ねるごとに、ピークして、山がつぶれたような感じになっていますね。これは、「成長」のセオリーですが、サイクルの前半、550日ぐらいまでの間にピークをつけ、そこから一気に下落していくことはどれも同じです。

そして、1回目のサイクルでピーク後に巣覚ましいバブルがあったことを除くと、750~1000日ぐらいの間が最も暗い「冬の時代」だという雰囲気があり、2022年7月はまさにこの期間にあたって今う。

ネットの分析には、2回目のサイクル(赤線)の状況を鑑みて、ここからもう一段の下げを分析するものもありますが、私にはそれがどうなるかはわかりません。

いずれにせよ、半減期から750~1000日ぐらいは最も厳しい時代であり、その後、1サイクルの最終日までには、過去最高値には戻せないものの、紆余曲折しながら上昇していくのではないかと、個人的には考えています。

チャート分析法について2

仮想通貨のように値動きの激しい銘柄の分析には「対数チャート」だからこそ見えてくるものもあります。対数チャートで分析をするメリットは以下の記事にてご確認を。

サイクル毎の最高値・最安値

下表は、3回のサイクルにおいて、「最高値」「最安値」をつけた日の経過日数、BTC価格、BTC価格の基準日からの倍率をまとめたものです。
なお、3回目については、2022/6/18を底値の暫定値としてまとめています。

最高値最安値
サイクル1回目2回目3回目1回目2回目3回目
※暫定
経過日数378519547457883769
BTC価格$1,237.60$19650.01$67582.6$111.60$3183.0$18948.8
BTC価格比99.81倍29.49倍7.86倍9.00倍4.70倍2.20倍

仮想通貨市場を取り巻く不安要因

仮想通貨市場における不安要因

さて、ここまでは、ビットコインのみを見てきましたが、投資をする場合には、その他、広く世界経済・世情を見ておく必要があります。
ここからは、もっと広い視点で、投資の不安要素を、簡単に列挙します。

■世界経済の停滞・失速
特に米国経済の鈍化、株価暴落などで、すべての市場が下落する可能性
個人的には、これが最も怖いです。

■ウクライナをはじめとする地政学的リスク

■環境問題配慮の視点からの悪影響
BTCマイニングへの批判的意見は、何かをきっかけにささやかれ市場に悪影響を及ぼす

■ステーブルコインにみられるような通貨に対する信用失墜による市場崩壊

■世界的な仮想通貨に関する規制強化

仮想通貨投資で忘れてはいけないこと

仮想通貨投資で忘れてはいけないこと

仮想通貨は、動くときは、上にも下にも一気に動くということです。

頻繁にトレードをする仮想通貨の中の人になると精神を病んで、イライラしたりウツになったりするので、一定の距離を置いていますが、それでも、変化の兆しに気づいたら動けるように口座の準備、投資資金の準備をしておきたい。冬の時代に始める積立投資も、後になってみると、やっていてよかったとなることが多いでしょう。

ぼやぼやしていると、比較的安い価格で仕込むチャンスを失うので、度胸も必要です。ある程度納得ができる安値で仕込んでおくことができれば、長期で保有するための心理的余裕も生まれます。

なお、私自身は、現在は、レンディングで淡々と金利相当を受け取ることで、数量を増やすことに努めています。

最後に

今回は、ビットコインのチャート分析、および、現在、仮想通貨市場だけでなくグローバル金融市場にある不安要素をまとめました。
あくまでの私の分析であり、見る時間軸によって見方は大きく異なります。こんな意見もあると、見ていただけますと幸いです。

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