
大きく下落した5月の金融市場。
コロナからの景気回復による米国経済への強気相場の一旦のピークアウト、米国株はインフレ懸念、Sell in May、ヘッジファンドの45日ルール、タックスリターン期日(5月17日)への警戒などから大きく下落。仮想塚市場はその他要因も加わり、さらに激しく下落。ビットコインは最高値から半値まで下落しました。
これら金融市場の大きな急変後における、私の相場観・基本投資方針・ポジションなどについて、株式、FX、仮想通貨別に現状をまとめます。
目次
株式
株式市場に最も大きな与えるのは米国株式。それ故、米国株式の今後の方向性をベースに株式投資の投資戦略を立てています。
米国株式・経済の基本的投資戦略
今、私は、米国株式・経済に対して、次のような考えを持っています。
・5月に米国株式が崩れても、今後、米国経済は回復してく
・これまで進行してきたインフレは一旦一服
・ただし、2021年3月から始まった力強い米国景気回復相場は一旦終わった
・上記により、物色される銘柄も一部は変化する
・本当に怖いのは、失業率が回復した後のFRBの方向転換(金融緩和縮小)
GW前~現在のポジション変更
私は5月12日の記事にも記載した通り、4月の後半の時点で「5月前半相場は売り目線」。次に買い増すなら、米国株式指数が急落するタイミングか、或いは、5月15~17日以降に様子を見ながら…という姿勢でマーケットの様子をうかがっていました。
そんなところに5月11日に大きな下げがあったので、ドデンして、5月12日に複数の銘柄を購入。
結果的には、買い出動するには早すぎて、さらに下落し、一時、顔が青ざめ😱ましたが、タックスリターン期日(5月17日)を過ぎて、一旦の底をつけたように思います。そこで、昨夜5月20日、米国株式市場が開けてから、追加の個別株を購入しました。
現在の株式ポジション
現在のCFD株式ポジションは以下のようになっています。
◆5/12に購入
・ナスダック指数(米NQ100)
・日経平均指数(日本225)😰
・米ダウ(米国30)
・Facebook
・Amazon
・テスラ😰
◆5/21に追加購入
・ナスダック指数(買い増し)
・日経平均指数(ナンピン)
・スターバックス
・Twitter
・ボーイング
・AT&T
保有銘柄:購入の理由
上記保有銘柄について、購入した理由をまとめておきます。
最も投資額が大きいのは「ナスダック指数」
もっとも大きなポジションを持ったのは「ナスダック指数」。
米国10年物国債の金利の上昇がいったん止まり、また、ドル円もドル高→ドル安に転換した雰囲気があるだけでなく、ダウ、S&P500より下落期間が長く、下落幅の大きいので、他よりも反転力があると判断したためです。
判断ミスしたかなと思うのは「日経平均指数」と「テスラ」
日経平均は私の想定上に弱かった…そのため、まだ含み損。追加買いしたのも平均買値を下げるための「ナンピン買い」です。やっぱり、日経平均は米国株式指数より持続力がない…今後買うときは注意しよう…
テスラは…もし、BTCの消費電力問題の発言後だったら、買ってませんでした…同日買った、Facebook、Amazonはプラスですが、テスラはまだまだ含み損です。
追加で購入した個別株:購入理由
追加で購入した個別株は、5月前半の下落で、一定幅の下落をしています。それにプラスして、以下の理由で購入しました。
コロナワクチン普及に伴う外出増で恩恵がありそうな銘柄
Twitter:
4-6月の売上高見通みが低く失望売りで大きく下げていたので反転狙い
AT&T:
5/18、メディア事業分離発表で、減配を嫌気した売りで急落。その反発狙い
スターバックス、ボーイングは、4月に一旦手放した(利益確定した)銘柄です。引き続き、コロナからの回復で恩恵アリと判断し、値下がったところで買い戻しました。
なお、同タイミングで利益確定した金融株、オイル株は、あまり上昇力がないと判断して買い戻していません。
今後下落するなら、再度買い直したい「金」
金は、デジタルゴールド「ビットコイン」と全く異なる動きで、上昇をしてきました。BTCが半値まで下落で一旦底が入ったかなぁと思ったので、リアルゴールド「金」はポジションを決済。
ただし、コモディティは今後も強いと思うので、押し目を作るようなら買いたいです。
ただ、押し目を作ることなく上げていきそうな雰囲気です…

【参考】私が株式銘柄のスイングトレードをCFDで売買をする理由
私が株式銘柄をCFDで購入する理由はいろいろあります。
※前提として数週間~数ヵ月のスイングトレードが前提
- 日中の値動きにとどまる株式チャートに比べて、ほぼ24時間チャートとなるCFDのチャートの方が、マーケットの様子がよくわかる。
- 相場は夕方~夜間(欧州・米国)の時間帯に大きく動くので、この時間に取引できる環境が欲しい
- 少ない資金をレバレッジをかけて投資できる
- GMOクリック証券のCFDの場合、ポジションを建てる時場合は、ロスカット設定がセットなので、ずるずると含み損ポジを抱えて沼に沈むことがない(ポジションが間違っている場合は、損切り発動)。一旦損切りされれば、気持ちを改め、次のチャンスを狙いに行ける。
- 金、原油などのコモディティも1口座で買える
- 恐怖指数VIXも買える
一つ口座を持っていると非常に重宝します。確実に運用の幅が広がります。
オススメはGMOクリック証券【CFD】
FX
これまで、米国10年物国債の緩やかな金利上昇を予測して、ドル円の大きめのポジションを持っていました。
しかし、現在は金利の上昇は一旦ストップ。さらに、「ドル安」という言葉をよく見かけるようになりました。
方向感がつかみにくいので、ドル円はすべて決済しました。
その他ポジションをわずかに持っていますが、大きな方向感が見えるまで、一旦お休み😴モードです
仮想通貨
基本的にガチホで挑んでいる仮想通貨は、大きな決済はしていません。DiFi用の資金調達のため、一部、コインをSwapしているぐらいです。
正直、ここまで市場が悪化するとは呼んでいなかったので、何の対策もできぬまま下落してしまった…という感じです。
上図の通り、ビットコインは、直近高値から45%強の下げ、最高値からは50.44%の下げとなりました😱
基本方針:重要な通貨を淡々と増やす
今現在も、「ビットコイン(+イーサリアム)の枚数を淡々と増やす」という基本方針は変えていません。
入金投資法はほどほどに、レンディング・ステーキングで時間×金利で増やす方向で、枚数UPを目指してます。
DeFiで増やす
現状、ハイリスクながら、驚くほどのリーターンも散見されるDeFi。先駆者のみが享受できる「うまみ」がこの市場にはあります。広がってきてはいるとは言え、まだ本格的に運用を始めているのは先駆者のみ。そこで人に先んじて経験を積んでおくことは、今後を考えても大きなアドバンテージになると考えます。
このDeFiについては、各パブリックチェーンの中核となるトークン(基軸通貨、および、中核プロジェクト)への投資に注力して、枚数を増やす方針としました。つまり、王道銘柄を押さえていく投資です。
なお、私は、イーサリアムチェーンは完全に乗り遅れ、バイナンススマートチェーンはかなりな後発。これらのチェーンの中核はあまり押さえられていません。
故、3,4番手と思われる、solona、Fantomのチェーンは早々に中隔と思われるプロジェクトの運用を始めました。
次期Uniswap/Pancakeswapは是非とも押さえていきたいと思います。
この辺については、長くなりそうなので、別記事としたいと思います。
最後に
今回は、現状の私の投資法・戦略について、まとめました。
考え方、および、失敗が参考になれば幸いです。